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歴代の首相には色々な方がいたのだ。
今回の安部首相は何がしたのだろうか?
お祖父さん(岸信介)も出来なかった
「憲法改正」だろうか?
されば どうなるのだろう。
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読みやすい本。戦後日本の動きを自民党の動きを通して振り返ることができる。タイトルにある「変貌」についてはもう少し詳しく知りたいという思いが残った。
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戦後の自民党の歴史が概観できる。
2016年現在、田中角栄に関する本が流行っているようだが、この本も田中角栄について触れている。やはり彼は大政治家だったようだ。
゛安保”とは何か?゛安保闘争”とは何だったのか?知らなかった点も多かった。
著者は「吉田安保と岸安保を読みもせずにデモに参加」と述懐しつつ、「私も安保改悪阻止のデモ隊に加わって・・・。恥ずかしい話だが岸首相によって安保が改定されると日本はアメリカの戦争に巻き込まれることになると思い込んでいたのだ。」の前後は自分も知らなった事実が多かった。
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55年体制の崩壊、もはや反主流派も非主流派も存在しない自民党は、どこへ向かうのか。「本書では、自民党前史と言える吉田茂の自由党から筆を起こし、結党で何を目指したのか、岸信介の日米安保改定は何だったのか、自民党の原点を振り返る」(序章より)つくづく、自民党の歴史=戦後日本史であると感じた。雇われマダムと揶揄され、つなぎと目されていた中曽根内閣が、いかにして長期政権を築き上げたか…など面白かった。◇個人的にあまり好きではない著者が「日本はまだ平和国家の看板を下ろさない方がいい」と意見が同じなことが意外だった。
自民党の歴史をざっとたどるのに良いと思う。
戦後日本史がよく分かる点が魅力。
吉田はとにかく「安全保障はアメリカに委ね、日本は持てる限りの力を経済の復興に投入すべきだ」と考えていた。
対してアメリカは冷戦に対応するために日本の軍備拡張を強く求める…
1953年11月 臨時国会
「自衛隊は戦力ではない。つまり、戦力なき軍隊である」
自衛隊は戦力でないなどと言い通したことが日本の安全保障問題を弱めてしまった(大嶽秀夫)
1951年 サンフランシスコ講話条約締結
鳩山一郎はじめ 大物らが復帰
「政権を返せ」と吉田に圧力
吉田は孤立
53年8月「吉田包囲網」を破ろうと衆議院解散
53年2月 バカヤロー解散 第五次吉田内閣
54年 造船疑獄
「吉田降ろし」
54年11月020 新党結成準備会拡大会
11月 鳩山 新党結成準備委員長月
田中角栄氏によれば、「GHQは日本の弱体化を民主化という言葉でごまかした」というのは、そのとおりと思うが、吉田茂、鳩山一郎を嫌い(経済復興を目指していたから)、社会党や共産党を応援したというのには驚いた。
アメリカは、第三次世界大戦を防ぐためには「枢軸三国の国家体制を徹底的に打破し、細分化して、戦争の種を徹底的につぶす。」そのためには、勝者の権利を放棄し、敗戦国を追い詰めることはしなかった。第一次大戦のドイツで懲りているからだ。
ところが、ソ連、ワルシャワ条約機構という新たな敵の台頭を見て、「日本、ドイツの再軍備」へと政策転換を迫られた。
そこで、アメリカは追放していた古い政治家たちを復帰させ、社共、とくに共産党をつぶす策に出た。
宮沢首相の考えが実現し、金融機関への公的資金が投入されていれば、日本はこれほど長く景気低迷にあえぐことにはならなかっただろう。「もっと早く回復軌道に乗っていたに違いない」と、筆者は説く。
確かに、
「失われた二十年」のダメージは計り知れない。
公的資金投入を阻止したのは、大蔵省だという。日銀とともにバブルを作った大蔵省の失敗を認めると責任を取らねばならない。失敗を認めない、責任を取らない、こういう官僚の体質が大問題だと述べている。
こんなことで、緊急にやるべき政策が実施できなかったと。
事実としたら嘆かわしいことだ。
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過去の首相が憲法と安全保障を上手く使いながら奇跡の復興を成し遂げた事が理解出来た。
吉田茂や岸信介がどうして総裁の座についたのかも偶然の必然なんだな。
自由民主党の中で権力闘争や議論が行われていたのに、今の安倍のようにロクな議論もなされずに日本が普通に戦争をする国に変えようとしている。どうなるんだ、我々の日本。
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戦後史、自民党史をある程度知っていれば、敢えて読む要無い本。
いわゆる自民党政治は小渕・森政権までは維持されていたように思える中、小泉政権→迷走期→下野・民主党政権→第二次安倍政権での過程が重要だ。
その検討項目としては、①自民党の政策決定メカニズム、②ポスト配分の手法と基準、③族議員の解体?、④新人議員の選抜法、⑤派閥、特に清和会・清和政策研究会(旧森派)と宏池会系(岸田派)の影響力、⑥自民党内での金銭配分の在り方、ということになろう。
が、これらの変化に関し、本書では全く舌足らずである。
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このところ多忙につき、読感を書いている時間がない。
とりあえず、読みましたということで、読了日と評価のみ記載。