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投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
独身とはいえ、家族と暮らしていて独身の心細さ・・みたいなことはないが、いずれその心細さと生きていかなければならないかもしれないので参考にしたい。
紙の本
定型的な見方からいかに脱するか
2018/05/09 22:37
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投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
災害があると、家族の絆がよくクローズアップされますが、家族のない独身者が震災後にどう過ごしたかを、インタビューをもとに書いた本です。
災害でもなんでもそうですが、定型的な見方からいかに脱するかが、ものを見る時に大事だなと思いました。
そして、さまざまな人の話から、東日本大震災の教訓をどう生かすかを考えさせられました。
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そんなに面白くなかった。読むのにすごく時間がかかってしまった。独身の人ばかりに話を聞いて回ったのはなかなか興味深いと思うのだけど、特に物凄く独身だから独特と言ったようなものは感じなかった。
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力の漲る本だった。たくさんの人の声を集めているからというのはもちろん、その一人一人の「生き方の色濃さ」がそうさせたのだと思う。
インタビューされた人の震災当時の話の中には涙なしには読めないものも多々あり、時間が経過してるとは言えども、あの地震と津波、それから派生した諸々の問題がどれほど大きく、また、いろいろなものを奪っていったのかと改めて思った。
つながりに貴賎はない。常を求めて無常の中を生きる…すごく沁みた。ぜひ多くの人に読んでもらいたい。
(後日談にあたる章で担当の編集者?の方が2015年にお亡くなりになったと書かれており、少なからず衝撃を受けた。ご病気だったのか事故なのか…詳細はわからないけれど、人生の無常、死と生はいつも隣り合わせだということを感じずにはいられなかった。)
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独身者にスポットライトを当ててくださったことが嬉しい。
独身者とは、「無常」を生きる者である、
なるほど。
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確かに、あの当時独身の人の声って、あまり聞こえてこなかったかも。
帰宅困難者でも独身者の人は意外と帰らなかった人が多かった、というのは、言われないと気づかなかったかな。
一人暮らしだったりしたら余計にそうかも。
いろんな人の話が聞けて、自分があの頃どうしてたかなーっていうのも思い出したりして、また震災について考えるいいきっかけになりました。
それにしてもあの当時、関東圏に住んでいる人でも「放射能が気になるから」と逃げる人が少なからずいた、というのに驚きました。
そうかあ……。
私はまったく気にならなかったな。
「目に見えないものだから気になる」
「目に見えないものだから気にならない」
酒井さんも後者だと言っていたけど、私も、同じでした。
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あの地震からもうすぐ6年。独身者があの日どんな行動をとり、どのような思いをしていたのか。
切り口は新鮮でよかったのだけど、酒井さんじゃない人が書いた方が良かったかも。何がどうといえないのだけど酒井さんが”独身”に対しての情報や知識が多いことが今回ばかりは少々邪魔しているような気が…。
ごめんなさい、最後まで読み切れませんでした。
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震災当時の独身者の行動に特段興味があったわけではないのですが、酒井さんの著作ということでどのように震災を切り取っておられるのか興味があり手に取ってみました。
まぁ、あれから8年半、良くも悪くもこの本を読むと当時のことを思い出さずにはいられません。放射能からの避難(関東在住です)については自分はまったく気にならなかったのですが、たくさんの方が避難されていたことをこの本で知りちょっとおどろきが。
そしてなによりもボランティアにかけつける人たちの熱量といいますか、良い意味で後先考えずに行動するところ、自分にはムリそうです…。