紙の本
14歳に向けて「未来をつくる5つの法則」を過去の偉人のエピソードから学んでいく、講義形式の本
2022/03/08 15:22
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投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
中学生に語りかける内容であるため珍しく優しい瀧本さん。何かを達成しようとして、仮説を立てるときのポイントが特に参考になった。仮説は「空白地帯」を狙って立てる。仮説は時代や状況の変化に応じて柔軟に修正していく。
紙の本
子どもの時に出逢いたかった本
2020/11/15 00:13
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投稿者:Ema - この投稿者のレビュー一覧を見る
14歳向けに書かれた本とはいえ、内容は大人でも十分知的好奇心がくすぐられるような高度な本です。
ただ、平易に書かれていますので、子供でも読めますしあっという間に読んでしまう面白さがあります。
この中で語られる偉人たちのエピソードはつい誰かに話したくなるような興味深さがあり、こんな本に子どもの頃に出会えていたら人生少しは変わっていたのかもしれないなんて考えてしまうほど素敵な本でした。
紙の本
21世紀版『君たちはどう生きるか』
2016/08/26 14:17
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投稿者:アキウ - この投稿者のレビュー一覧を見る
中学生向けの講義録。
偉人の成功例・失敗例を紹介しつつ、未来を生きる若い世代に、その生き方を示します。
これまでの瀧本先生が言ってきたことのエッセンスを凝縮したような内容で、大変良かったです。
特に、失敗例として紹介された人物(森鴎外、エジソン、メンデル)のエピソードが、うまいなーと思います。
どれだけ個人の能力が優れていても、その活かし方(仮説のおき方)や、仲間との連携が無いと、道を間違えてしまう。
広義の「デザイン」というところにもつながる気がしました。
21世紀版『君たちはどう生きるか』を目指したらしい。なるほど!
電子書籍
めちゃくちゃ面白い
2020/04/15 12:02
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投稿者:K - この投稿者のレビュー一覧を見る
14歳向けに書いてあるということもあり、すごく読みやすくて、すぐに読めます。偉人の凄さを改めて感じで面白かったです。
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投稿者:KazT - この投稿者のレビュー一覧を見る
14歳向けの授業を一冊の本にまとめたもの。大人が読んでも、非常によい気づきを与えてくれる。19人の人物を取り上げ、なぜ学ぶ必要があるのか、ミライを作るにはどう考え、何をすればよいか、分かりやすく語りかける。中学生にはやや難しい言葉も出てくるが、ハリー・ポッターなどを例にあげ、興味を持って読めると思うよい本である。
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【献本】7月1日最新刊!未来を生きる子どもたちに向けた未来を変える特別講義「未来をつくる5つの法則」瀧本哲史『ミライの授業』を5名様に先出しプレゼント!【2016年6月27日まで】
http://info.booklog.jp/?eid=916
学校は、未来と希望の工場である――。
そしてきみたちは魔法を学んでいる。
本書は、その講義のエッセンスを凝縮した一冊である。
未来を生きるきみたちに向けた、未来を変える特別講義だ。
2015年、私は全国の中学校を飛び回った。超難関として全国にその名を轟かす兵庫県の灘中学校や、福島第一原発事故の影響で避難生活を余儀なくされている福島県飯舘村立飯舘中学校など、さまざまな中学校を訪ねた。
目的はひとつ、未来に生きる14歳のきみたちに、特別講義を届けるためだ。
中学生向けの講義だからといって、レベルを落としたつもりはない。本講義の根底に流れるのは、ふだん私が京都大学の学生たちに向けて語っているのと同じテーマであり、問題意識だ。
講義のタイトルは「未来をつくる5つの法則」。その中身は、ざっと次のような感じである。ぜひ法則の「?」に入るキーワードを想像してみてほしい。
法則1 変革の旅は「?」からはじまる
法則2 冒険には「?」が必要だ
法則3 一行の「?」が世界を変える
法則4 すべての冒険には「?」がいる
法則5 ミライは「?」の向こうにある
本書は、その講義のエッセンスを凝縮した一冊である。未来を生きるきみたちに向けた、未来を変える特別講義だ。
学校は、未来と希望の工場である――。そしてきみたちは魔法を学んでいる。ベストセラー『僕は君たちに武器を配りたい』の著者が全国の中学校を訪れて開講した特別講義「未来をつくる5つの法則」のエッセンスを凝縮した一冊。未来を生きるすべての子どもたちに、そして今を生きるすべての人に贈る、筆者著作活動の集大成
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ターゲットは子ども。図書館の児童書の棚に置かれるように設計されている。でも、実は女性もメインターゲット。君友で、7人の侍を取り上げたのと対照的。
みんな前を向いて、確実にミライに向かって走るんだ。大人はきっと君に、そんな事できないって言うんだよ。
全ての人に救いがあるようにヒーローが設計されているように見えるので、だからこそ、戦略が全て、読書は格闘技、がこの本を売る為の、布石だったのだろう。
この後は、この本を売る事に注力するし、今度はコレで勝負という事かな。でも本業はあくまで投資家ですから、この後どうするんでしょうね。
個人的に興味深かったのは出典集。良くリサーチしてある事がわかる。
この人は本当に人を煽るのが上手いですよね。
まぁでも、僕は未だに君友の方が煽られたなって思います。後はもっと深い洞察を僕は見たかった。
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2015年に著者が中学2年(14歳)に向けて講演した内容を本にしたもの。
なぜ中学生か?なぜミライの授業なのか?と言うと、彼らは21世紀に生まれた最初の人だから。
彼らに語っているのは、今勉強しているものの正体(魔法)について。なぜなら我々親の時代から考えると、今の時代はまるで魔法の世界だ。そしてその魔法は技術革新により実現したものであり、その技術革新の大本は、すべて学校で学ぶ知識をベースにし成し遂げてきたものであることから、学校は未来と希望の工場だと言っている。
20人の未来を切り開いた登場人物の法則を紹介している
1.世界を変える旅は違和感から始まる
2.冒険には地図が必要
3.一行のルールが世界を変える
4.すべての冒険には陰の主役がいる
5.未来は逆風の向こうにある
読んで感じたことは、こんな講演を14歳の時に聞いていたら自分はどう感じだろうか?そう思うとこんな素晴らしい授業を受ける事が出来た受講者は幸せだなと思った。
気に入った言葉
世界を正しく眺めるために、この世のウソに騙される4つの思い込み
1.人間の思い込み:人間の体や脳の仕組みに基づく
2.個人の思い込み:自分の考えがすべて正しいと思う
3.言葉の思い込み:周りの評判や噂をうのみにする
4.権威の思い込み:偉い人や有名な人の言う事を信じる
そのために気を付ける事
・日常にある小さな違和感を掘り下げ冒険の扉を開ける
・課題をこなす人より課題を見つける人になる
・データで動かす
・エリートほど思い込みの罠にはまりやすい
・未知の課題には論より証拠で取り組む
・人を疑うのではなく「コト」を疑う
・冒険は、仮説と言う地図がなければはじまらない
・空白地帯に仮設の旗を立てる
・競争の少ない場所に目を付ける
・自分の仮説を修正する勇気を持つ
・新しい考え方はルールを作って伝える
・自分の思いを目に見える形にする
・自分の個性を知り自分の人生の主人公になる
・変革者の背後には陰の主役がいる
・世界を変えるのはいつの時代も新人である
・大人たちは変わらない。世代交代が時代を変える
・迷った時には基本原則(プリンシプル)に立ち返る
・大人たちが反対するときは君は大切な事実を語っている
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レビュー書くの遅れました…。ようやく読み終わり。
『ミライの授業』っていうタイトルが魅力的です。
歴史上の偉人の例を挙げながら、ミライを生きる子どもたちへ学んでもらいたいことがギュッと詰まっていました。
科学者、哲学者、医者、発明家、政治家、天文学者、IT起業家、ファッションの先駆け、人気作家…などなど、様々な人の生き様に触れて「ロボットが台頭してくるこのミライ、世界を変える人になるためには」ということを書いている。
大人でも勉強になることや興味深いことがたくさん書かれているけれども、わりと単調で読むのが大変でした…。ハリー・ポッター大好きなのでJ.K.ローリングの話は面白かった。
内容も書き方もとてもわかりやすく、これからを生きる中学生に読んでもらいたい本であるけれども、自分が中学生だったらこの本を手に取って最後まで読めたかは正直疑問。でも、是非とも読んでこれからの自分のミライに目標を立ててほしいなあと思う。
また、大人が読んでもこれからのミライや子どもに必要な考え方や素質が学べる素敵な一冊だと思いました。
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ブクログの献本。
14歳に向けられて書かれたものだけど、大人も一読すべき本だった。
日本国憲法の草案に関わったベアテ・シロタ・ゴードンの紹介が一番響いた。憲法勉強したけど、彼女の名前は一切出てきたことない。彼女の奮闘に感謝したい。
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今の職業が大半なくなると言われている、30年後。そんな中でも生き残っていくためのヒントがたくさんあった。
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<目次>
14歳のきみたちへ
ガイダンス~きみたちはなぜ学ぶのか
1時限目 世界を変える旅は「違和感」からはじまる
2時限目 冒険には「地図」が必要だ
3時限目 一行の「ルール」が世界を変える
4時限目 すべての冒険には「影の主役」がいる
5時限目 ミライの「逆風」の向こうにある
ミライのきみたちへ
<内容>
『僕は君たちに武器を配りたい』の瀧本さんの本。対象は中2生。大変よくできていると思う。人生を考えようとしたときに、歴史上の人物(現存の方も含めて)の生き様を5時間分の授業形式で語りかている。使われている言葉、例え、みな中学生に通じるのではないか?このテキストを基に、私が中学生にプレゼンをしたくなった。
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中学の時に読みたかった、という感想を持ったけれども、そうした意見が出てくることも著者にとっては想定済みだったのだろう。ちゃんとフォローの言葉も書かれていて、とりあえず今28歳の私も、勉強だけは頑張ろう、積み重ねてきたものを安直に中断するのはやめよう、と思えた。
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常識を疑う姿勢は重要だが、同時に歴史に学ぶ事も必要。偉人伝のオンパレードでミライを語り14歳に「やればできる教」を布教するのも限度があり、どこかで現実に気づく事の必要性も伝えるべきではないのかと。灘中とか飯舘中とか特殊な学校にはいいのかもしれないが、その辺の中学生には相手にされないかもしれない。
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まずは装丁に惹かれて手に取って
中をさっと見てすぐ購入しました。
内容は14歳の未来ある人々へ向けた
メッセージですが、14歳以上の方も以下の方も
全ての方に読んでいただきたい内容です。
読まない方には、おせっかい承知で
口頭で説明したくなるくらい素晴らしいと
思いました。
今勉強する意味を魅力的かつ的確な言葉で
説明している文章に初めて出会いました。
それだけでも私にとっては価値ある1冊です。
学生ではなくても、今取り組んでいる事や
学んでいることは未来の何かへ繋がっているのだと
意識するだけで、何気なく行っている日々の作業や
すべての行動に意味があるものに変わりました。
すばらしい内容の1冊です!おすすめ!