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不屈の棋士(講談社現代新書)

不屈の棋士 みんなのレビュー

新書

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みんなのレビュー35件

みんなの評価4.4

評価内訳

35 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

人間だけが指せる将棋の可能性

2017/04/30 19:14

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コーチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

ソフトはプロ棋士を越えた―電王戦でのプロ棋士の相次ぐ敗北を受け、ソフト製作者がこう宣言したそうである。
 本書は、将棋ソフトと、それをめぐる昨今の将棋界について、羽生善治などの将棋界を代表するプロ棋士にインタビューをおこなったその記録である。ソフト肯定派、否定派、ソフトを積極的に使う者、まったくあるいはほとんど使わない者、棋士によって棋風がさまざまであるのと同様、ソフトに対する考えも千差万別だ。そして、それぞれが自分なりの哲学をもって、将棋ソフトと付き合っていることが知れた。
 しかし誰もが、将棋ソフトの可能性とその積極的な意義をある程度は認めており、たとえば最終章に出てくるソフト否定派(佐藤康光、行方尚文) の二人も、ソフトをまったく使わないわけではない。佐藤も、終盤戦の検証ではソフトを用いることがあるという。そして、多くの棋士が、ソフトによって新しい定石が生まれたりして将棋の幅が広がったと告白している。そういう意味ではソフトは、人間が指す将棋の可能性を高めてくれるありがたい科学技術といってよいだろう。
 その一方で、たとえば詰将棋などでソフトに頼りすぎると、自分で考える力が失われ、マイナスになると、ほとんどの棋士が警告を鳴らす。また、ソフトが棋士を負かした事実には、ショックを覚え、実際に敗北を喫した棋士は悔しさをにじませたものの、ソフトが人間を越えたかという質問には大概、そうかもしれない、そうなるかもしれないといったドライな反応であったのもおもしろい。彼らにはどこか、ソフトはソフト、人間は人間、ソフトという機械を利用するのは人間であって、人間がソフトに利用されるのではない、というスタンスがあるのではないか。だからこそ、仮にソフトが100パーセント人間を打ち負かす日が訪れても、棋士たちは、将棋を指すのは人間と、平然とかまえてられるのではないか。そんな気がした。
 これと矛盾するようだが、多くの棋士がソフトのうちに、ある種の性格―たとえばポナンザの棋風は、乱暴で荒々しいなど-を見いだしているのもおもしろい。ソフトとは、内臓したプログラムと外部の入力情報にもとづいて作動する機械にすぎない。それを擬人化して表現するのは、将棋という行為が、人間と人間の頭脳と頭脳、心と心がぶつかり合う勝負という認識がどこかにあるからではないか。
 ここでも、機械は問題にはならない。人間だけが勝負をし、人間だけが勝負の意味をとらえて、それを次に生かすことができるからだ。将棋は、人間が指すかぎりにおいて、未来永劫残り続けるし、棋士は、その頂点に君臨しながら、最高レベルのぶつかり合いを体現する人びとでありつづける。そのかぎりにおいて、彼らに存在意義はあるのだ。
 そんな読後感をいだいた一冊であった。

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紙の本

棋士とはどういう存在なのかをAIを通じて述べる好著

2017/03/14 18:53

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:YK - この投稿者のレビュー一覧を見る

AIを用いた将棋ソフトに対する考え方について現役11人の棋士にインタビューした内容をまとめた本。インタビューの対象はソフト利用に肯定的な棋士、ソフト利用に否定的な棋士、実際にソフトと対戦した棋士、そして現時点で棋士の最高峰と目される羽生氏、渡辺氏の2人という多岐にわたります。
著者がインタビューで投げかける質問が非常に鋭く、対象となっている棋士の考え方をうまく引き出している印象です。
どの棋士の考え方にも納得させられるものがあり、まず感じるのは棋士というのは自分の考えを非常に分かりやすく表現されるなあ、という点です。これは棋士という職業が論理的な思考を常に求められているからかもしれません。
ちょうどソフトの力量が人間に並びかけている微妙なタイミングである今だからこそ、棋士のソフト(AI)に対する姿勢は様々なスタンスがあり、これは将棋界に限らず今後AIが進出してくる領域と関りを持つ私たち一般の人間が体験し、考えさせられる事なのかもしれないと感じました。
棋士という職業がどんなものかという点でも理解を深めることができる1冊です。

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電子書籍

将棋ファンなら必読

2016/12/19 17:46

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:katu - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本はとても興味深かった。将棋ファンなら必読と言ってもいいと思う。
コンピュータに仕事を奪われると言っても、普通の人たちにはまだあまりピンと来ないだろう。でも将棋界ではそれが目に見える形で迫ってきている。実際にA級棋士がコンピュータに敗れ、コンピュータにはいずれ誰も勝てなくなるとインタビューに答えた11人の棋士たちは皆言っている。ではその時、人間である棋士の存在価値はどうなるのか? 11人の棋士たちにはそれぞれの考え方があり、ほとんどの棋士たちの苦悩が伺えた。私は、人間同士の対局はなくならないと思う。コンピュータがいくら強くても、見たいのはやはり人間同士の戦いだからだ。

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電子書籍

タイトルに違和感はある、しかし内容は面白い。

2016/08/10 19:58

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:efta - この投稿者のレビュー一覧を見る

ponanzaをはじめとする将棋ソフトの隆盛という切り口から、各棋士にインタビューを敢行した本。序章で将棋界とはどのようなものなのか簡単に触れ、その後インタビューという形式になっている。

サブタイトルこそ「人工知能に追い詰められた「将棋指し」の覚悟と矜持」となっているが、本書のインタビュイーはそのような悲壮感にあふれているわけでは全くない。人間とソフトの将棋は別物、と考えている棋士が多いため、人間対ソフトという対立構図を作りたい(と思われる)インタビュアーの言葉がやや空回り気味に感じる部分もある。

もっとも、好きな棋士へのインタビューというだけで読んでいて面白いので、好きな棋士が複数載っているならば一読の価値あり。

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2016/08/22 00:08

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2019/08/14 07:43

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2016/12/27 11:38

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2017/04/26 17:35

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2017/02/07 20:34

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2017/06/17 16:07

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2016/10/03 13:41

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2016/08/13 08:54

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2018/11/03 19:21

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2019/09/05 00:34

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2016/08/17 07:00

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