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数々の話題作を世に発表しておられる今野敏氏の世界がさく裂する傑作推理小説です!
2020/08/01 11:26
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、「奏者水滸伝」シリーズや「聖拳伝説」シリーズ、「特殊防諜班」シリーズ、「トランプ・フォース」シリーズ、「シド・アキヤマ」シリーズ、「安積班」シリーズなど、読者から大人気のシリーズものを次々に発表されている今野敏氏の作品です。同書の内容は、朝のラッシュで混雑する地下鉄駅構内で爆弾テロが発生し、死傷者300名を超える大惨事が起こります。そこで、国家の威信にかけ、捜査を開始する警視庁ですが、そのような状況の中、政府上層部から一人の男が捜査本部に送り込まれてきます。岸辺和也陸上自衛隊三等陸曹―自衛隊随一の爆弾処理のスペシャリストです。特殊な過去を持つ彼の前に、第二の犯行予告が届きます。果たして、犯人の目的は一体何なのでしょうか?続きは、ぜひ、同書をお読みください。今野ワールド炸裂の一冊です!
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一気読み。
2019/03/15 22:54
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投稿者:neige - この投稿者のレビュー一覧を見る
碓氷弘一シリーズ第一弾。
46歳 部長刑事
爆発。第一報を受けたのは、碓氷。
よりによって、俺の当直のときに…。
中年太りで頭が薄くなった俺に、いったい何をどうしろと言うんだ。
あー 面白いキャラクターだ。
でも、今回の主役は、自衛隊から出向してきた爆弾のエキスパート岸辺和也
和也が凄くカッコ良かった。
紙の本
大学教授は……
2022/09/07 23:34
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投稿者:あお - この投稿者のレビュー一覧を見る
大学教授はともかく、若い助教授の描き方が、研究に熱心でない、目立ちたがりにしか見えない。論理の組み立てもチープだし、新しいことにも関心が向かない。研究者として無能になっている。それだと、ただ偶然、メールをメールサーバーのゴミ箱から拾っただけになってしまう。
テロの実行犯と、協力者である教授の思想性に共通項を見出せても、一般市民の代表者に位置付けられる助教授の感度が低いと、偶然ばかりになり、警察の爆弾解除まで偶然になってしまう。
背伸びせずに、教授はただの世捨て人で良かったように思う。
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このシリーズは確か読んでいなかった。新しい装丁になったので、購入。
朝のラッシュで混雑する地下鉄駅構内で爆弾テロが発生、死傷者三百名を超える大惨事となった。威信にかけ、捜査を開始する警視庁。そんな中、政府上層部から一人の男が捜査本部に送り込まれてきた。岸辺和也陸上自衛隊三等陸曹―自衛隊随一の爆弾処理のスペシャリストだ。特殊な過去を持つ彼の前に、第二の犯行予告が届く!!犯人の目的は、一体何なのか!?
自衛官が自分のことを「軍人」と言うだろうか。気になる。
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碓氷さんは事なかれ主義と思いきやできる刑事。
今回主役感少ないけど心強い仲間だから次も期待してしまう。
今回は自衛官和也と横井がかっこいい。
途中でやめたくなくて一気に読んでしまいます。
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爆弾犯との戦いなのだが社会学的観点や国家観など意外と盛りだくさんで面白かった。碓氷弘一が主役とは思えない。
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和也と横井が自衛隊から警察に出向するところまでは、なかなか面白かったのだが…。人物の掘り下げをするのにページ数が足らなかったのか、登場人物に魅力が感じられず入り込めなかった。これだけの事件なのにあっさり過ぎた感じがする。
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読む順番間違えて先にエチュードいっちゃった。碓氷像が違う気がする。が、これからだな。犯人見つけるあたりがちょっとアレだが、職人たちの物語ですね。面白い。
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物語の2/3くらいはとても面白く読んだのだけど、終わりが物足りなさを感じた。もったいない。
久々の今野敏。読みやすいし面白い。シリーズのほか作品も読みたい。
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当直の夜にかかってきた1本の電話。
碓氷は爆破予告の電話があったことを所轄に連絡した。
対処は間違ってはいない。問題は上司に報告をしなかったことだ。
まさか本当に爆破事件が起きるなんて…。
焦りは碓氷を遮二無二事件へとつき動かしていく。
物語が始まってすぐに起きる地下鉄構内での爆破事件。
その独特の構造があだとなり被害は甚大なものとなる。
刑事として事件を追う碓氷、爆弾処理のプロとして事態にあたる岸辺。
それぞれの立場から事件と向きあう様子は面白い。
爆弾を前に処理をする場面は緊迫感にあふれていた。
自分こそがプロだと自負している犯人は、間違った誇りだけが生きていくうえでの力だったのだろう。
終盤までの物語がとても面白かったので、結末部分のあっけなさには少しがっがりした。
元々関係のない人間が物語に登場するはずもなく最初から浮いた存在だった。
結局、やはり…というしかない結末に終わっている。
爆弾を追う碓氷や岸辺たちの描写がよかっただけに残念な気もする。
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碓氷刑事シリーズの一作目。
爆弾テロ事件が起こり、碓氷刑事が自衛隊員と一緒に事件解決に奔走する話。
スリリングなストーリーと地道な刑事の捜査ぶりや人間関係などが面白かった。
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警視庁のミスター・ノンキャリ碓氷弘一シリーズ第1弾。自衛隊の岸辺と横井が警視庁に出向。お上もたまには粋なことをやってくれるじゃない。次の碓氷さんにも期待します。
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2月-12。3.0点。
碓氷弘一シリーズ第一弾。
地下鉄霞が関駅で爆発事件発生。死者5名。
予告電話を受けたのは、碓氷だった。連続爆発が発生し、自衛隊の爆弾エキスパートが、警察へ出向し捜査。
あっという間に読める。シリーズもの。次作に期待。
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うんー(^-^) やっぱり今野さんは面白い!
爆弾テロ!すごく怖いなぁ
テロは死者の数は少なくていい 負傷者が多い方が 恐怖をあたえられるからって ぞっとしたわ!
自衛隊と警察とでちゃんと日本を守って欲しいです。
主な登場人物??? 最初から…
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碓氷弘一シリーズの第一弾。先に第二弾の「アキハバラ」を読了済みで、発行順と読書順が前後しましたが、ストーリー的な連続性はなく、支障なく楽しめました。
「アキハバラ」に登場する碓氷とちょっとイメージが違うかも、です。「アキハバラ」の碓氷像はもう少しアウトロー的な匂いがあり、さらに若さを感じさせましたが、本作ではどちらかというと中庸なイメージ。
ただ、どちらの作品においても碓氷自身の活躍よりも、もうひとりの誰かの活躍が事件解決のカギを握る展開になっているのは共通していますね。本作では自衛隊から出向してきた和也の活躍がまさにそれ。
刑事ものではあるのですが、母親を地雷で亡くし、爆弾に関してはスゴ腕自衛官の和也と犯人の信念のぶつかり合いといった面にフォーカスされているといえるかもしれません。
捜査の聞き込みが犯人へ至るのがちょっと早かったというかあっけなかった感があるのが残念といえば残念な部分でしょうか。聞き込みされた後に犯人が外出する際の対応もみずから尻尾を出す結果となり、もう少しジリジリと近づいていく展開のほうがおもしろかったように思います。