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なんだか微妙に強引な部分もなくはないんですが、御手洗シリーズはこれでいいんです!と自分を納得させつつ一気読み。分かっていながらも、諦めかけていたところに星籠が登場するシーンはウルっとしました。映画を観ているかのようなベタな展開ですがこれでいいんです!感動です!そして今回これを機により一層瀬戸内海や福山、鞆やその周辺の歴史にも興味を持ちました。いつか旅に行ってみたいです!
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映画までになんとか読み終わったけど、映画キャストをみると登場人物とか、変えてあるとこあるし、探偵役石岡くん不在のようなのって、どうなんだろうか…。探偵役にはワトソン君必要でしょうに。
玉木さんと、鞆と福山を見に映画館にはいくけどね。
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全体的にとても読み易く、色々な話が混ざり合って
とにかく飽きさせない。
こんなバラバラの物語がどこでつながるのだろう?
と期待感を持って読み進められるのも良かった。
ガソリンの焼死女性の話が、もっと絡んでくるのかと
私の女の部分がとても期待したのだが、そこはあまり食い込んではこなかったのがちょっと残念(^-^;
しかし、御手洗先生の話では、今まで読んだ中ではこれが一番面白かった。
榎木津礼二郎も好きだが、こういうタイプ好きだなぁ(*^-^*)
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事件の真相は半ば予期していたものの、読み進むには辛いページだった。できればこの予想は当たらないでほしいとさえ思った。
それを耐えてたどり着いた星籠の意味が解けるシーンは、孤独な二人が通わせた心情も相まってせつない美しさでいっぱいだ。最後まで読んでよかった。
星籠の海が奏でる音楽は鎮魂歌なのかもしれない。
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話全体の謎より上巻の小坂井くんの章が回収されたところが面白さのピーク
急に話がえげつなくなったので少し読むのが苦痛になった
御手洗さんは昔の方が変人で面白かったな〜
石岡くんはますます何故いるのか分からない
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御手洗潔シリーズ。
推理小説ではなく、犯行を客観的な視点や犯人の支店などから描写していく手法で描かれている。
本筋となるものが2つあり、1つは新興宗教の罪を暴くもので、もう1つは題名にある星籠という江戸時代にあったとされる文献にあるものを探る話。
御手洗シリーズを最初から読んでいる者にとっては、石岡くんと御手洗潔の掛け合いの面白さにも不満があるし、御手洗潔のキャラクターにも何か違和感がある。
どんでん返しがある訳ではないし、何か物足りない感がある。 が、最後に星籠が現代に蘇るり活躍している部分は爽快感があって良かった。
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【あらすじ】
織田信長の鉄甲船が忽然と消えたのはなぜか。幕末の老中、阿部正弘が記したと思われる「星籠」とは? 数々の謎を秘めた瀬戸内で、怪事件が連続する。変死体の漂着、カルト団体と死体遺棄事件、不可解な乳児誘拐とその両親を襲う惨禍。すべてが一本の糸で繋がる驚愕の真相を、御手洗潔があぶり出す! 二〇一六年六月四日公開、玉木宏主演映画『探偵ミタライの事件簿 星籠の海』原作
【感想】
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女性が「えーっ」というシーンがやたら目立つ
トリックと逮捕劇の話がうまくつながっていない気がする
船のシーンはコロンボ調
分厚いけれどサクサク読む
宗教出せば結構強引でも話が進む??
瀬戸内、福山や鞆が舞台
映画化されたみたい。評判は今一つ
たぶん見ないでしょう
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大風呂敷を広げて、回収できずですね。
終盤までは良かったのに、なんだかすっきりしない終わり方。
出てくる女性のうっとおしさだけは流石だと思いました。
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イヤミな程に無敵の天才ぶりを見せる御手洗潔はともかく、忽那社長と智弘少年のストーリーは切り離しても読ませる内容かな。星籠を見せること、水軍の如く戦に向かうシーンは染みるところがあります。故郷を愛する島田氏の意気込みも感じられる作品でした。
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様々な人間模様が描かれていて たが、少し描かれ過ぎだった様に思う。千早と茂の東京のシーンは特に必要なかったのではないか。しかし、瀬戸内海、村上水軍を背景とした展開は興味をそそられ読書が進んだ気がする。もう少し御手洗がどう推理していくかを描けると良かったのではないか。
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数々の難事件が続出する瀬戸内の港町・鞆。名探偵御手洗潔が驚愕の真相を炙り出す。
御手洗シリーズはこうでなきゃ満足できない。小さな辻褄の矛盾は気にならないというか、気にしてはいけない。壮大なスケール感が波のように押し寄せる。村上水軍の秘密兵器が五百年の時空を超えて奇跡を起こすなんてストーリーは、島田荘司さんにしか書けません。
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村上水軍と信長の戦いがあった事、知らなかったから、戦国日本の歴史も知れて楽しかった。
御手洗さんが、いつもより普通な人だったなぁ〜
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このミス2014年版9位。この人の話はとにかく仕掛けがでかくて、あんまり人物描写とか現実性とか気にせずトリックで読ませる本格ミステリーなんだけど、この本もそんな感じです。四つぐらいの話がパラで進行して最後に全部結びつくのだけど、一つ一つがちょっと長すぎ。ただ分量ある割りにはおおざっだし冗長で退屈。大学の先生が同僚の女性を助けるために殺人しちゃったあとに逮捕されるとこなんか非現実感がはんぱないです。まあ、全編そんなこんだでしんどい。大体上下巻に分かれてるやつはそれだけで評価は2点から開始するぐらい長いの好きじゃない。自分は中高生のころ友達の親戚の家が鞆の浦にあったので4,5年間は毎年同級生の軍団で鞆の浦に遊びに行ってたのですごく興味深かったんだけど、上巻の半分ぐらいで先を読み進めるのが苦痛になってきました。さすがに、下巻の後半はぐいぐい読めたけどやっぱり展開が雑すぎますね。あと、若い人、特に男女の会話にすごく違和感感じるんですけど。今風の男女の軽妙な会話を描写するには少しお歳を召されすぎてるのでは、なんて思ったりする。
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下巻。上巻の風呂敷のたたみ方がかなり美しく、この辺は筆者のミステリ作家としての実力が垣間見え、すごいな、という感じ。星籠の正体はストーリーをきちんと読んでいくと読めてくるので意外性が薄いのが少し残念。"和製シャーロック・ホームズ"御手洗潔の活躍は、他のシリーズ本も読んでぜひ堪能していきたい。