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覚書をちまちま書いてみる。
1章
音による印象の違い。怪獣の名前は、確かにものを見なくてもこいうのだなって想像がつく。そいえば、夢野久作が小説の人物に名前をつけるときに、「こいう名前の人はこういう人物じゃないとおかしい!」というアプリオリがあると指摘してたことがあったな。
2章
50音の図が、無理やり作ってしまった感じが否めない……。
今のラノベとか西尾維新の小説なんかだと、使う漢字に対するこだわりが強い気がする。もちろん、中二病的な思考があるとも(ry
3章
大和言葉のあたりは、言語学にいる者だからこそ声高にして言えるのだと思った。バイオリンを1丁2丁と数えることに驚き。数え方、おもしろい。
4章
言葉遊びは今も昔も変わらずといったところか。
総括、1章と2章が個人的にはおもしろかった。中学生の時に読みたかった。
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地球上のいろいろな地域で、人間が言葉を使い始めます。その時にはその言葉を描き出すための文字はなかったのです ひらがなは漢字全体を、変形させてできた
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先生の授業を懐かしく思い出しながら。
日本語を音、文字、数字、遊び心の4つのテーマから解説する一冊。
時に歴史的な側面から、時に怪獣映画を例えにユーモラスに解説していて楽しかった。
中学生向けに書かれているシリーズなので、語りかけるように、わかりやすい文になっているので読みやすい。
「正しい日本語を!!」と言う人もいるけれど、言葉を生き物としてもっと多角的に捉えて、変化していくことを楽しんでみたら、みんな幸せになれるんじゃないだろうか。
歴史を考えたり、来歴を知ってみることの大切さと、時に遊び心を持って言葉に触れることの大切さを先生は述べていると思う。
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学校では教えてくれない「ゴジラ」の語源から、教わっても分からなかった「下二段活用」の意味までしっかりと理解できました。日本語っておもしろい。
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イライラのイラって何? サワサワとザワザワ、どう違う? 人一倍って何倍?……遊び心に満ちた、ゆかいな日本語の世界へようこそ!
今野 真二[コンノ シンジ]
1958年生まれ。清泉女子大学教授。日本語学専攻。『辞書をよむ』『漢字からみた日本語の歴史』『百年前の日本語』『かなづかいの歴史』『振仮名の歴史』など著書多数。
内容説明
「遊び心」が止まらない!笑って読めて、ためになる日本語教室、始まります。イラストもゆかいです。
目次
第1章 日本語を「音」からみてみよう
・イライラするなあ イラって何?
・動くモグラ ほか)
第2章 日本語を「文字」からみてみよう
・五十音図の「穴」には何が入るの?
・不評だった五十音図? ほか
第3章 日本語を「数字」からみてみよう
・一、二、三…をどう発音するか?
・「大和言葉=日本語」ではありません ほか
第4章 日本語を「遊び心」からみてみよう
・いろは歌あれこれ+駄作ご披露
・江戸時代のいろは歌 ほか
著者等紹介
今野真二[コンノシンジ]
1958年、神奈川県生まれ。清泉女子大学教授。日本語学専攻
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ヤングコーナーにある!日本語学!今野真二聞いたことある!って感じで手に取った一冊。
「日本語学のおもしろ雑学つめあわせ」ってかんじだった。
14歳からの世渡り術だけあって文体も文字のサイズも読みやすかった。
知ってる分野だしなんなら知ってる話多かったからすらすら読めた。
日本語の歴史・音・文字・ことばあそび、といろいろな面からおもしろポイント書いてあったのよき。
やっぱり日本語(学)好き