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あれほどの万理さんでも、ロシア語通訳者になる前はアルバイトのような形で迷いもあり、むしろ、親から与えられたロシア語という環境ではなく建築に憧れていたそう。友人との関係もきまずくなったり、普通の人、の部分もあってなんだかほっとする。共産党好きの万理さんがご存命であったら、今の極右化した政治にどんな批評を展開してくれただろう。
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図書館で。
米原さんのエッセイは大分読んでいたのでナルホドあの時の話か~とか裏話か~とか思いながら読みました。
とは言えちょっと文章構成がすんなり読めない所があり、随分話が飛んだぞ?というような箇所がしばしば出てきて読みにくいな、と思いました。職業としての文筆家ではないみたいなので仕方ないのでしょうが、あまり文は上手くないな、とも。ただ、面白い時代に世界を見た人達なんだなぁと思いました。
一番豪華でぜいたくな待遇を受けたのが社会主義国家の別荘ってのはまあそうでしょうけれども…苦笑いと言った感じです。
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そういえば、妹のユリさんは井上ひさしの奥様だったことを思い出した。語り口は以外と米原万理さんに近いものがあり、クスっとさせられた。
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米原万里さん、人として尊敬していました。
早くお亡くなりになったのが本当に惜しい。
「思い出は食欲と供に」の副題の通り、食べ物にまつわる話が中心。
改めて米原万里さんのエッセイなど読み返したくなりました。
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米原万理の本を読んで妹の井上ユリの書いこの本に手をのばした。姉妹のプラハでのモスクワ学校での生活、家族とのエピソードなど万理のことを誠実に書かれている。書評には文章が下手だと書かれていたけど、米原万理の切れ味鋭い文章と比べたら可哀想です。ちなみに井上ユリは井上ひさしの未亡人。