紙の本
研究が進まない理由が分かる
2016/10/25 19:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:本好きリス - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分の責任と分かっているけど、何で進まないんだろうと思ったら一度読んでみるとスッキリします。研究へのやる気も取り戻せます。
投稿元:
レビューを見る
具体的に役立つこと、すぐやれることで作られた本。研究していると「忘れがち」なことを、初心に戻って思い出させてくれる。
読んでいて、途中泣けてきた。
投稿元:
レビューを見る
超良書です。研究に関わっているすべての人が読むべき本。
--
・承認欲求が研究の第一のモチベーションになっていないか?
・自分は人にどう思われようと◯◯だから研究するのだ、と言い切れる確固たる自我を確立する
・目の前の疑問やテーマにすぐに飛びついていないか?
・その疑問に答えることは、分野の重要な進歩につながるか
・研究に値するテーマかどうか見極める基準は、そのテーマが自然に出てきた素朴で素直な「なぜ?」という疑問かどうか。頭の中でこねくり回したテーマは素直でない部分がある。
・研究で一番役に立たないのは、過去の論文はよく知っているけど何一つ建設的なことが出てこない評論家タイプ
・「仮説」とは、そのように仮定すれば現象がうまく説明できるようなもの
・起こるとは知られていない現象が起こりうると仮定し、そのためにはこういうことが必要だ、というような研究は技術開発と仮説の証明の中間
・ある目的に向かう「技術開発系の研究」と、仮説に問いかける「仮説証明系」の研究の違いは重要
・(調査した文献を)サブカテゴリーに分類する
・(文献調査のまとめと)並行してプレゼンテーションを作成し、ラボのメンバーに聞いてもらう
・これから行おうとしている実験・研究に「近い」モデル論文を見つける
・パイロットスタディは予備実験とも呼ばれ、本実験の前段階として行われる
・「コントロール」はあるか
・その辛い経験は決して無駄ではない。その経験は必ずあなた自身に返ってくるし、将来指導的立場になったときにはあなたと後輩のために大いに役立つ経験だ
・必ず道は開ける
・朝起きがけの時間は本当にゴールデンタイム
・今やっている研究の意義と仮説を1分で説明できるか?
・実験・解析の労力:論文執筆の労力=9:1くらいに思っているかもしれないが、実際には6:4か5:5と言えるくらい、論文を書くことは大変で時間もかかる作業
・論文作成作業を開始する目安は「核となるデータ」が出たところ
投稿元:
レビューを見る
研究生活は、先の見えない真っ暗なトンネルのようなもの。そこをどうやって抜け出しゴールにたどり着くか、わかりやすくお伝えします。「なぜあなたは論文が書けないのか?」と合わせて読んでみよう!
投稿元:
レビューを見る
http://catalog.lib.kagoshima-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB21616007
投稿元:
レビューを見る
先生の紹介。本の内容はともかく、こういう本が増えてきている現象が気になる。それだけ、学歴が高くなっているということなのか。
投稿元:
レビューを見る
★大学図書館 新着図書★
「データが揃っていない(ように見える)からこそ、あえて論文の形を作ってみる」
なぜ研究が進まないのか、行き詰った人にはもちろん、これから研究テーマを決定する人にも指南しています。
様々な失敗例や、体験談も掲載されており、理解しやすく実践的な内容でした。
具体的な打開のノウハウがつまっています。
投稿元:
レビューを見る
「なぜあなたは論文が書けないのか? 」の姉妹書。分野が違うせいか、あまりピンとくる内容はなかった。「なぜあなたの論文〜」だけ読めば十分だと思う。
投稿元:
レビューを見る
研究には、リスクがつきものである。それらをどう回避していけばいいか、研究の方策からライフマネジメントまで、研究者のタマゴに向けて書かれた指導書。
投稿元:
レビューを見る
こちらの本はわかっていることの再確認のような本。
論文を書きなれていない人が読むといいのかな、という印象。
姉妹書の「なぜあなたは論文がかけないのか」の方が内容が濃く、分野が違っても学ばされ、また論文を書き始めの人も、慣れてきたがもう一歩深めたい人も、学生を指導する立場の人にも良いと思う。
投稿元:
レビューを見る
最初は好きで始めた研究。しかし、研究に携わる期間が長くなるにつれ、色々な葛藤や苦しみが生じてくることがあります。特に、自分の取り組んでいる研究が思うように進まない時は、苦しいことこの上ありません。少しでも研究を進めたいものです。
本書は、このような「もがき苦しみながらも突破口を見つけ、研究を進めたい人」に向けて書かれた本です。本書では、40の問いが用意されています。例えば、「避けられない評価と競争をどう考えたらいいのだろうか?」という現実的な問いや、「身体をいたわっているか?」という考えることを後回しにしそうな問いも用意されています。これらに対して、著者の経験を踏まえた解決策が書かれてあり、Messageという形でまとめられています。説教調ではなく、自然に受け入れられるメッセージで書かれている点が、本書の良いところです。また、1つの問いに対して1つのメッセージが用意されていますが、見開き完結型のため読みやすく、研究の合い間でも読むことができます。
文理を問わず研究で悩んでいる大学院生はもちろんのこと、研究に携わる全ての方におすすめできる本です。
(ラーニングアドバイザー/数学 NAKAMURA)
▼筑波大学附属図書館の所蔵情報はこちら
http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1704903
投稿元:
レビューを見る
所在:展示架
請求記号:490.7 Sa85
資料ID:11701298
4月から研究を始める新4年生にぜひ進めたい1冊。
「なぜ研究するのか?」「その研究の意義は何か?」など、研究開始以前に読むことで、計画的に研究を勧めることができるはずです!
もちろん、研究に行き詰った時に読むのも良いです。
選書担当:矢野
投稿元:
レビューを見る
タイトルだけで手に取ったら、理系(医学系)のものでした。せっかく手に取ったから読んでみると、やはり文系と理系とでは研究の方法やテーマ選定がかなり違うと感じた。方法論を述べている部分もあるが、結構根性論に終始しているように感じた。理系では役立つのかな。
投稿元:
レビューを見る
なぜ、どうやって、何を目的に研究するのか。
基本的なことだけ書かれていて読みやすい。
1番身につまされたのは"感謝しているか?"の項目で『研究が出来る人は恵まれた立場にある』という一文。
時々思い出して自戒の念としたい。
投稿元:
レビューを見る
研究を進めるためのコツをメンタル面や技術的な側面から解説している。一つ一つのトピックは短くまとまっており,それらが体系的にまとめてあるため頭にスッと入ってくる。出てくる例も研究をしたことのある人ならあるあるだと思う。定期的に目を通したい本。