紙の本
トイレにおいてます・・・。
2001/03/23 21:29
7人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:つる - この投稿者のレビュー一覧を見る
ゲーテは有名だが、その著作はなかなか気軽に手に取れるものではない。
しかしこの格言集にはゲーテがその著作の中で言っている思想が書かれていて、彼の考えたことをかいま見れる。
一気に通読する種類の本ではなく、机の上とかベッドの横とかトイレの中においておいて、気が向いたときに何気なく開いたページを読むと、いいかもしれない。ちなみに私はトイレの中においております。はい。
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時代の流れに打ち勝って生き残った書物や言葉というのは、例外なくすばらしい。
ここに書かれた格言も古さを感じない。
普遍的というのは、おそらくこういうことを言うのだろう。
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某恋愛(?)占いサイトでゲーテと診断されて、その診断内容に結構思い当たる節があったので買ってみた。多分ドイツ語ができるともっと味わえるのだろうな、と思う。ま、いくつか心に残る格言があればそれでいいか、という感じになりました。
生き且つ愛さなければならない。命も愛も終わりがある。運命の女神よ、この両者の糸を同時に切ってください。
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「空はどこに行っても青いということを知るために、世界をまわって見る必要はない。」「自分自身をなくしさえせねばどんな生活を送るもよい。すべてを失ってもいい、自分のあるところのものでいつもあれば。」という格言が読みたくて購入。表現が難しくて繰り返し読んだり、繰り返し読んだものの、あまりにも奥深くて理解できないもの多々あった。今の時代にはそぐわない考え方(女性は男性に仕える的な発想etc.)もあった(1749年生まれなのだから無理もないけれど)。でも、気に入った格言にポストイットを貼っていったらポストイットだらけになってしまった。
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生活はすべて次の二つから成立っている。
したいけれど、できない。
できるけれど、したくない。
・
砂漠のインド人は魚を食わぬことを誓う。
・
あらゆることにおいて公平であるということは愚かしいことである。
それは自我を破壊するというものである。
人間はその狭い本性の中に、
愛と憎しみという二重の感情を必要とする。
人間は昼と同様、夜を必要としないだろうか。
(作中より抜粋)
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現代の人間にも言えることと、当時の時代だからこそ言えること。
そんな2つがそろっています。
色々悩んだときは読んでみると元気が出ます。
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ゲーテって名前は聞いたことある!程度の人やったけど。
これを読んでこの人の作品に触れてみたいなと感じた。
感銘を受けるような言葉ばっかりやったけど、ゲーテ自体は「おぉーこれ名言ちゃうか!!」って思ってたんかわ謎ですね。
この本を読んで俺はゲーテってロマン派を否定する、しっかりしてそうで実は天然!!
って人ちゃうかなーって思います。
みなさんはどうですか?ww
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ゲーテはすごい。
格言集てにとるべきです!
「天国に一人でいたら、これより大きな苦痛はあるまい。」(格言的より)
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"機知に富み、うちとけた言葉は永久に生命を持つ"
何かしら文章を書いていると「一行を書く」難しさが身にしみる。
時代を生き延びた格言は、言葉の持つ全ての鋭さを、一行の鞘に収めえた芸術の刃だろう。
彼の格言は斬られた瞬間に痛みでそれと分かるものではなく、斬られた後に、振り返って傷口を見て初めて気付く、鋭すぎる刃だ。
痛みはその傷口を見て初めて気付く。
"涙とともにパンを食べたものでなければ、人生の味はわからない"
というような、読んだ瞬間には理解が出来ない、しかしその妙味が数年して初めて理解できるような、
そしてある日突然に思い出して、湧き出た感情に押し流されてしまうような、そういう格言集だと思える。
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偉大なる詩人であり作家であると同時に、最も人間的な魅力にあふれたゲーテは、無限に豊富な知と愛の言葉の宝庫を残している。彼の言葉がしばしば引用されるのも、そこには永久に新鮮な感性と深い知性と豊かな愛情とが、体験に裏づけられて溶けこんでいるからである。本書は、彼の全著作の中からと、警句、格言として独立に書かれたものの中から読者に親しみやすいものを収録した。
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やっぱり生きてく為のは、こうゆう事考えなきゃダメだよねぇ。痛いくらいにゲーテの言いたいことがわかる。そして的を射た格言ばかり。良い言葉ってのは、訳もなく心に響くものなんだよね。『きょうできないようなら、あすもだめです。一日だって、むだに過ごしてはいけません。』
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ただ単純にかっこいいと思ったり、うんうんと頷いたり、謎めいていたりといろいろです。個人的に、「三千年の歴史から……」が特に好きです。
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格言がえんえんと続く。
「格言と反省」から引用したもので、「人間と人間性について」「自我と自由と節度について」が特に心に響いた。
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ニーチェとはまた違う、実践的な格言を残したゲーテ。実践的というか前向きというか。
冒頭の一説。記憶なんで言葉遣いは違ってるかも。
人間の美徳とは、究められることを究めてしまい、究められないものを静かに崇めることだ。
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ちょっと面白いかもしれんなと思って買ったが、頭数ページでツバを吐き付けて封印されました。
うるさいっての。