投稿元:
レビューを見る
エンジニアリングの観点から様々な発明等のケースに基づく思考法を取り上げている。モジューラー化、モデル化、プロトタイプなど、ストーリーの中で思考プロセスが開設されており、エンジニアで無い人にもわかりやすい。
投稿元:
レビューを見る
世の中のうまくいった技術の事例集でありそれをもって考える技術とするには少し無理がある。
日本はモノづくりの国だと言われているが意外と根本的な発案が少なすぎる。その上を行くのがアメリカだから日本人はさして気にしていないようだがこのままではまずくないのか?
デジタルカメラも携帯電話もかなり昔からその技術は存在していたようだ。なぜ日本はもっと早くその技術を拝借しなかったのか、できなかったのか。
日本は日米和親条約により解放されたようだ。解放といえる著者は日本人ではない。
投稿元:
レビューを見る
画期的な技術を実用化させた技術者たちが何をどのように考えて取り組んだのか。構造:目的を見つけ、制約:環境条件の中で、トレードオフ:利点と欠点の中で最適解を導く綱渡り。その成功事例のエピソードが集まっている。
エピソードはあっても、そこに何を学ぼうと著者が主張しているのかが書かれていないので、とても残念。エピソードを読んで、読者が著者と同じ意味に受け止めると思ったのなら、とても独りよがりだ。成功事例と同じようにやっても必ず成功に結びつくわけではないし、勝手にエピソードに学べというのは不親切だと思う。
あらゆる問題を解決する思考技術を教えてくれる本では全くない。もし学び取ったのなら、自分をほめた方がよい。
16-185
投稿元:
レビューを見る
モジュール化、モデル化、逆算思考、制約とトレードオフ、人間中心アプローチなどエンジニアリング技術の要素を事例を多く取り混ぜて紹介している。
好事例を知り、引き出しを増やすという意味では良著。
新書のようにこうすれば解決!とわかりやすくまとめてはいないので、効率を求めると不満は残るかも。
投稿元:
レビューを見る
エンジニアの思考法を問題解決に生かすという話。
期待が大きすぎた。
《エンジニア思考三つの特徴》
1、見えない構造を見る
2、制約のもとで物事をデザインする
3、トレードオフを見極めて最適解を出す
投稿元:
レビューを見る
ヘンリー・ペトロスキーほどには堅苦しくはない表現で、「エンジニア」が世界を解決する思考のパターンを提示している。モジュラー思考、最適化、目的からの逆算、組み換え、標準化、制約条件からの発想、適応思考、プロトタイピング、エルゴノミクスというあたり。
具体例として、GPSや紙おむつやなんやかやをいっぱい上げているので、一般工学の副読本のような使い方もできるし、技術経営の基本論という捉え方もできる。