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没我适合的故事。好的,不好的是我決定了。彼女有天資了:自己做保护,还是自己打伤害都只结果自己。
網岡無為的脳髄:隐私用途软盘。
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私の評価基準
☆☆☆☆☆ 最高 すごくおもしろい ぜひおすすめ 保存版
☆☆☆☆ すごくおもしろい おすすめ 再読するかも
☆☆☆ おもしろい 気が向いたらどうぞ
☆☆ 普通 時間があれば
☆ つまらない もしくは趣味が合わない
2017.6.16 読了
久しぶりにギブアップ。
私には合わなかった。
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6つの短編集。猿の火熾し習慣が全国に広がる。普通に匙を曲げて工芸品。脳の局所破壊治療。ホスピスでの殺人。
第三者的、科学史家的、ジャーナリスト的視点から、現実・虚構ないまぜに俯瞰的に書かれていて、今までにあまりなかったテイスト。
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SF、なのだろうか。ジャンル分けが難しい小説。
6つの短編は、共時性、スプーン曲げ、オーギトミー療法、言葉による水の浄化、プラセボ効果、ティッピングポイントといった、科学とオカルト(?)の境界にあるトピックを軸に展開する。
主人公は記者で、最初の方はまったくの語り手に徹しているが、話が進むにつれて当事者として巻き込まれていく(もしくは踏み込んでいく)。
ドライな感じで話が進み、終わっていくように見えて、突き詰めて考えれば深く含蓄のある台詞や一文が、物語にくさびを打ち込んでいる印象。
人の心の機微を丁寧に描く小説が好きな人にはアレかもしれない。が、枠組みの見事さがすごい小説だな(枠組内に読者がいろいろと詰め込める)と思った。
あと、サブタイトルの英訳が、いいと思った。
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初めて読んだ宮内悠介さんの小説でした。
あまりに好みなので鉱山の中で宝石を発見した気分になった。
テーマにしている疑似科学は昔『トンデモ本の世界』とかを好んで読んでいた私には懐かしく、ミステリ仕立てにしたお話の謎は魅惑的で、おまけにほのかな恋愛風味も。このさじ加減が絶妙でした。
ずっと読み続けたい作家さんがまた増えました。
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最近好きな宮内さんの短編集。
少し難しい言葉なども多いけど話自体はそんなに長くないのでSF初心者にも読みやすいかと。
ただし、それほど面白かった!と言う話はなかったかなぁ・・?
個人的にはオーギトミーの話が一番良かったかも。まぁ僅差ですが。
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最後に分かったが連作短編なんやね。連作と分からずとも独立して十分面白い短編集。
SFっちゃ、SFなんだが、現代日本の世相を皮肉に切ってる作品でもある。かつては筒井康隆なんかがこの手の作品を次々出していたもんだけど、いつになっても人間ってのは、バカなことをしているもんだなぁと。(まぁ自分も十分その一人だが)
「野菜を育てる時クラシックを聴かせました」とか「鉢植えサボテンに毎日挨拶してたらいきいきして…」とか、そういう話なら聴いてほのぼのできるし、「植物に聴覚はない」とか言うやつには「野暮やな」とも思えるが、ここに金儲けが絡んでくるととたんにうさん臭くなる。「水素水」なんかがそうやね。
「水神計画」を読んでそれを思い出した。鰯の頭も信心から~は自分にだけあてはめればいいのであって、人に強く勧めたり、まして金儲けの道具にしようとした途端、詐欺の臭いが漂うものなんだなと。
気をつけよう。
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筆者の作品は『盤上の夜』以来読んだけども、遥かに読みやすくなってたな…。
でもやっぱSFってか…難しい…。でもわりとメンタル重視ってーか…ううん…。
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疑似科学をモチーフにした連絡短編集。物語を楽しんでいるうちに衝撃的なテーマが現れ、心揺さぶられてしまった。構成もまとまっており、それぞれの作品というよりは本全体を読み返したい気持ちになった。
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摩訶不思議なSF短編集。
「ヨハネスブルグの天使たち」でも怪しい文体に引き込まれたが、本作も曖昧なSFのようなオカルトのようなミステリのような。
標題の「彼女がエスパーだったころ」の彼女が他の短編にも顔を出すが、別に狂言回しの役どころでもない。
それどころか仄かに恋愛の匂いを振りまいてくれる。
いいですねぇ、「沸点」ラストの台詞「来ちゃった。」
この曖昧さ加減にトドメを刺すような甘い一言。
及川千春に会いたくなります。
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擬似科学を扱いながら、文化について考える。
佛点 水が気体になる沸点=社会の20パーセントを超えると変化する閾値 を意味しているが、佛点 である意味は何だろう。今までの社会が変わって、佛=悟った世界になる?? 連作として再読したが、千晴 の存在だけしか読み取れず。
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面白かったです。単独で読むのは初めての作家さんでした。
連作短編集だとは途中まで気が付きませんでしたが、主人公はなかなかヘビーでした。
科学的なことを扱いながら、物語は人の心理的な面に焦点を当てていくところが不思議で好きでした。
「百匹目の火神」「水神計画」「薄ければ薄いほど」が特に好きでした。何かにすがらなくてはならない、人の弱さを感じました。
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著者の作品を初めて手にとったのだが、ぼくの「こんな小説が読みたかった!」が完全に具現化されていて、本当に面白かった。
文体もリズムも非常に好み。
以下、収録作。
「百匹目の火神」4
「彼女がエスパーだったころ」5
「ムイシュキンの脳髄」4
「水神計画」4
「薄ければ薄いほど」5
「沸点」4
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短編連作集。
日常の中の、科学では説明できないこと、確かめようもないことを、問うていく。対峙する人間の姿勢も、問われている。
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初めて宮内悠介さんを読んだ。かなり理性的な頭脳明晰な文章だと思った。また別の本を読んでみたいと思った良作短編集。