紙の本
妖怪とはなにか
2016/06/06 18:31
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投稿者:のぉちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
相も変わらず、もどかしい絶対城先輩とユーレイ
何故、そこまで、分かりやすい反応で、気付かないのか。
周りは応援するしか無いが…応援しても気付かない。
自分の気持ちにすら気付かない。
でも、ちょっと進展、した?
と思えるやり取りがあったのは良かった。
妖怪とはなにか、最後にびっくりな妖怪が出現?
紙の本
ラブラブモード
2016/08/09 19:48
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投稿者:わびすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作でいい感じになった主人公たち。この手の小説のお約束で、本巻ではリセットされたのかと思いきや、ラブラブモードは継続中。絶対城先輩がツンデレで終始デレデレ。話自体はいつもの生物学ネタでフツーでした。
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なんか久しぶりな気がする絶対城先輩。なかなか大胆なダイダラボッチの解釈です。今回は二口女こえーってお話。
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いつも通りの安心の話。
まあとにかく二人はさっさとくっつけと。
今まで以上にお互い意識してる感じ。
最後の悪役さんの暴走はなんとなくムスカを思い出した。
今回は礼音が皆の助けも借りつつ、頑張ってました。
織口先生はいい女だと思う。
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今回はダイダラボッチということで、地母神という着眼点が面白かったですね。妖怪の出てこない妖怪もの。でも、いつもながら面白かったですね。
民俗学の本質を語る絶対城の姿はかっこいいなと今回も思ってしまったのでした。
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「大入道」
大きな僧もしくは大きな男性の姿をした妖怪。
登場した時点で巨大なもの他にも、見ている間に巨大化するものや首が伸びるものなどが存在する。
同士だからこそ何となく伝わったものの、彼女ほど勘が良くないと相手の存在までは気付かず危ない目にあっていたのでは…。
「二口女」
江戸時代の妖怪譚集「絵本百物語」に紹介されている妖怪。
口型の突起が後頭部にあり、これが第二の口であるという視覚的なイメージを他者に送信してしまう。
誰かに望まれた自分で居るというのは、思っている以上に精神力を削られ本当の想いを殺す訳だから自分を見失うのではないだろうか。
「こそこそ岩」
岡山県に伝わる怪異。
名前通りにこそこそという音を出したそうだ。
不可解な現象で心身ともに疲弊している人ほど、格好の獲物はいないだろうが解決も出来ないのに希望を与えるのは残酷だな。
「神隠し」
人が神やそれに類する存在によって隠されてしまい不意に失踪する現象のこと。
隠れ座頭や隠し神、袋担ぎ等々、神隠しを専門に、行う妖怪がいる。
離島などで信仰されている周りとは違う文化は興味深いが、あまり深くまで立ち入るのは何処か危険な気がしてならないな。
「ダイダラボッチ」
見上げるほどに巨大な人の姿をした妖怪。
大きく太い裸の母だから「大太裸母」で、ダイダラボである。
業務や自分の地位を守る為にやりたい事はあるのだろうが、人を騙し尚且つ誰かを破滅させてまでそれを成し遂げようとしているのは間違いだろうな。
「ツチノコ」
太く短い胴体と細い尾、三角形の頭を持つ幻の蛇。
ようやく素直にお互いの事を思う気持ちを認め始めたのはいい事だが、先に進むのはまだまだかかりそうだな。
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【舞台は絶海の孤島――妖怪博士・絶対城が解き明かす「ダイダラボッチ」の正体とは!】
「のっぺらぼう」の力を持ち、真怪でもある妖怪学徒の桜城晃(さくらぎあきら)。彼女が四十四番資料室に持ち込んだ女神像は、「ダイダラボッチ」の謎に迫る手掛かりだった。
すぐさま御場島(おんばじま)と呼ばれる絶海の火山島へ向かうことを決める絶対城と晃。そんな二人のやりとりを見た礼音(あやね)は、女性として、そして絶対城のパートーナーとして、晃には遠く及ばないと感じてしまう。
火山島へは一緒に行かないと宣言した礼音は、杵松(きねまつ)と一緒に織口(おりぐち)の「二口」の治療を行ったり、一人でオカルト絡みの相談を解決していく。
そんな中、島にいる絶対城との連絡が途絶え──。