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吹奏楽部をやってた人なら共感モノ。フィクションと吹部あるあるがマッチした物語。時おり笑える描写もあって電車のなかで笑いそうになりました。一気読み
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すごいよミタセン!すごいよ!かなり笑いながら読みました。ハルチカも同じ吹奏楽部を題材にしてるけど、あちらは部活動が主軸でないことも多いから、こちらの方がより吹奏楽部の内情がわかる感じでした。ミタセンのキャラがおかしいので、かなりギャグっぽいところもありますが、部員の心情の変化や対立もリアルだなと思いました。受動的だった部員が最後は能動的に変化していって、若者の吸収力や成長力に感動しました。この世代ならではだなとうらやましく、まぶしく思いました。
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この本で主に中心人物となる人は三田村先生、通称ミタセンという人物だ。この先生は、先生なのに登校拒否をするという、よく分からない行動をするのだが、ミタセンの本当の気持ちに気づいて、吹部がまとまっていくのがとても面白かったし心に残った。自分が吹部に入部していることもあって、読書感想文にはこの本を選んだ。とても書きやすくて楽しく書けたのでよかった。この続きの本はないけど、もしあったら続きが気になると思う。
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廃部寸前の吹奏楽部に、エキセントリックな顧問教師が赴任する。
このヘンな顧問のペースに巻き込まれ、振り回されつつも、その熱に影響され、生徒たちは少しずつ変わっていく。
そんなお話。
楽しくは読めるかな。
個性豊かな吹部メンバーも、ミタセンの強烈さの前にかすんでしまう感があるが。
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ミタセンのやり方は、強引な感じもしますが、
中々上手くまとめ上げる。
指導教育本とも言える一冊。
青春グラフィティー。
楽器に携わったことのない方も、
楽しく一気読み。
皆様も是非!
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顧問のミタセンに食らいついていくようになるまでの過程も見物だったが、そこから自分たちで音楽を作っていくように変わっていく姿はなるほどという気持ちだった。部活に限らず、仕事に対する取り組み方にも通じるものがあり、何かに本気で打ち込むとはこういうことか、と思った。
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都立浅川高校の吹奏楽部のお話。
吹奏楽を通しての思春期の成長・葛藤が描かれている。
登場人物のキャラクターがわかりやすい。ミタセンはチームバチスタの栄光に出てくる白鳥圭輔が重なった。
終わりにかけて早足に進んでしまったのがちょっと残念。
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高校の吹奏楽部の群像劇
言ってしまえば「響け!ユーフォニアム」なんだけど、ユーフォよりこっちの方が刊行が早い?
ユーフォはリアル路線で、こっちはさらに破天荒さというかドタバタ要素をドバドバ入れた感じ
まぁ、主に顧問の三田村が原因なんだけどね
こんなキャラどっかでいたな~ と思って記憶を思い返してみたら、奥田英朗の伊良部シリーズだった
自分のやりたいことをやりたいままに相手を動かすところとか
もっとも、あっちはもっとハチャメチャだし、他の人のことをそんなに見てないように思える
いや、それでいて結果的に患者さんのためになってるからやはり似てるなぁ
ストーリーとしては物語のテンプレート満載なんだけど、なぜか途中で感動してしまう 悔しい……
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読書中、元吹奏楽部員の私の頭の中には浅川高校吹奏楽部の風景が鮮明に描かれていた。私が抱く吹部の風景よりも破茶滅茶で賑やかだけど、それが本作品の魅力。
吹奏楽部の顧問と言って思い描くような人物にミタセンはまるで当てはまらない。風変わりでヘンテコな、教師らしくない教師。部を掻き乱しているのに、気が付けば部員たちは一つの「本気の夢」に向かっている。
熱血指導の中に音楽へ懸ける本気の想いが見えるところは、丸谷明夫先生のような熱いパッションの塊のような存在に通ずるところがある(……と思ったら企画協力のところに丸谷先生のお名前が!)。
会話文の割合の多さや各キャラの性格により、テンポよく読み進められる一作。続きが気になる終わりなので第二楽章の購入決定。
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吹奏楽部時代を思い出しながら読んでいました。
ミタセンみたいな先生だったら…ついていけないだろうなぁ(^-^;)
指揮に関しては天才的だけど。
いろいろなことを乗り越えながら成長していく主人公や仲間たちの姿が良かったです。
個人的にはトランペットの八幡太一がお気に入り。
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弱小チーム、どたばたで最後にハッピー。
たまにはこう言う単純明快がいいね笑。
ゴリゴリのよくある熱血先生ではなくて、無責任でお金持ちのお坊ちゃまってのは面白い設定。
お母様も素敵な人♡
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とにかくミタセンが面白い。
大人だけど子供…という顧問のミタセンに何とか付いていく生徒たちから、段々 生徒たちの方から自主的に吹部を作り上げていくように変わっていくところがカッコ良かった。続編も気になってしまう。
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弱小吹奏楽部と少し変わった新顧問との部活青春物語。音楽のことしか考えていない顧問の発言や行動に腹立つ場面が何回もあったが、音楽の知識や実力については信頼できる。
廃部寸前でバラバラだった生徒たちが少しずつ団結しハーモニーを奏でる。
部活に全力で注ぐ姿、衝突して仲直りして…青春が眩しい。
個人的には最後の恋愛要素や楽器が事故で破損したり詰め込みすぎだと感じ、なくても良かったかなとも思った(小声)
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やる気がなく、3年がやめてしまって廃部寸前の高校吹奏楽部でフルートをやっていた2年の鏑木沙耶のところに、新しい顧問の教師三田村が現れる。三田村が「吹奏楽部を全日本大会に出す」と宣言し、部員を集めることを命令する。沙耶たちは、同級生で幼馴染で音楽家の息子、西大寺たちを誘い、新生吹奏楽部をスタートさせる。
なんか、どこぞで見たストーリーてんこ盛りで、創作にありがちな挫折と克服、快進撃というお話である。
実力はあるが、生徒にとってはエキセントリックなミタセンこと三田村先生、実力派の西大寺、腕はいまいちだが乗せるとどこまでもやる八幡…って、関西の駅名?
主人公が鏑木沙耶ということでいいのかな?フルートをやろうとしているのに、強制的に低音パートのチューバに配置換えをされてしまったり、家族のことで悩んだり、都の大会の際に顔を似せたぬいぐるみ…。
『響け!ユーフォニアム』だよねこれ。全体にストーリーが重複しているように感じるのは気のせいか。
また、オリジナルストーリー(?)の部分はいろいろあるんだけど、いうほど盛り上がらないんだよな。
全体のストーリーは、文章で描かなければならない点から、細かいリアリティよりはエンターテインメントとして、消化しなければならない部分もあるのだろうが、せっかく吹奏楽部なのに演奏の盛り上がりなど、実際の曲の臨場感などが全く描かれていないのは、今ひとつ。
実際の高校吹奏楽部の先生に取材したということであるが、演奏自体を取材してないんだろうな。そのへんはマイナスが大きい。
楽器ネタということで甘めの採点では有るが、中高生までかな、このストーリーでは。もうちょい心情変化の機微やなんかが描かれるべきであったのだろう。
「一人称がコロコロ変わってわかりにくい」というレビューも多いようだが、大人向けというより、中高生向けのジュブナイルならよくある話である。