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はたらく人のコンディショニング辞典のときもそうですが、研究の裏付けがなくて情報ソースがなんなのか(本人がそう感じている、なら、そのように書くべきとわたしは思うのですが)が、あいまいな情報が多いです。が、はたらく人のメンタルについて現場で取り組んできた様々な工夫が書かれており、この著者の良さが活きていると思いました。
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・休む技術はプロフェッショナルの必要条件。「休む・さぼる・息抜きする」ことに対する罪悪感を払拭することも大事なこと。仕事を一生懸命やって疲れないわけがないのだから休んで肉体的にも精神的にもリフレッシュする必要がある。
・仕事力が上がる具体的休息術=4つのR。そのときの疲れや自分にあった休み方を選んでベストコンディションをキープしよう。
1.リラクゼーション・・・神経を休めること。緊張を司る交感神経とリラックスさせる服交感神経のバランスを整える(アロマセラピー、腹式呼吸、瞑想)
2.レクリエーション・・・気分転換による心身のリフレッシュ。運動、映画鑑賞etc
3.レスト・・・肉体をしっかり休めること。睡眠、マッサージ、スパ、温泉保養。
4.リトリートメント・・・普段とは場所を変えて、非日常に身を置き心身を養生すること。
・ストレス解消のためのマイリストづくり。折れない心をつくるには、心そのものをしなやかにするだけではなく、折れかかった心をセルフセアすることも大切。癒しのマイアイテムを増やそう。リストのアイテムがたくさんあれば、それだけ疲れというリスクに対して安全ネットが十分にあるということ。
・マイソング
・マイプレイス
・マイカラー
・マイフレーズ
・マイピクチャー
・マイグッズ
・マイウエア
・マイブック
・マイレストラン
・マイティーチャー
・マイフレンド
・マイフラワー
・マイフード
・マイジェスチャー
,マイフォレスト
・仕事と私生活という2軸から、そこに社会活動を含めた3軸で人生設計した方が個人も社会も幸せになれる"ワーク・ライフ・ソーシャルバランス」こそこれからの時代に必要な考え方。「仕事」「私生活」「社会活動」この3つが揃えば、人生はもっと輝き出す。
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明日に疲れを持ち越さない プロフェッショナルの仕事術
2016/6/20 著:渡部卓
著者はライフバランスマネジメント研究所代表。職場のメンタルヘルス、コミュニケーション対策の第一人者として、講演、企業研修、教育分野、マスコミでの実績は多数に上る。
本当の意味で仕事ができる人というのは、体調や気分に左右されることなく常に高いパフォーマンスを発揮できる能力を兼ね備えている。プロフェッショナルとは、いわば「最高の自分」を保ち結果を出し続けられる人のことである。
本書は以下の7章から構成されている。
①疲れと仕事の関係 基礎知識
②プロフェッショナルの生活習慣
③心の疲れを溜めない思考法
④超・効率仕事術
⑤ムダなストレスを生まない調整力
⑥働くための休息術
⑦仕事で疲れない人の資質
常に質の良いアウトプットを出し続けたい。
いくらスキルや能力を磨いてもそれを継続して
安定して発揮出来ないと意味をなさない。
そのためにはやはり
安定した体調と精神状態を保つことが求められる。
最近疲れが溜まっている。
誰しもが疲れるのは当たり前であり
心が疲れているのか身体がまいっているのか
はたまたその複合なのか。
疲れないためにどうればいいのか
疲れたら休息し急激に回復するのにどうすればいいのか
色んな視点から本書は書かれている。
もう少し自分の体調と疲労について
気を遣いながら頑張り続けたい。
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真の意味でのプロフェッショナル、すなわち仕事が出来る人とはどのような人であろうか。
それは、状況や環境に左右されず、毎日最高のコンディションを保つ人のことである。
しかし普通は人間である以上、肉体的疲労やストレスからは逃げることはできない。
では彼らは、どんなに働いても疲れることなく、また何のストレスも受け付けない超人なのだろうか。
もちろんそうではない。
コンディションを保てる人は、働いても疲れないのではなく、疲れやストレスを明日に持ち越さない術を知っているのである。
すなわち、疲労のコントロールである。
では、疲れを持ち越さないためには、具体的に何をすれば良いか。
一つは、意図的に休憩を取ることである。
仕事が出来る人=ハードワーカー、というイメージがあるが、実際にはそうではない。
本当に仕事が出来る人は、上手く手を抜いたり、サボり所を心得ていたりする。
人間の集中力は、もって1時間と言われる。
それ以上働き続けても、効率は落ちる一方である。
なので自分の集中力の低下を意識して、能動的に「休む」「手を抜く」ことが重要になる。
それが結果的に、ただガムシャラに働くよりも成果を上げることに繋がる。
もう一つは、当たり前ではあるが、そもそも仕事を手早く終わらせることが肝心である。
そのためのポイントは、「クイック&ダーティ」。
つまり、雑でいいので素早く作り、素早くフィードバックをもらい、そして素早く直していく、ということである。
日本人は失敗を嫌うあまり、仕事が完璧に出来上がってからようやく人に見せようとする。
だがそれでは修正やフィードバックも多くなり、結果として多くの時間をロスする。
欧米人のようなこの心がけは、見習うべきものだろう。
またそれ以外にも、勤務時間中に「Think Time」を設けることも勧められている。
つまり、本を読んだり人と話したりする「作業以外の時間」を勤務時間に組み込むべき、という話である。
確かに目の前の仕事は大切だが、そこから得られるものはそれほど大きくない。
そして、そのうち成長が止まってしまい、作業時間もそれ以上短くならなくなる。
それよりは、多少時間を割いてでも新しい知識を入手し続けたほうが、結果的に作業の短縮に繋がっていくということである。
タイムマネジメント関係の本を探していて本書を読んでみたが、正直ただのTIPS集といった内容で、得たものは多くはなかった。
たがそれでも、上記の「疲労のマネジメント」や「クイック&ダーティ」の考え方は参考になった。
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朝起きたときにしんどくて仕事に行きたくないと感じることがあったり、仕事中にやる気がでなくなり手がつかなくなることもあった。それをなんとかそれをコントロールしたいと思っていたのでいいタイミングでこの本を読むことができてよかった。
疲れを貯めずにやる気につなげるポイントがたくさんあったが、気に入った一部をメモがわりに記載しておく。
全て実践できればうまくいくような気がしたが、一度に全部実践するのは難しいので少しずつ考え方や心がけを変えていきたい。
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疲れはどうしてたまるのかを自覚しておくことが大事で、それをうまくコントロールし解消することが疲れをできるだけ貯めないためのポイント。
疲労には3種類あり、肉体的疲労、精神的疲労、神経的疲労がある。
肉体的疲労は睡眠不足や働きすぎだけでなく、栄養不良、運動不足も原因であると気づかされた。
神経的疲労はデスクワークなどで視神経や脳が緊張した状態が続くことによる疲れであり、寝る前までスマホやパソコンを見ることは非常に疲れが残るものなのだと。
夜にはできるだけ、ブルーライトのでない本やリラックスする時間に充てるように心がけていきたい。
また睡眠サイクルのずれも疲れの原因になっており、いわゆる「ブルーマンデー」は週末寝溜めしたりすることによってサイクルのズレから起こる疲労感なのだと。
疲れていると感じたら寝だめをするのではなく、朝起きる時間は同じで寝る時間を早めに取ることが大事。
ついつい週末は夜更かししてしまいたくなるが、その後の1週間を考えると夜遅くまで起きるよりも、朝早く起きて朝に好きなことをやる方がいい。
このどれをしてもやる気がでてこないときは、
理由がないのにモチベーションが上がったり下がったりすることは誰にでもあることで、無理にあがこうとせずに時間が解決してくれるものであることを覚えておく。
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若い頃は平気だったのに,最近は翌日になっても疲れがとれないと感じたことはありませんか。疲れない人など世の中にはいません。ではどのようにすれば疲れが溜まらないのか。この本では,健康と仕事の両面から「疲れを残さない」コツを紹介します。
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さらっと読める本。
疲れて、本を読む元気もないときでも手に取れそうなくらいコンパクトに情報がまとめられています。
叱ったり注意したりするときのポイント「かりてきたねこ」の部分を読みたくて取り寄せました。
か・感情的にならない
り・理由を話す
て・手短に
き・キャラクター(性格や人格)に触れない
た・他人と比較しすぎない
ネ・根に持たない
コ・個別に叱る
かわいくて、意味もいいフレーズだと思いました。いろんな人に紹介したいです。
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あまり期待していなかったが、よくまとまっている本だった。
うまく、言葉が整理されていて、ストンと入り込むところがある。
こう言う時代なのだね。
『最高の自分』を保ち、結果を出しつづける。
人間は、やはり疲れるのだ。
疲れることを否定していけないから、
疲かれないようにして、疲れたら、早急に回復する。
いわゆる ワークライフバランス を保つことだ。
生活習慣 睡眠・食事・運動を 疲れないようにする。
肉体疲労、精神的疲労、神経的疲労を軽減する。
心理的な仕事の負担(質・量)を軽減する。
デジタルデトックスも必要である。
マインドフルネス。心を満たす状態をつくる。
アンガーマネジメント。怒りのコントロール。
ストレスの「累積負荷と蓄積時間」。
それをどうやって、コントロールするのか?
ワークエンゲイジメントを 高くする。
予測することのできない変化に、適応できない心を
どうバランスよく、組み立てるのか?
まぁ。うまくいかなければ、逃げればいいと説くところが
肩のチカラがぬけていていいなぁ。
『休む・さぼる・息抜きする』ことだよ。
よくまとまっていて、新入社員用のテキストだね。
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やや前の本なのだけど、今だって何ら変わってないなぁ。
意外とできていることもあったので、安心した。
仕事術の本なのに、プライベートでちょっと落ち込んでいる件に励まされるページもあり、少し元気が出ました。
そして私の目下の目標は、聞き上手になることです。
仕事でも、プライベートでも。
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疲れに関する様々な観点を広く浅くまとめている。キーワードを拾い、さらに深めるときは、そのキーワードに沿った本を読むと良いと思う。