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「管理職なったら」と言わず,働き始める前や働き始めてすぐのときに読むとよさそう。心理学等の研究によるデータが豊富でとても説得力があり,キャリア段階別のロールモデルの設定の仕方の話は本当に参考になる。
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レビューはブログにて
http://ameblo.jp/w92-3/entry-12217407884.html
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良書。リーダーシップ系の書物にありがちなスーパースターの事例紹介ではなく、統計や実験データが数多く引用されているので、女性のキャリアビルディングに関しての課題や対処方針について、とても現実的な状況分析がされている。タイトルと装丁がいまいち。
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女性の好ましくない性格と、リーダーの好ましい性質が近い。
二面性を切り替える必要がある。
内面的な変革を与える、女性型のリーダーシップが求められる。ノルマなどより、モチベーション、コーチングなど。
性差によるガラスの天井。女性からも。
女性は自信がない。組織がそうさせている。野心はある。
ひとりふたりだと、少数派とみなされる。35%が少数派と思われないティッピングポイント。
Bossになることと、bossyになることは違う。どう思う?あなたのアイデアは?と部下に聞く。
ロールモデル。その人の良いとこ取りをする。全人的なものではなく!
リーダーは「進むべき道を示す」「人を動かす」
リーダーになったら男性のように振る舞わないといけないと思うから、向いてないと思ってしまう。
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日本向けの書き下ろし訳本。そもそもリーダーになりたがる女性がいない、という他国とは異なる調査結果が出た日本女性向けの書籍というのが新しい。自己分析は後でやってみよう。結局は内省しないと前に進まない、という独り言反省会。良書でした。
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「女性が」管理職になったら読む本、とわざわざ題名につけているだけあり、テーマとしては、現代社会で女性がリーダーとなるのは男性ほど容易じゃないけど、気付いてないだけで十分リーダーとしての素質を女性も持ってるんだよ、だから自信持って!という女性リーダーを後押しする内容になっている。
自己啓発系の本というのは、ひとつのリーダー像が完成されていて、そこに辿り着くまでのアプローチ法を述べているイメージがあったが、この本は冒頭からそもそものリーダー像を崩したうえで、自分でいちから作っていくプロセスが大事だと述べている。
なので、リーダーとはこうあるべき!なのに出来ていない自分!という呪縛から解放される。
また、根性論ではなく実際の研究データに基づいた男女ごとの傾向の差や社会に根付く無意識バイアス、女性自身の問題等を考察しているため、うっすら肌で感じてはいたもののうまく表現できなかった不安が整理され、課題が見えやすい。
現状、女性リーダーがなにかと不利な立場なのは事実であるが、今は長い過渡期であり、多様なロールモデルを作っていくことで、男女ともに意識を変え、組織を変え、ゆくゆくは男性の働き方をも変えていき、男女ともに働きやすい社会を目指せるかもしれない。
もちろん、本書に書かれた内容以外にも女性リーダーがなかなか増えない社会的要因はたくさんあるのだが、下手な占いに行って仕事運を見てもらうよりはよほど効果的に能力を発揮するきっかけになる現実的な本。
管理者になってからと言わず、社会で働く女性は目を通してみてほしい。
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自分ごととして読みました。
わたし自身も、「管理職(この本を読むまでは=リーダー、と思っていた)になるには、自分の気持ちを犠牲にして男性らしく降るまわらなければ評価されない」と思っていたが、さまざまな定量データから、男性のリーダーと女性のリーダーに求めていることは違うということを理解した。
とはいえ、「必ず成果を出して、そのうえでアピールすること」を前提にして、女性らしさを表現することは求められているので、その組織の文化に合わせた成果を上司に伝え、そして女性らしさで部下に接するということは「なるほどな」とハラオチしたところである。
▽読み返したい
・交換型リーダーシップと変革型リーダーシップ
・スポンサーとメンター
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分かりやすくて、面白かった。アメリカ人劇作家マイズナーの「アイデアを1人から盗むのは盗用だが、複数から盗むのはリサーチである」って、なるほど!と思った。
あと、日本人女性はそもそもリーダーになりたがっていないっていうのも、そうなんだあと思った。
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なぜできる女性は嫌われるのか、女性はリーダーに向いていないのか、昇格しない女性が多いのはなぜか、などの問いかけから今の社会構造について分析されている。
結局は、全てこれは無意識バイアスによって起こるものだと再認識。
今までの社会構造がどうしても男らしさと女らしさの定義を作ってしまい、そこが仕事という場でも無意識のうちにお互いが求めるものがその方向に行ってしまっているから。
暗黙のルールである、男性はこうあるべき、女性はこうあるべきか、強く形成されているのも事実。
今のこの状況で、女性が管理職になる事に抵抗をもつ人は多いが、このままでは世の中が変わらないのも事実。
今トークンである女性管理職がいずれマイノリティになり、ディッピングポイントを超えるようになれば当たり前の世界が広がるのだろう。
今が大変なだけ。大変だけど、そこを崩していく女性がいなければ、これから先の若い世代の女性たちが、働きやすい環境を得る事が厳しくなってくる。
今の職場は完全に女性がトークン。
その中で『女性初の部長ですね』なんて管理職に言われている事自体、無意識バイアスが言葉として漏れ出ている状況。そんな中で働きやすい環境がやってくるのか不安しかないが、男女関係なくではなく、女性だからこその視点でいままでとは違うスタイルを形成していく事もありなのかもしれない。
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女性だからどうこうではなく、マネージャーのリーダーに求められる役割素養と、女性一般の傾向から入る。
4sentence rule。否定するときは、前置き付きで。
接近モチベーション(アクションを起こそうとする)自分の自信、得意なこと、成し遂げたいことをメモしておく。
4章
ビジョンや戦略を語る力
ネットワークの構築活用
キャリアのマネジメント
積極性や上司と
健全に関心を集める
他者に影響を与える
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管理職になったわけではないですが、「キャリア」と「自分らしさ」の両立というサブタイトルに惹かれまして、読了。
女性の社会進出についていろいろ言われておりますが、政府の方針だけ見ると、数値目標がわかりやすい指標であることはわかりつつも、なんか数だけ増やしゃいい思ってない?
と常々感じておりました。
本書を読んで、まぁ数を増やす、ということにも一定の意味があったんだな、と知りました。
その点については、女性が、ということではなく、バイアスの問題だったんですね。。
定型化、というかこういうもの、ってくくりは理解するうえでとても便利だけれど、本質的な理解のためには逆に足かせになったりもしますね、確かに。
リーダー像というものにも、新しいリーダーシップの取り方が提唱されていること、決して男性的にふるまわなければいけないというわけではないこと、自分らしさとは、を踏まえてちょっと考えてみる気になりました。
リーダーには全然なりたくないけど、なりたい自分のためには、少なくとももう少し自信を身につけたい。
そして、女性のキャリアパスがジグザグであることにはやはり複雑な思いがあります。
私自身、結婚によって大きく仕事を変えることになったから。
割り切ったつもりでいるけれど、気分が下がった時、どうしても考えてしまう。
あの時違う選択をしていればどうだったかな、と。
考えても仕方のないことは考えない、そう家人は言うけれど、そんなに簡単なものでもないよね。。
彼だって口には出さないけど、絶対考えてるでしょ。
言わないことが彼にとって本当にいいことなのか、わからないけど‥
でも言わないんだから、私は知らん。
与えられた環境の中で、自分が何をできるか、考えて、少しでも自分のやりたいこと、を選択してきたつもりではあるけれど、悩む日もある。
だって、人間だものw
女性が、周りからどう見られているか(どう見られがちか)、冷静に分析したとても分かりやすい本だと思います。
最後に備忘録
性格は変えられないけれど、行動は変えられる。
感情を言語化する。
エネルギーレベルの調整。