紙の本
ちゅどーん
2016/12/05 23:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Zero - この投稿者のレビュー一覧を見る
まさかの超展開。最後にカトーの正体がわかる展開はおもしろかったけれども、全部ぶっとばしてしまったので次巻できれいにおちるのか非常に心配。あと『まめたん』『この空』と同じ世界での話だったのね。『宇宙人相場』は出てこないのか?
投稿元:
レビューを見る
政治家が真剣にゲームについて議論してるってのも世も末ですが、終盤のこの展開は予想できなかった。ゲームと政治、関係なさそうだけど、ゲームだって人が集まれば政治が必要になるんだよね。
投稿元:
レビューを見る
まさかこんな急展開エンドを迎えるとは…!
凡百のバーチャリアリティゲーム物とは次元が違う。
なろうで小説読んでる暇があったらこっちを読むべし。
投稿元:
レビューを見る
「1」にくらべて文体がこなれていて、読みやすくなってました。ナイス!
・あらすじ(ネタバレ)
リアルワールドでは、現役の首相であった、GENZ、ワサビのゲーム仲間カトーがこの巻の主役。
GENZがいた頃より大分世代が経ったにもかかわらず、ワールド内の社会構造は、奴隷制が当然のごとく定着している。さらに、カトーの懸念は、GENZのように意識データをセルフ・クラフト内に持ち込んで永遠に生きられるとすれば、権力者の権力の固定化を招き、結果として独裁政治を敷きやすくなるのではないかということ。それはなんだかよろしくない、ということで自らの信じる民主主義の布教活動を行うことにするカトー氏。
ちなみに、独裁者は妙な布を被った男。
一方で、リアル世界では、セルフ・クラフト内に意識データを移せば、もはやリアルは不要という極端な思想が一部(アメリカ)に蔓延。日本からのサイバー攻撃でアメリカ大統領のAI妻が死んだということで、報復のために日本へ核攻撃をするアメリカ。そこから核の報復合戦の連鎖が始まり、全世界全面核戦争へと発展。リアルワールド終焉。
優秀な公設秘書がいれば、セルフクラフト内でもAIに民主主義を広めることができるんじゃないかとカトーは思うのであった。
実際は、半妖マイドンの功績で民主主義が根付くようになる。おしまい。
投稿元:
レビューを見る
SF。ファンタジー。ゲームと政治。
メチャクチャな展開なのは確かだが、もしかすると傑作かも。
こんな未来も全然あり得ると思うし、この程度の技術は早く実現してほしい。