投稿元:
レビューを見る
グローバリズムがもたらしたものは何だったのか。
企業、投資家が競いたくなる新しい指標は何だろう。
1%と99%の格差や再分配について知ることから。
投稿元:
レビューを見る
増補版というように、以前に出版されているものだ。堤氏の得意なネタ。米国追従である限り、嘘をつかざるを得ない状況だ。
投稿元:
レビューを見る
何ということだ。これらの情報を、今まで知らずにいたなんて。政府は真実を教えてくれない。平気で嘘を流す。テレビや新聞の情報を鵜呑みにするのは危険。というか信じちゃいけない。他国の情勢が不安定だとか、政府が国民を騙してるとか、他人事と思っていたけれど、日本は政府が国民をコントロールしているわけがないって思いこんでいたけれど、日本も他国と変わらない。変わらないどころか、もっとひどい。本当にひどすぎる。でも国内にいると、それに気づかない。洗脳されているから。どれだけ極悪非道なのかがわからなかった。
先に同じ道をたどってきた他国の歴史に学びながら、日本の現状を知ることができる。今起きている問題は、国と国の話ではない。グローバリズムというのは、金が全ての商人の世界観。金の前には命なんて無価値に等しい。金を持つ商人が政府を、メディアを支配下に置き、コントロールしている。お金の流れを見れば、表面だけでは分からないことが見えてくるという教えは、とても参考になる。正しい情報に触れることができ、目が覚める思いです。
投稿元:
レビューを見る
「ルポ貧困大国アメリカ」等、主にアメリカの現状を取材している著者の、日本への警告書。
執筆は2012年といささか古いが、タイトルに示された言葉は、その蓋然性がより増すばかり。
3.11を例に、国民がパニックになって国民の眼が政治からそれている時の政府には気を付けるように。国民のためにならない政策がいつの間にか成立していることがあると。
コロナの現今も、同じことがいえるだろう。
執筆当時日本が参加表明した、TPPについて論じ、報道ではあまり眼にしなかったISDS条項の危険性に紙数を割いている。
世界中のどの国もISDS条項の裁判に勝ったためしはないと。勝つのはいつも国籍企業だそうだ。
グローバリゼーションで恩恵を受けたのは、多国籍企業だけ。そして、グローバリゼーションの波はメディアにも押し寄せている現在、ニュースを見る場合も立ち位置の違うメディアの内容を見比べて真実に近づく必要がある、と著者は強調する。
外国のジャーナリストたちに取材し、著者が導き出した答えは、
「大切なのは一つの情報を鵜呑みにせず、多角的に集めて比較し、過去を紐解き、自ら結論を出すこと」
増補版では、マイナンバーについても批判の手を緩めない。
「政府は必ず嘘をつく」という言葉は決して誇張ではなく、カギとなるのは知識より、相手側の意図を読みとる想像力と直観力だろうと、最後に述べている。
投稿元:
レビューを見る
2021年末の大掃除で発掘した本です、この本は2021年の間に読む本の様ですね。読みかけになっていたために、評価は「★一つ」にしております。内容が不満足だったわけではありません。
2021年12月29日作成