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新装版 櫻狩り 中 (flowers コミックス) みんなのレビュー
- 渡瀬 悠宇 (著)
- 税込価格:693円(6pt)
- 出版社:小学館
- 発売日:2016/05/10
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コミック
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紙の本
僕は、君が好きだよ。
2020/12/06 09:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
凄惨で耽美と狂気そして背徳の沼に落ちていけない人にはおすすめできませんが
逆にそういうのを受容できる読者にはぜひとも読んでほしい作品です。
かなり読者を選ぶような作品です
この巻開いたときの中表紙ですでに立ち止まってしまう。
どろどろでまとわりつくような背徳感とか純粋で歪んだ愛とか
底のない絶望とか凄惨で耽美な世界が展開されています。
こういう世界観は私の肌にあいます。
そして、言葉使いというか言葉の選び方が秀逸で
こういう古い香りがする文言大好きです。
上巻より二人とも苦悩が増し、気持ちと行動が乖離しつづけて
純愛も執着もされる方もする方も
だんだんわけがわからなくなっていく感じ。
(無体なことしても語る言葉に嘘がないけど、
ちょっと気持ちそんなに開示してしまうとは。
・・・蒼麿が怖い)
そのために全員が一蓮托生で泥沼に墜ちていく。
結果で血が流れたり、命が消えたりと・・・
蒼麿自身の振り幅が大きすぎて、
ハーモニカとか百人一首とかちりばめら過ぎて、
読者の心も千々に乱れまくりです。
色々な沼にはまるのですが、その中で切なさも味わう感じ。
最後の一コマがぞわぞわします。
次の巻を用意してお読みください。
紙の本
もどかしい
2016/09/05 14:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:黄龍 - この投稿者のレビュー一覧を見る
正崇を愛しているのに、その想いを上手く伝えることが出来ずに肉体的な繋がりを強要する蒼磨を見てると、もどかしい気持ちでいっぱい。そりゃ、正崇も拒絶したくなるよ。百人一首で正崇への想い伝える蒼磨にぐっと来た。『貴方と結ばれた後、却って深く為った此の想いの辛さよ』『貴方の所為で私は恋に乱れ、思い悩まねば為らぬ』『此の燃える様な恋情を、只貴方に知って貰いたい』
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