サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

医学・看護書 ポイント3倍  ~4/30

【HB】春の読書応援!最大30%戻ってくるキャンペーン  ~4/12

hontoレビュー

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー3件

みんなの評価3.6

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (1件)
  • 星 3 (1件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
3 件中 1 件~ 3 件を表示

紙の本

数ある戦略論を切りまくるが自己矛盾も・・・

2017/02/19 17:52

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:親譲りの無鉄砲 - この投稿者のレビュー一覧を見る

今、地政学がブームだ、と著者は言う。これは1980年代の戦略論ブームのリバイバル(焼き直し)らしい。ブームは隆盛するがいずれ下火になる。地政学ブームもその轍を踏む可能性は高い。しかもあれほど戦略的な思考法がもてはやされながら、結局日本人に戦略的思考が定着していないのはなぜか。これが本書執筆の動機だそうだ。そこで過去に出版された数々の戦略論本、例えば岡崎久彦「戦略的思考とは何か」、野中郁次郎ほか「失敗の本質」、永井陽之助「現代と戦略」、マッキンダー「地政学」、ケーガン「ネオコンの論理」、ナイ「不滅の大国アメリカ」、桃井真「戦略なき国家は挫折する」等の書が俎上に乗り、切りまくられる。若干の歴史的事実誤認がちらほら見られるものの、大きな瑕疵というほどでもなく、その論評はほぼ的確である、というのが私の感想である。いずれの原著も未読だが、本書を読んでしまった後は、短い人生大きな労力をかけてこれらの本を自ら読む必要はない、との結論に達した。この意味で本書は大いに役立った。
 利害衝突があるもの同士の間(個人間、組織間、2か国以上の国家間等を含む)で、各々の目的を達成しようとする時、争いが生じる。その争いの手段としては、広義の武力を用いるものもあれば、理性的な話し合いもありうる。過去百年の間に世界大戦と名付けられた悲惨な戦争を2回も繰り返し、その後も規模は変われども大小の戦争が絶え間なく続く現代にあり、一部の人類の中に人道的見地から戦争以外の民主的な方法で問題解決を図ろうという厭戦的な意識の萌芽もみられるのも事実。にもかかわらず、相変わらずホッブス流の国家観に縛られ、「武力的解決」が究極的な手段であることを肯定し、「戦略論」を語ることに何の後ろめたさもいらないし、安全保障の美名の下に却って戦争を常態化させているこの世をサバイバルすることは当然、というのが世の趨勢でもある。立派な保守論客と思われる本著者をして、今あるすべての戦略論にある欺瞞や虚妄や矛盾を突かしめているにも関わらず、である。
 しかし、これだけ既存の世界中の戦略論を切りまくりながら、今の日本人に「戦略的な思考」が身についていないことについて著者はご不満のようで、そこは多くの読者が戸惑う点であろう。推測するに、戦略論を考える目的意識までは賛同できるが、結論の部分がいただけない、ということらしい。しかし既存理論にありがちな現状追認的なモデル思考であれば、そのモデルに想定していない事態が生じれば、如何に精緻に構築してもあっという間に陳腐化するのだ。優れて独創的かつ具体的な戦略、戦術、政治理論というのは、枠組みとしての戦略論や地政学からは生まれえないものであろう。その「キーワード」が万人の口に上るようになる頃には、戦略的価値の低下は必定である。そこに戦略的思考自体の限界があるのだが、その自己撞着には本著者は不思議なことに無関心である。
 著者は、国際関係政治或いは軍事力学において、やはり先般流行の「オフショアバランシング」に戦略思考上の希望を抱いているようでもあるが、これすら同じ運命を辿らないとも限らない。翻ってみれば、核均衡論は既に破綻しているものの、核抑止力は未だに有効だ、と考えている人は多い。軍事ゲームに興じている人たち皆が、それを絶対的ルールと思い込んでいる間は有効であるのも確かなようだし、軍事のプロですらそれに基づいた戦略プランを立てるようだ。その「ためにする」戦略論の寿命は、結局ゲームプレイヤー全体に「共通ルール」としての幻想を与え続けられるかどうかに依存している、と見るのが妥当なようだ。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

わかりにくい

2016/11/15 00:01

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Freiheit - この投稿者のレビュー一覧を見る

文章が長く、全部読み通すのは骨が折れるだろう。地政学の誤りなどを指摘しており、その意味では面白い書籍である。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2017/02/05 21:55

投稿元:ブクログ

レビューを見る

3 件中 1 件~ 3 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。