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淫らな館(悦文庫)

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紙の本

官能小説の世界へ舞い込んでしまうファンタジーが描く家族の調和と恋

2016/09/25 21:12

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

タイトルの『淫らな館』は作中に出てくる官能小説のタイトルである。これをスマホで読み耽っていた大学1年生の草食系主人公が突然にして小説の中に取り込まれてしまうファンタジーは相当にチャレンジングな設定ではあるが、これまで冒険的な作品を多く手掛けてきた作者ならではといったところであろう。読み手としては好みが別れる作風かと思われるが、固定概念を打ち破る挑戦として受け止めたいところである。

主人公が元の世界に戻るのは最後の最後なので本作の登場人物は基本的に作中小説の登場人物である。立派な館に住まう主がいて、その息子たる夫は失踪しており嫁は同居中、さらに主の娘がいる。兄ともども後妻の連れ子として組み込まれた次男の主人公から見ると義父・兄嫁・義妹となり、これに主の妹という叔母が中盤から出てくる複雑な構成は後々を含めて主人公との血縁はナシにしておこうとの判断か。そして、何故か主だけが小説の世界であるという現状を把握しており、元の世界へ何かと帰りたがる主人公を叱責してこの未完の小説を結末まで導こうとするのである。

兄嫁や義妹といったイイ女が目の前にいながら元の世界のアルバイトを気にするような主人公に主は呆れながら憤慨するのだが、そんな軽妙なやり取りに紛れて主が発する小説内の人物(男)だからこそ官能小説かくあるべし!な発言がいちいちアツい。主人公もまた次第に小説なれど人物は作内で血を通わせて生きていることを知るにつけ、そうした中の端々に作者が忍ばせた官能小説への気概を見る思いである。

ただし、主人公が後ろ向きなこともあって業を煮やした義父が代わりに好色漢よろしく兄嫁へと迫ったり、元の世界へ帰る条件として主人公が兄嫁を手篭めにしなくてはならなくなったり、最後は家族の調和を取り戻すための、つまりは結末を迎えるための荒療治として魔少年のごとく振る舞う主人公が兄嫁から義妹に叔母までをも緊縛して責め立てるといった、どちらかと言うと殺伐とした官能描写が続く印象である。その直前では叔母の甘い妖艶さも一時見えるが、常に理不尽な責めに遭う兄嫁には(結末への伏線とはいえ)不憫な気もしてしまう。

そんな中でツンデレな義妹が見せた恥じらいの情交と秘めた想いの表出が思わぬ結果を招く。ファンタジーなストーリーはどんでん返しのファンタジーな結末を迎えるのだが、これによってモヤッとするような晴れない雰囲気の最後の最後にパッと花が咲いたような心持ちが到来するのはズルいと思わせるほどの作者のストーリーテラーとしての巧みさであろう。

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