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紙の本

こんな仕事もあって、そんな仕事をしている女性がいるのだということがよくわかった本だった

2010/08/22 16:07

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る

アニメーションが、ともかく大勢の人の力を必要として完成するものだということは、今でこそジブリや宮崎駿の制作現場がテレビで取り上げられたりして多くの人に知られるようになったとは思う。それでも実際にどんな仕事があり、どれだけの人数がかかわるのか、さらにそのかかわっている人がどんな人なのかなどということは、私たちには知る由もないところである。
そんな中、アニメーション制作のうち「色彩設計」という仕事を続けてきた人の話だなんて、誰が読むのだろう。それが一冊の本になってしまうというのは、ただただジブリの名前の大きさなのだろうなあ。ご他聞にもれず、私もジブリの「色彩設計」だからこそ読んでみたのだけれど。
ジブリの宮崎駿や高畑勲と共に長年アニメーションの仕事に関わってきた保田道世の、主に東映動画入社から『もののけ姫』制作までの半生を追ったもので、著者はフリーライターだそうだ。
ここで書かれているのは、日本のアニメーションの歴史ではあるのだけれど、「プロローグ」で、
「アニメーションづくりには、様々な工程があるが、色彩設計や仕上の仕事は重要な一翼を担っていても、華やかなスポットライトを浴びることもなく、見過ごされがちな部分だ。そういうところで、縁の下の力持ちとして、三十五年以上仕事をしてきた女性はどんな人なのか。昭和三十年代の初めから働き続けてきた女性として、何を考えてきたのか。アニメーションの色彩設計や仕上とはどんな仕事なのか。日本のアニメ界を代表する監督になった高畑勲、宮崎駿と過ごした日々はどうだったのか。この本では、保田さんにスポットを当てて、もう一つの女性史、もう一つのアニメーション史を探ってみたいと思う」
とあるように、知られざるアニメーション史であるし、アニメーション制作というやや特殊な仕事ではあるけれどもその中で女性が仕事をするということを体現してきた人の歴史を知ることができたと思うし、それを十分知ることができるような丁寧な文章だった。
作品としては、東映動画の『太陽の王子 ホルスの大冒険』から始まり、テレビ番組の『アルプスの少女ハイジ』『未来少年コナン』『赤毛のアン』、ジブリ映画の『風の谷のナウシカ』『天空の城ラピュタ』『火垂るの墓』『となりのトトロ』『魔女の宅急便』『おもひでぽろぽろ』『紅の豚』『平成狸合戦ぽんぽこ』『耳をすませば』『もののけ姫』といったところだ。特にセル画アニメーションの場合、普通の映画と異なり様々な色もただ撮影すれば映るというものでなく、自分たちで作り出さなければならないところの苦労、困難などが淡々とではあるけれどきちんと書かれていて、これまで知られていた「原画」「作画」「背景」などという仕事との違いがわかった。
また、ある種日本のアニメーション制作は非常に過酷な重労働であるのだけれど、その中で女性が「自らの仕事」を模索し、見出し、確立していくところは、一個人の特殊な仕事ではあるけれど「女性史」としても十分読むことができた。「色彩設計」という仕事そのものが、この保田さんや高畑、宮崎監督らが作り出した仕事でもあるという意味でも貴重な人の経験談であるだろうし、そのような形ででも女性が仕事をすること、仕事を続けていくことを実現していったという点で女性が仕事をする意味を考えさせられるのではないか。

そんな中身ももちろん充実しているのだけれど、そしてジブリ関連本であるからではあったのだけれど、実はこの本の装丁もずいぶん気になるいいカバーだと思う。ここに描かれているサンのこの顔、表情を作り出す一部を「色彩設計」という仕事が担っているのだということが、本を読み終えて改めて感じさせられる装丁になっている。

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2013/05/02 02:56

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