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紙の本

鍵の束をじゃらじゃらさせて

2017/01/06 07:58

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

平松洋子さんといえば、食についてのエッセイとか本に関しての話とかをつい浮かべてしまうが、どうもそうではないらしい。
 この本は平松さんのエッセイ集だが、その世界のなんとも広いことか。
 代名詞でもある食だけでなく、本や映画、さらにはファッション、あるいはどこにでもあるような日常のささやかな風景まで、実にみごとに平松洋子さんの文章として結実している。
 そのあたりのことを、「あとがき」でこう綴っている。
 「どうやら女は、扉を開けるたくさんの鍵を手中に握っているみたい。あたふたしていますと言いながら、じつは、鍵の束をじゃらじゃらさせているのは女の年の功だと思えば、痛快な気持ちになってくる」。
 おみそれしました。

 このエッセイ集は三つの単元に分かれている。
 表題にもなった「彼女の家出」(このエッセイには主婦の反抗ともいえる家出の話が描かれているが、平松さん自身がにやにや愉しんでいる風でもある)、「夜中の腕まくり」、それと「下着の捨てどき」である。
 「下着の捨てどき」はタイトルに示す通りファッション関係のエッセイが多い。
 ところで、「下着の捨てどき」とはなんともドキッとするタイトルだし、内容も男性にとっては興味深い。

 もちろん相変わらず食についてのエッセイは切れ味抜群で、「しみじみ思うのだが、お弁当とは何事かを伝える手紙にほかならない」なんて、うまい文章だ。
 特に前半の「しみじみ思うのだが」と書くあたり、なんとも平松さんらしくて好きだ。

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2016/09/24 17:01

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2016/09/27 13:47

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