紙の本
語学を習得することの意義についてクリアになった
2016/08/22 16:44
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:supermikan - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本のタイトルの「最強英語脳」と、内容とは、いまいち一致してない感じがしますが、英語学習によってどのような力が付き、勉強をする事で得られる本質が何か、脳科学的な考えも交えて分かりやすく書かれています。
著者の勉強法は、多くの人にとっては少しハードルが高いもので、かなりの努力が必要ですが、英語に対する考え方や、著者の経験は参考になると思います。
私自身、英語教育に携わる中、抱えていたもやもやが、全てではありませんが、なくなりました。
具体的な勉強法を求める人には向いていないと思いますが、英語学習における著者の考え方や、語学学習について関心がある方には、面白いと思います。
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最初に日本人が英語ができない理由をマインドセットの観点から述べている。
次に英語の勉強法として、人工知能がおこなっている良質なデータセットのインプット、それを話したり書いたりし評価する強化学習チックなアウトプットについて述べている。
最後にこれからは日本人が積極的に英語を用いて、外国に進出すべきであること述べている。
章の内容が重複していたり、よく英語学習に書いてあることを並べただけ。
しかし、マインドセットについての考察は価値があるかもしれない。
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私の英語力は、TOEIC 320~330なので、『最強英語脳を作る』などというタイトルの本は、関係ないのですが…
「英語を学んでいて一番面白いところは、英語のマインド・セットをどのぐらい理解して、それを駆使できるようになるかということ…道具箱の中の道具が増えるということが、言語習得の一番の魅力」
日本にいる時は英語を勉強するのも嫌なのに、海外に出かけると何とか話そうとする…それは止むを得ないからという理由だけではなく、自分の拙い英語や気持ちがどこまで通じるか?ということを試す面白さがあるからかもしれない。そして相手の応答を日本語に翻訳しようとするのではなく、リピートすることによって、英語のままで理解しようとしている自分を発見することも楽しい。もしかしたらこのような姿勢が茂木先生が仰る、言語としての英語が話せるということや、マインド・セット、英語的な発想ができるということに繋がるのかもしれない。
心構えだけは、私のような永遠の初心者にとっても参考になる部分があると思います。私のように英語が苦手な人は、英語を学ぶ!というよりも、英語を使う!という感覚で挑んだ方がよいかもしれません(-_-;)
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英語学習を、単なる学習でなく、文化などを理解することが重要であることは参考になる。
ただ、全て仮説に過ぎず、他の誰かで実証されていない。また、筆者とはベースが違うので、役に立つとは限らない。
もう少し実践的な内容であればいいと感じた。