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主人公の巾上は信州大学の大学生。女子高生の千曲の家庭教師をしている。松本城が地震で倒壊するタイミングで江戸時代にタイムスリップ。貞享騒動の最中に放り込まれる。このようなことが起こった理由は突飛なものだが、エンタテインメント小説なので、これはこれでよかろう。タイムスリップとは別のパラレルワールドや高次元時空の世界も想像させる。細かいところを突っ込めばいろいろ言えるのだが、本作品はそんな小難しいことを気にせずに、素直に楽しむのがよい。自分が巾上になったつもりで物語にのめり込もう。残念なのは、千曲が意外と活躍していないことくらい。もっと二人の掛け合いを読みたかった。
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松本城SF。
ネタバレを懸念するとこれ以上コメントしにくい。
以下ネタバレ感想。
千曲かわいいよちくま。
だけどカバー絵の制服リボンは誰も突っ込まなかったのかなぁ。ネクタイだろう。
あと、主人公目線過ぎて後半から置いて行かれた。
絶対千曲はもっと可愛い。
おしゅんと千曲のキャラが若干被ってるのも気になるところ。
あと、ここまで頑張ったのに終わりがあっさりしていて、肩透かしをくった気がする。
でも、非日常から日常へ転換するならこんな感じなのかな。
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時間ものは好きだし、ちょっとぐらいパラドックスにからめとられてもOKなんだけど、これはごめん、合わなかった。
何度も同じ場面に送られつづける理屈もよくわからなかったんだけど(なんか、無理に説明しようとしないほうがかえっていいんじゃないかとさえ思った)、なにより文章があまりに若書きというか。受け狙いですべってるようなところも多々アリ。もっとふつうでいい。歴史物+タイムファンタジーという分野は面白そうなんだけど。
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☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB2176368X
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松本城に関するタイムトラベルSF。
倒壊する松本城。それに巻き込まれた主人公が気がつくと江戸時代にいた。
理不尽なタイムループと唐突なオチに納得感がなく読んでいて物語の軸が定まらなかった。いっそ理不尽なまま終わってくれても良かったくらい。
松本城には機会があれば訪れようとは思えた。
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ふふっ、完全に長野県民トラップにはまったよ…
埼玉の図書館にどんとあって、
なのに誰も借りてなくて、手を出した
私はそう、長野県民…!
松本弁はやや伊那弁に近いので
北信、東信よりは親近感あるからいいけど
北信民はイマイチかもね。
タイムスリップの理由や完成の理由が
イミフだったのとラノベ風な口調がややいらつくのと
ヒロインキャラがムカつくのでトータルはイマイチ。
加助マーカーも嫌だけど、小林マーカーが地味に
嫌すぎ。
ただその場にいただけでこの扱いは酷いわ〜。
して、なぜヒロインと主人公だけ知り合い同士タイムスリップ⁇
小林妻ではダメだったかね⁇
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7:大学生と、家庭教師の教え子である女子高生が江戸時代の松本城下にタイムスリップ、農民らの強訴を阻止して呪いによって斃れる松本城を守る時間軸を生き抜け!というタイムリープもの。タイムリープもの好きだということを差し引いても面白かった。
ただ、これで困るのはネタバレだから何も書けないということだよなあ(笑)
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受験を目指す女子高生とその家庭教師の男子大学生。模試の結果をもって松本城天守閣にきた際、天守閣崩落の事故に出会い、女子高生は豊作の神様、家庭教師は松本藩士として、江戸時代初頭飢饉の松本藩にタイムスリップしてしまう…。
歴史改編と転生を繰り返す系のSF小説。転生から現代に帰ってこれるのか?ってのがメインテーマ。「君の名は」になれないのは扱っている事件の悲劇性やとおもう。飢饉と百姓一揆と打ち首獄門では「はーいリセットやり直し」は辛いよなぁ。
でも、思っていたより時間SFと歴史改編が上手くミックスしていて良作。
信州特有の方言が少々分かりにくかったのは読者側の努力不足。
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文章は良くも悪くもライトノベル的。読みやすい、というよりも軽い感じになってしまい、結果としてラノベとしては既視感のある文章になってしまっているので、文章としてはさほど目新しい部分はない。このノリについていけないと、読むのはかなりツラい。
SFとしての部分もよく分からず(私自身の理解力が足りないのかもしれないが)、時代考証も割といい加減だったりで、江戸時代にタイムリープした意味が薄い。
いろんな面で惜しい作品という印象。
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ややついていけない展開でありつつも、作者の発想力に座布団一枚差し上げたい!
松本の地の言葉は、文字にするとめんどくさい、というか、ウザい、笑笑
馴染みのある言葉だけに!
なんとなく、無理やり使ってるふうに感じられる言い回しが、どーなのかな、、、とも思った。
でも、なかなか壮大なSFでよろしいのでは?