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善も悪もない――ヴィクターの言葉はモリアーティにも当てはまっていたようだ。老紳士の中には倫理も損得勘定も皆無だった。
(P.305)
彼の中にはただ、剥き出しの知的好奇心だけがあった。落ちくぼんだ眼窩の奥で彼の瞳は、蟻の巣に水を注いだらどうなるか、父親の時計を分解したら何が出てくるか、実験を繰り返す子供のごとく残酷に光り輝いていた。
(P.305)
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鳥籠使いとルパン、ホームズの頭脳合戦が面白い。ちゃんと伏線も敷いてあるのがさすがである。
教授一派も豪華メンバーの強者揃いでこの先の展開も楽しみ。
最後に出て来たのは誰だろう。
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ダイヤをめぐりルパン、鳥籠使い一行、ホームズ、ロイズ保険機構、教授一派が入り乱れる展開が上手いなぁ。
導入の各チームが続々顔合わせするシーンはワクワクしたし、鴉夜が打ち出したダイヤ警護の奇策には腰を抜かした。
超快作だわ……
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豪華キャストが揃ったダイヤ争奪戦。ルパンの名に恥じない鮮やかな手口と探偵達との高度なせめぎあいが楽しめる前半から一転、怪物達との壮絶なバトルが繰り広げられる後半まで息をもつかせない展開が続いて、その全てが楽しめました。
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不死の生首探偵と仲間たち。グロい設定が気にならない面白さ。ルパンとホームズの対決にいろんな組織が絡んできて大騒ぎ。
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ルパンにオペラ座の怪人、ホームズにワトスンなどなど盛りだくさん。ごった煮のパロディは書く人には楽しいのだろう。騙しあいの知能ゲームは好きだが、何でもありのスプラッタな肉弾戦は苦手。
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五つ巴の各勢力の激突、それぞれが怪物級のキャラ達で、そんな奴らが知恵比べをする面白さ。さらにアクションシーンの描写が非常に視覚的(脳内で漫画的に描写されたキャラクターがガンガン動いてくれます)で格好いい!(特にダイヤを3人で奪い合うところが良かった)会話で楽しませるだけでなく、地の文の描写が楽しい文章が書けるのって凄いですね。
一級のエンタメ作品、楽しめました。3が待ち遠しい。
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あぁ、面白かった。
盛りだくさんで豪華で華やかで。まさにエンターテイメント。
この先も楽しみだなぁ。
津軽とあやと静句のしょうもない会話もっと見たい…。
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とりあえずこの表紙やめてほしい。
買うときに恥ずかしかったよー。
肝心の中身はというと、前作に続きとても面白かったー!!
どうなるの?というとこでの場面転換は素晴らしいし、あの人もこの人ももーてんこ盛り過ぎ!
ワクワクする展開でずっと飽きさせず、一気に読んでしまった。
2巻で早々に1巻で話の本筋となると思った、謎のグループがそうそうにわかってしまい、もう終わり?と思ったけど、まだ続きそうで期待!
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アジトのくだりがいいですねー
雪だるま式に登場人物が増えていくんでしょうか
ロイズは便利な当て馬ですね
なんだかライトノベルほどキャラがこなれておらず
ダークファンタジーほど毒も灰汁もないような
文章がうまいだけに物足りない
レーベルのコンセプトとしてはこれでいいんでしょうけれどねー物足りなさが残ります
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静句さん、えろいです。
VSルパンVSモリアーティ教授一派。
一巻よりバトルが入ってたかなーって思ったけど、一巻もそれなりに戦ってたな。ミステリっぽい部分もしっかり生きていて面白かったです。ルパンが宝石を盗むあたりだとか、師匠のことを勘違いしている部分だとか、いろいろ仕掛けが組みこまれてた。
読んでちょっと日にち立ってるから、感想が出てこない。
オペラ座の怪人がかっこよかったし、キャラとしてもとても好き。苦労するタイプ。ルパンも好きだけどね。
ジャックはやっぱりジャック・ザ・リッパーだったね。教授一派が仲良しなのがいいよね。カーミラくんにタオル巻きなさいって注意する教授かわいい。ジャッ君の容姿がいまいちイメージがわきません。読み飛ばしてるだけだろうけど。赤毛でめっちゃ強いっつーから、血界戦線のクラウスさんが脳内に出てきます。
抜粋。ジャックのセリフより。
「おまえ、頭がおかしいな?」
人外VS人外バトルは派手で、頭おかしくていいね。
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鳥籠遣いのアヤ、津軽、静句の3人が、ヨーロッパである人物を探すため、各地で起こる「怪物」専門の事件の探偵として謎に挑む。「裏染天馬シリーズ」との類似点は、事件を扱いながらもコミカルな文体であること。全く違う点は、ファンタジーであること。
天馬シリーズは大好きだけど、これは少しブッ飛び過ぎていて、正直少し、ついていけなかったかなぁ。しかし、キャラクターの設定は面白い。津軽が好きだなぁ。三巻目も、速読になると思うが読んでみようと思う。
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純粋にワクワクする読み物として面白かった。
ホームズ、ルパンなどの知能と論理の一幕と人外たちの戦闘っていう一冊で物語の様相を変えるまさにファルスにふさわしい作品です。
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前半は怪盗 vs 探偵、後半は怪物 vs 探偵。バトル面では、怪物が怪物らしく強いだけでなく、特に異能がなくても技術と知恵で怪物と渡り合える人間がわらわら出て来るのが特色かな、と。ただ、静句が強い理由はちょっとよく分からない。
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マーダーファルス2巻。
ファルスに相応しく、吸血鬼、切り裂きジャック、フランケン、魔術師、ルパン、オペラ座の怪人、ホームズとキャストには事欠かない。それでいてそれぞれの見せ場があり活躍ないしは暗躍する。その中で不死であるが故に生首の鴉夜、半人半鬼の津軽、戦うメイドの静句がダイヤを守るために彼らと戦うハメになる。
面白い。ミステリというよりはアクション映画のよう。映画にするにはエグすぎるシーンは多いが不快には感じない。ファルスというだけのユーモアがあり楽しめる。
次巻を楽しみにしたい。