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田中角栄と比較して安倍首相がいかに危険か警笛を鳴らしている。しかしながらなぜこれほど現安倍政権が強大になったのか、その理由は書いてない。また角栄は金権政治家と異様なまでのバッシングをマスコミは行ってきたのではないか?朝日は特に。
小選挙区制度の改変の先頭に立ったのが小沢一郎だとは知らなかった。
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所在: 展示架
請求記号: 312.1 /H91
資料ID:11600462
担当者:井島崇博
日本の政治のについて知識が無い人でも読みやすい内容になっています。政治について知りたいけど毎日新聞を読むのは大変...という人には是非オススメです!
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べつに安倍総理を個人攻撃でコキ下ろす本ではない。平成28年現在の日本が直面している諸問題について、昭和史を振り返ることで深層を探っていくのが趣旨となっている。毎度毎度、保阪先生の本は文章が非常にカタくてとっつきにくく、読み進めるのに苦労するのだが、自らの言葉として吸収し、心中へと落とし込む作業を(強制的に)行うことになるので、インテリジェンスを磨く材料としては良いのかもしれない。
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田中角栄「本」のつもりで購入したのですが、周辺をとりまく戦前〜戦後〜現代の「日本政治学」という方がすんなりくる。「田中角栄と安倍晋三」というより「昭和史がわかる」のほうが内容的には圧倒的に正しい。(タイトルで良い意味でも悪い意味でも誤解?損をしている気がする)
ようは、今の日本政治はダメダメということ。個人的には賛同することもあれば、「う〜ん・・・」と思うこともあったけど、改めて自分の考えの軸を捉えるにはよい一冊でしたね。(本は鵜呑みにしてはいけない!)
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昭和史研究の第一人者と呼ばれ、『あの戦争は何だったのか ~ 大人のための歴史教科書』などの著書でも知られるノンフィクション作家の保阪氏が、昭和の日本成長期を代表する田中角栄と、「失われた20年」に向き合って平成の世で闘う安倍晋三という2人の首相にスポットを当てる。高等小学校を卒業した「土建屋上がり」ながら稀代の才能と行動力で首相にまで登り詰めた田中を称賛する一方で、「昭和の妖怪」と呼ばれた岸信介(母方)、東条内閣と激しく対立して戦争反対を訴えた政治家・安倍寛(父方)の孫というサラブレッドでありながら、曖昧な歴史観によって改憲に向かっているとして安倍を批判する。大戦中に出兵の経験もある田中が戦争を美化せず否定する人物として評しているのに対して、戦後生まれで戦争の怖さを知らない安倍が国家を戦前の危険な状態に導いていると危惧しており、この本の出版元の意図が透けて見えたりもする。
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200619田中角栄と安倍晋三 保阪正康☆☆☆
政治家は誰のために存在するか? 民のため、国家のため
ところが安部晋三など世襲政治家や、トランプなどは
自分のため、自分のレガシーのため、君主国家に逆戻りした
人類が民主主義のためにどれだけの血を流したか!
「戦争への姿勢」
安倍首相は積極的 民の苦労は念頭にない
本当の政治家は戦争を嫌い、回避に全力を挙げる
田中角栄 大平正芳 野中広務
議院内閣制での適切な統治能力とは「戦略的自己抑止能力」
→戦争メカニズムは特権者が作る(226)
安倍晋三は「反知性主義」(64)
本を読まない 思索しない 言葉に出来ない 議論できない
話が5分続かない 深みがないから 「恫喝する」権力が必須
安倍も東条も反対意見を力でねじ伏せる ヒトラーも
他者の意見に耳を傾ける柔軟性はない
真摯さはない 米国へ面従腹背 トランプ相手だから
「空虚な言葉」(249) スローガン
一つ一つの言葉に哲学的、政治的、思想的な裏付けが不可欠
①歪んだ民主主義→ファシズム コロナは危機
②社会正義→偏狭なナショナリズム
③復讐心→敗戦国のリベンジ
平成天皇陛下①6月23日②8月6日③8月9日④8月15日
中野正剛 息子を激戦地へ送ると脅した 公私混同 権限の乱用
「己のため」が暴走する
軍隊は戦争があって初めて成果・実績をあげる
爵位、勲章も、社会的評価も戦争があって初めて得られる
戦争を開始、拡大に血道を上げるのは当然(木戸幸一)
「ガバナンス」とは、暴走を外部から止める仕組み