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これほど過酷なのにどうして成し遂げようという人がいるのか…。
アムンゼンの旅程を思うと、スコット隊のあの苦労がいたわしく思える。
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南極点初制覇を争ったスコットとアムンゼン。そして、南極大陸初横断を目指したシャックルトン。
スコットとアムンゼンのあまりの違いに驚く。
スコットと同じく成功はしなかったけれど、生還できたシャックルトン。結果だけでは推し量れない何かを考えさせる。
マキさんのマンガが、ホッと一息つける。
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図書館で借りて読んで、ほしいなと思っていたら、折よく傑作集入りしたのでさっそく入手。
前半は南極点を目指したスコット隊vsアムンセン隊の競争、後半はシャクルトンのインデュランス号漂流の顛末(この後者を絵本にしたのがこの秋岩波書店から出た)、三者三様の極限サバイバル。100年前のセピア色の写真や挿絵と要領よくまとめた文章、それに息抜きのマンガ「ナンギなたんけんたい」で構成。
以下は月刊絵本で読んだときの感想。
* * * * *
南極探検の歴史、スコットとアムンセンの極点到達競争はむかし伝記を読んだことがある。そのスコット隊の悲劇とアムンセン隊の幸運との対比。そして第三の男・・・スコットの第一次探検に同行して、のちに別に南極点を目指しアムンセンに先を越されてからは南極横断をもくろんだシャクルトン隊の思いがけない大冒険(というか船ごと→浮氷に乗っての大漂流、けっきょく横断そのものはできなかったのか?)。
スコット隊の一員だったチェリー=ガラード曰く「科学や地理の共同調査の組織づくりのことならスコットに、なにもかもすてて極地に突進するならアムンセンに、地獄の穴に落ちて助けを求めるなら、どんなときでもシャクルトンに、わたしは頼るであろう」とは言い得て妙。途中何箇所かに「迷視」「ブリザード」はじめ南極ならではの困難な状況を扱った佐々木マキのマンガ「ナンギなたんけんたい」があるのがよい息抜き。欲を言えば「デポ」などの用語解説もほしかったかな。わがやではペンギンがでてくるというだけで大ウケの一冊。
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淡々と事実だけ。
でもすごく物語になってる。
物語にする余白を残されている感じ。
それにしても、人名が覚えられず何度も読み直した。。。
老化かしら。
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なんきょくにきちがこんなにあるなんて知らなかった。いろんな国の人がなんきょくに行っているんだな。おれも行ってみたい。
アムンセンが、ほっきょくをめざすふりをしてなんきょくに行ったのはすごい。ノルウェーは土地がせまいから大きくしたい。それくらい1番になりたかったんだと思う。
でも、スコットが馬やポニーをつれていったのにびっくりした。さむさにたえられないと思う。おれだったら、アムンセンみたいに犬にする。ニューファンドランドがいい。そりのにもつが多くてびっくりした。
地図がついていたのもわかりやすくてよかった。マンガもついていてびっくりしたけど、おもしろかった。(小3)
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「人類にとって最後の未知なる大陸となった南極。その中心の南極点到達は、1912年、アムンセンによって成しとげられますが、そこには探検家たちの生死をかけた数々のドラマがありました。南極点をめざすスコット隊とアムンセン隊の競争。南極大陸横断をはかりながら、氷に閉じ込められて船を失ってしまったシャクルトン隊の奇跡の生還。「行ってみたい、見てみたい」という人々の探究心が雪と氷の上で交錯します。」