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感銘を受けたり、参考となる記述は沢山あったがどうしても自己啓発の要素は拭いきれていないように感じた。本書は一読するよりも、読んだものの要約を読んだり聞いたり、マンガで要約したり、テレビ化などをしてわかりやすく大衆向けにすると良いと感じた。
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日本生まれ、米国で育ちのスタンフォード大学在籍の心理学者の著書。
マインドフルネスとは、瞑想習慣であるとともに、「覚醒した瞑想」と説明。それは集中力、感情のコンントロールなど、ビジネスパーソンに必要な資質全般にわたって影響を及ぼすものである。また、マインドフルネスは私たちを人間たらしめる多くの重要な性質、たとえば、先天的に備えている共感力、思いやり、親切心によって私たちが互いに深くつながっていることを理解する能力にも作用する。
ゆえにマインドフルネスは自分が何者であるかを探り、自分の世界観と自分のいる場所を問いながら、意識を目覚めさせて自己や世界と調和して暮らすことを可能にしてくれる。
また、マインドフルな状態は 「フロー」との関わりが深い。例えば、上記のにある「人間たらしめる多くの重要な性質を理解」し、「自己や世界と調和」を認識できれば、 人が何かしらの活動を行うとき自ずとエネルギッシュにその活動に集中し、完全に巻き込まれ、楽しむことに浸りきった精神状態になる。
禅の言葉で説明すると、それは「完全にその瞬間に存在する状態」、ただひとつのことに集中し、自分のすることに平穏と幸福を見出す状態となり、マインドフルな状態かつフロー状態である。
禅、マインドフル、フローの良質な関係を学べる一冊でした。
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よかった、雰囲気が伝わってくるようで、すっと読めた。死を意識したり、儚さを意識したときに、スタートする
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特に5章「傾聴」がよかった。
•会話を支配しない
•自分の好奇心をおさえる
•何らかの言葉をフィルターにかけ、メッセージを歪め、異なる視点から考えられなくさせている自身の先入観を暴き出す(ほんの一瞬でも自分の信じているものを捨てる)
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▼福岡県立大学附属図書館の所蔵はこちらです
https://library.fukuoka-pu.ac.jp/opac/volume/288056
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日系アメリカ人の著者による、マインドフルネス思想について記述した一冊。
西欧文明から見た日本人の考え方は神秘的に見えるらしく、好意的に書かれていたのが印象的。
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スタンフォード大学で教鞭をとる著者(日本生まれ米国育ち)による、マインドフルネスの諸要素に関する解説書。
内容は、著者がスタンフォード大学で行っている授業がベースで、前半は自己と向き合い内省すること、後半は他者と自分との関係性のなかで自分がどうあることが望ましいか考察するという形式をとっている。
相談援助職としては、人の話を傾聴し共感することの効用というのは一応知っているつもりではいたが、本書のように実践とそれが話し手・聞き手にもたらす効果について詳しく書いてあり、理解が進んだ感じはあります。また、弱さを持つ自分を振り返り、受け入れることが最初に述べられていたこともとてもよく納得できました。
個人的に残念に思った点は、①マインドフルネスは科学的根拠のある~と所々で言っている割に、研究成果に関する記述が少なく、著者の実体験に関する記述が相当に多かったこと(もちろん研究成果を披露することがメインでないことは承知していますが、どんなevidenceがあるのかは気になる。また、体験談にあまり感情移入できなかったことも一因かもしれない)、②訳後の文章にあまりなじめなかったこと(本書は恐らく、著者が英語で記載したものを別の翻訳者が日本語訳したもの。日本語で馴染みのない言葉が多数並ぶことや、単語の順序の問題なのか、ちょっと読みづらい印象でした)。
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ここ数年、枕元の常備本のひとつになっている。
悩める時ほどこれを手にとり、何度も読み返している。
ダニエル・ゴールマン著『EQ~こころの知能指数』、マックス・ピカート著『沈黙の世界』、森田療法に関する書籍とセットで読むと、共通点が見出せて、より深い理解に繋がると思う。
また、ヴィクトール・E・フランクルの名著『夜と霧』が何度も引用されているので、既読の人にはより理解しやすい。渡辺和子シスターの著書にも通ずるものがあり、両方読めば相乗的に理解できる。
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”マインドフルネス”と言うものがどういうものか多角的に説明される。
が、どうしても説明と言うか大学での講義内容の説明が多く、実践の仕方などはあまりにも抽象的。
確かに壁に向かって座禅して…などというのは一部分の抜粋でしかないのは分かるが、もう少しその状態に至れる方法がしっかり述べられていればよかった気がする。
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最初は説教くさい感じがした。しかし,読み進めるとともにマインドフルネスという概念ではなく,生き方についてのメッセージを受け取り,そして,研究上のヒントも得られた。時間を開けて再読したい。
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いい本だった。
正直最後の章の義理、人情、責任はよく理解できなかったけど、序盤、中盤は少なくとも私にいい影響を与えてくれたと思う。
マインドフルネス系の本をもう何冊か読んでみようと思う。
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難しかった〜〜
引用されている話や筆者の体験がとても心温まるものだった☺️
成長してからまた読んでみよう
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この本には大切なことがたくさん書いてある。マインドフルネスであることは、自己と他者を理解し受け入れること。感謝を抱いて繋がりを感じること。物事をあるがままに見ること。他のなにかになろうとせず、自分自身であること。人とせっするときには傾聴する。相手の、言葉ではない表現を受け入れること。まずは呼吸に意識を向けて生活することを心がけてみようと思う。
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マインドフルネスを体系的に学ぶというより、小説的な読み方をして全体像をフワッと掴むような感じの本。近道を期待してすぐ実践に移すことを期待している人には肩透かしかも。そもそもマインドフルネスがそんな即効性あるものではないということに気づける
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マインドフルネス(念)とは…瞑想の核をなすもの。自分が何者かであるかを探り、自分のいる場所を問いながら、意識を目覚めさせ世界と調和して暮らすこと
今この瞬間にたいし、気づき目覚めている、人生に深く関わる力。
「今この瞬間」を大切にする力
「自分が人生で何を手に入れたいか」ではなく、「人生は自分に何を求めているのか」を追求する。自分の能力を、世界の深いニーズのひとつとマッチさせる。他社との網目の中で考える。
A...アウェアネス、自分が考えていることを意識し、自分の思い、感情を意識すること
B...ビーイング、存在すること。批判や何かをしなければならないという考えを辞め、ただ居ること
C...クリアリティ、自分の生活で起こりつつあることに注意を向け、自分が望むままにではなく、あるがままに物事を見ること
ヴァルネラビリティ(弱み)を、ストーリー形式で書き出してみる→謙虚さの発見につながる
本当の自分を知る:自分が何者であるかを知り、自分の考えや感情に目覚め、自覚し、日常生活においてその姿でありつづける。自分の考えや感情を変えようとしたり乗り越えようとしたりしない
地球上で私の仕事(目的)とはなんだろうかと考える→自分の考えを10分ほど書き出す→それをするのにお金を出してもよいと思うほど私が好きなことは何か→考えを10分間書き出す
他者との違いを認める:自分は違いを見ていると認めたうえで、その違いが相手の人生経験において重大な意味を持つ可能性があると認識することである。
よく知っている嫌い、苦手な人物を、家族・友人以外で思い浮かべる→その人と自分の共通点を書き出す→その人について自分がどう感じているか気づく
聴く
ほとんどの人は注意が思考で占められ、実は聞いていない。全身全霊で聴く。
受容
自分ではどうしようもないことを受け入れ、そのエネルギーを他のことにまわす
感謝