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ものすごく読みやすいです。
展開がスムーズで、かなりすらすら読めますね。
筆者の思いもすごくわかりやすいです。
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暗い、後味が悪いパターンかと思いきや料理・風水・六曜・青春など色々取り混ぜ、新たな作風でスラスラ読めた。最後はハッピーエンドでこんなのも書けるんだ!と感服。
六曜に合わせた定食の、凶とされる仏滅や赤口には厄を跳ね返す赤飯、急ぐことが吉の先勝には早く食べられる麺類、静かなことが吉の先負には音を立てずに食べられるお造り、吉日の大安や友引には、幸運がより大きく育つよう野菜を。
仏滅がもっとも不吉に思われているが、「物滅」ともされ、物が一旦滅んで新たな物事が始まるから「大安」より物事を始めるにはよい日という解釈もある。
友引はおめでたいことが広がる日で、祝い事関連の贈り物を準備したり送るのに良い、がなるほど。
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自殺をするなら「大安」に。大安に始まって大安に終わるファンタジーミステリー。女子高生の瑠璃は父を殺したのは継母だと思い込む。自分の死によって、継母の罪を暴露しようとするも失敗。そこで幽霊の裕章と出会い二人の真実探しは始まる。六曜、風水を信じる瑠璃。何事も中庸というものが必要だ。六曜や風水。「信じる者は救われる」のかもしれないが、生活全てをこれらに頼りすぎるのもがんじがらめになってしまう気がする。スカッと裏切られるラスト。瑠璃の中の蝶の羽は開く。ミステリーなのに青春を感じた一冊。中高生も読んで欲しい。
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六曜を下地に、父の死、義母との関係もしくは真実の追求、他人との関係に四苦八苦する高校生のお話。
ちょっとご都合的すぎるな…という面もありますが、明るい終わり方で良かった。
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最近お気に入りの秋吉さんの最新作。父親を義母に殺されたと考えた娘が、義母の犯罪を告発するために、自殺を行うが、失敗して幽霊の男の子に助けられる。男の子のアドバイスを受けながら、義母の犯罪を証明しようと行動する。
いかにも、娘の思い込みそうな展開で、どこかにどんでん返しがあるのかと思ったらそのまま終盤へ。そして、思いもしないところにどんでん返しが、待っていた。秋吉さんらしくないハッピーエンドもある意味、どんでん返しか?
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「美しく強かな継母が父を殺した」
父の死後、生命保険金と遺産、そして順風満帆のビジネスを引き継ぎ、生き生きと活躍を始めた継母の姿に、女子高生の瑠璃はそう確信する。
けれど誰にも信じてもらえない。
天涯孤独となった瑠璃は、死をもって継母の罪を告発するため、自殺の名所と言われる山奥で首を吊ろうとし―そこで幽霊の裕章と出会った。
彼は継母の罪の証拠を見つけようと提案する。
期限以内に見つからなければその時死ねばいいと。
今日から六日後―それが瑠璃の自殺予定日となった。
すべての予想を裏切る、一気読み必至の傑作ミステリ!
(アマゾンより引用)
やられた( ´ー`)
まさかこんなお話だったとは…
この内容にしてこの爽やかな読了感( ´ー`)
はぁ~…
大好き、秋吉さんの書くお話
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暗くて重い話だと思ったら意外と軽かった。れい子さんについては予想してた通りでハラハラ感はなかったです。傑作ミステリと紹介されてる割にはミステリ要素がほとんど感じられなかったですが、瑠璃ちゃんにとっては前向きな終わり方で良かったかなと思います。
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タイトルからして、怖いと感じたが、意外と読みやすく、爽やかな読後感である。風水や六曜の意味に基づき、行動している、瑠璃だが、それが行き過ぎで学校のクラスメートとぎくしゃくしてしまう。六曜の意味にも、自分の知らないこともあり、そこは新たな知識となったと感じる。瑠璃が幽霊だと思われる人物と出会い、怖い話だと感じるが、大安から始まり、最後の大安の話は意外な展開で、良い方向へ向かっていったかなと思う、面白さであった。瑠璃と友人との関係が良くなりつつあるので、これからもそうあって欲しいと思う。
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思いのほか「ハピミス」(イヤミスの反対のつもりで使ってみました)でした。本当に父親は義母に殺されたのか、って探るあたりもドキドキで、最後対決?の部分もどうなることかと思いきや…。風水面白そう。
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結末が気になって一気読みしました。秋吉さんの作品は自分に合っているのか、いつもページをめくる手が止まらなくなります。この作品は、レビューとか一切見ないで読むのが一番楽しめそう。暗黒少女みたいな雰囲気を求めている人には合わないかもしれませんが…。話の本筋とはズレますが、六曜に合わせた日替わりランチが面白そうだと思いました。実際にそういうものを出しているレストランやカフェがあったら行ってみたいです。
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幽霊にはあんまり騙されなかったけど、継母は結構どんでん返し。そうきたか!でもハッピーエンドでよかった。タイトルからして(かつこの作者の感じからして)もっと暗い終わりかと思ってたので。意外に後味よかった(*´꒳`*)
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初めての秋吉作品。
読みやすく、すっと物語に引き込まれ、一気に読んだ。
設定が甘いというか、そんな無理なことある??と言いたくなる場面もあるが(実家にこっそり忍び込んで証拠探しをしているのに、正午にはキッチンで持参した昼ごはんを食べるとかどんな神経なんだ)、六曜や風水を折り込んだ話はとても面白かった。
中盤あたりで、義母の本心や実父の死の真相などが分かったが、少年の正体は分からなかった。てか、急なファンタジーで興ざめ。そこだけがもったいない!
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暗黒女子とは全く違ってこれはこれで面白かったし、元気になれる話やった。
次はまたドロドロしたのも読んでみたい
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期待してたのに微妙なオチ・・・
途中に出てくる男の子とか明らかに幽霊じゃないし結局自殺しないし母親と和解するし残念
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不吉なタイトルの割には前向きになれる作品。
最終的にはハッピーエンドで良かった。
さらっと読めました。