紙の本
『レゴシリアスプレイ』というツール
2019/08/15 20:06
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投稿者:すぎむら - この投稿者のレビュー一覧を見る
レゴブロックって、娘が小さいときにバケツに入っている大きめのを購入した記憶がある。それから、富士山とかスカイツリーだとかをなかり大きいサイズで再現している展覧会?にも、行ったことがある。
このレゴブロックを使って、組織のコミュニケーション能力や問題解決能力のアップを目指すんだそうです。レゴ社でそんなことをしているなんて知らなかった。
この本の構成は、まず、レゴブロックを使った『レゴシリアスプレイ』のやり方の説明。実際にやってみないとイメージが沸かない部分もあるけど、ふ~ん…と何となく納得。まぁ、優秀なファシリテータが居れば、レゴブロックもツールとして使えるってことかな?
その後は、ロバート・ラスムセンの開発秘話、企業での実施例と結構読みやすい構成になっています。
実際の企業でどこまで使えるか?ファシリテータ次第と感じたけど、その企業に上手くハマると有効なツールにはなりそうな気がする。
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レゴを使ったアイディアや価値観を可視化するメソッド。手を使って何かを表現したり、物に語らせたりすることで、心の底に眠っているモヤモヤした思いを理解できるというもの。なかなか意見を表に出さない人でもこれを使えばワークショップ等に参加しやすく、チームの意思疎通や全員参加を実現しやすくなる。この手法、興味あるなあ。もう少し学んでみたい。
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会社で導入を検討しているレゴシリアスプレイ。
その内容や、効果はどんなものか知りたくて購入。
紹介されている内容に、真新しさは感じませんでした。また、当然といえばそうですが、ファシリテーター当然とその目的によってそれぞれ導き出されるものは違ってくる。
思考を潜在意識から顕在意識に持っていき、自分の言葉に変換して伝える、といったワークショップとして実施してみたい気がする。
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言語化されにくい感情や思いを、レゴで作った形に乗せて、語っていくワークショップ「レゴシリアスプレイ」の紹介。
絵を描くのと近いと思うが、絵を描かせるのは参加者の抵抗が大きいから、レゴで作らせるというのはよくわかる。
形から、どれだけの話を引き出すことができるかは、ファシリテーターの力量に左右されるところが大きいだろう。
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レゴシリアスプレイというメソッドに関する著作。方法論の本かと思いきや、そこはさわりで、本質はこのプログラムの設計についての背景、理念について。LSPに関してはやはり素人がなんとなくマネできるものではないことが分かった。ただし、是非ワークショップを受けて、ファシリテーターになりたいと感じた。LSP開発の背景にある構造や知に関する問題はそのまま教育の議論に直結する。授業デザイン、教室デザイン、集団の構成などに何らかの形でレゴを活用できればいいなと感じた。
個人的にはLSPの中身についてもう少し説明が欲しかったところで☆3つ。
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レゴシリアスプレイを経験してから本書を読みました。
前半はレゴシリアスでどんなことが出来るのか、どのような経験が出来るのがわかりやすく解説していますが、レゴシリアスプレイを体験したことがないとイメージしにくいと思います。
後半はシリアスプレイのできるまでのエピソードが多くあったのでさらっと読み流しました。
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7月に参加したイベントでちょうどレゴシリアスプレイのファシリテータさんとお会いしたので読んでみました。タイトルは思考術ですが、大半が創始者の伝記なので実際に腹落ちするには体験するしかないかと。
・無口な人の意見を拾うことができる
・手を動かすことで考えを作っていける
・ほどよくレゴによって抽象化されているので上位概念化しやすい
あたりが特徴っぽいです。
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面白いですね。
レゴを使った作業を入れることで、自分の中に入り混む、自分と対話する時間を作る。
その作ったレゴを使って、ストーリーを話してもらうことで、
自分の知らかなかった自分のことに気づける。
ただ、4日間のファシリテーション研修は大変そうですね^^;
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佐宗邦威(さそうくにたけ)著作の『直観と論理をつなぐ思考法』にレゴシリアスプレイ(LSP)が紹介されており、具体的に知りたく、自分がVUCAの時代に何をすべきか見つめなおす良い方法だと思ったため、購読。
結論としては、ファシリテーターがいなければLSPを完全に使いこなせないことがよく分かった。こういったワークショップの類は指導者がいてはじめて成立するものだと感じた。
しかし、だからといって、自分を見つめなおし、それを形にして表現して頭の整理をすることくらいはできるのだと考えている。レゴ好きの私にとってはありがたい。
また、この本で、一番気になったのが、LSPの根幹にあるコンセプト。フロー理論とコンストラクショニズム。
フロー理論は本書籍のほか、『モチベーション3.0』にも紹介されており、常に自分をフローの状態におけるよう努力したい。また、コンストラクショニズムについて、自分の考えでは、ものを使って頭を整理するということは、メモを取る行為と一緒なのではと考えている。最近、メモで自分の考えを残すようにしているが、自分の考えを整理し、メモしたキーワードをつなげて、新しい考えをつくる。メモの根幹もコンストラクショニズムといえるのではないかと思った。
とりあえず、手を動かす。とりあえずメモを取る。いずれも思考停止に陥らず、頭の整理をするツールとして日常生活に使っていきたい。
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レゴブロックって、娘が小さいときにバケツに入っている大きめのを購入した記憶がある。それから、富士山とかスカイツリーだとかをなかり大きいサイズで再現している展覧会?にも、行ったことがある。
このレゴブロックを使って、組織のコミュニケーション能力や問題解決能力のアップを目指すんだそうです。レゴ社でそんなことをしているなんて知らなかった。
この本の構成は、まず、レゴブロックを使った『レゴシリアスプレイ』のやり方の説明。実際にやってみないとイメージが沸かない部分もあるけど、ふ~ん…と何となく納得。まぁ、優秀なファシリテータが居れば、レゴブロックもツールとして使えるってことかな?
その後は、ロバート・ラスムセンの開発秘話、企業での実施例と結構読みやすい構成になっています。
実際の企業でどこまで使えるか?ファシリテータ次第と感じたけど、その企業に上手くハマると有効なツールにはなりそうな気がする。
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レゴ好きとして、レゴが仕事に役立つならと興味を持って読んだ本。
チームビルディングやブレストにレゴを使うといいという紹介でした。言葉で表現できない右脳部分の思考をレゴで具現化して、あとで説明を左脳でしていくという手法を取ることにより、普段会議中に意見することのない人からも貴重なコメントを引き出せるのだそうな。ただし、そのためには訓練された優秀なファシリテーターが必要とのことで、会社ですぐに実践というわけにはいかないのである。
レゴは好きだけど、この手のトレーニングって、その後が続かないんだよなぁ。
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「レゴシリアスプレイ」という研修プログラムの紹介本です。
実際にワタクシはこの研修は受けてないのですよ。
それでもその仕組みとか興味があって、書籍を買ってみました。
結果的には「受講しないと分からん!」でしたが!(笑)
当たり前ですね。と言いつつ「なぜシリアスプレイを作ろうと思ったのか?」
「どういう発想で、レゴと連携しようとしたか?」
ビジネスでもプラスになるネタが沢山ありました。
この本でも出ている「マインドストーム」を自宅で持っていたのですが、(通常のお店では買えなかった)レゴ社の戦略としては秀逸な商品開発と思う。
既存の「幼児向けブロック」だけでない分野に熱い思いで飛び出す。
「どうやってビジネスを拡大していくのか?」
「マーケットをどうやって成長させていくのか?」
改めて「戦略がすべて」と思いつつ、やっぱり大事なのは「情熱」!
情熱なくしてシリアスプレイが世に認められることは無かったはず。
開発者ロバート・ラムンセン熱い思いと、それを無条件で決裁したレゴ役員の覚悟。
参考になる。
(2016/9/19)