紙の本
京都の寂れた通りに店を構えた居酒屋「のぶ」は、正面入口がなぜか異世界へと繋がってしまっていた
2018/07/17 15:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Hdylw? - この投稿者のレビュー一覧を見る
購入後に知りましたが、コミカライズされていたり、アニメ化もされているシリーズ作品のよう。
中世ヨーロッパ風の運河に囲まれた古都アイテーリアに暮らす人々が、日本の居酒屋に初めて足を踏み入れる、というお話から始まります。
今まで飲んでいたラガーとは比べ物にならないくらい、キンキンに冷えた生ビールに感動したり、からあげとビールの相性の良さに驚きを隠せなかったり・・・
外国人の方が初めて日本の居酒屋に行ったらこんな感じになるのでしょうか。
普段、当たり前に食べている料理が、とっても美味しそうに描かれているので、空腹時に読むと危険です・・・
(私は夕ご飯前に読み始めて後悔しました)
ただ、短編集のような形になっているのですが、途中で飽きてしまったので、残念ながら読み進めることは無さそうです。
投稿元:
レビューを見る
当たり前のように居酒屋があって、当たり前のように呑み食いができる。そんな今だからこそ忘れてしまっている当たり前の良さを気付かせてくれる話でした。当たり前って幸せです。
……トリアエズナマ、呑もう。
投稿元:
レビューを見る
異世界につながった居酒屋でのおいしくてやさしいお話。ことごとく料理が美味しそうで、それを食べるお客さんたちのしあわせそうなこと。常連さんたちが力を合わせて、のぶを守ろうとするとか胸熱。新規エピソードどれかわからなかったんだけど、コミカライズされてて読んでたらしい。ゲーアノート一推しなナポリタンが食べたい。
投稿元:
レビューを見る
なぜが玄関は中世欧風ファンタジーな世界とつながり、
お勝手口は現代日本と綱つながる、不思議な居酒屋のお話し。
まぁ、中世欧風と居酒屋のギャップを楽しむ感じ?
投稿元:
レビューを見る
予想以上に楽しんでしまった(笑)
突拍子もない設定だけどそのおかげで日頃見落としてた日本独特の文化、「居酒屋」の良さを見直せました。
あ〜またいい居酒屋さん見つけに行きたい!
投稿元:
レビューを見る
日本料理が褒められるのは嬉しいものである。それが異国ならなおさら。そういう要素も人気の理由かも。
あらすじ(背表紙より)
居酒屋「のぶ」の正面入口は、なぜか異世界に繋がっている。古都と呼ばれるその街には中世ヨーロッパのような、しかし全く別の文化が息づいていて、そこに住む衛兵たちや貴族、聖職者、ギルドのマスターなどが、今日もこの居酒屋の暖簾をくぐる。彼らは今まで味わったことのなかった“トリアエズナマ”という冷えた酒に驚き、未体験の料理に舌鼓を打つのだ。新感覚の異世界グルメファンタジー。
投稿元:
レビューを見る
居酒屋のぶで出てくる料理とか読んでたらお腹が空いてきます。
それぞれ出てくるキャラクターが面白いし、居酒屋のぶを通じていざこざが解決したりして、和むし、ほっこりとさせてもらいました。
居酒屋が異世界で大繁盛するのが面白い設定だと思いました。
投稿元:
レビューを見る
トリアエズ 読み終わった。異世界の事が少し分かった。普段普通に食べている物が何て美味しそうなんだ!!! と思った。古都の住人たちの何て柔軟なこと、見知らぬ料理をこれほど受け入れる余地は私には無いなぁ
投稿元:
レビューを見る
飯テロほのぼのファンタジー。中世ヨーロッパ風の街に居酒屋をぶちこむ発想が大好きです。一話一話の展開がこぢんまりしているというか、もう一味二味、工夫や意外性があったら良いなぁなどとは思いつつ、ごはんを堪能する方々がみんな幸せそうだからそれで良いのです(真顔)
肝心の料理の描写も、個人的には少し物足りないかなぁ……設定が面白いだけに少々残念でした。料理描写と言えばの畠中恵さんが書いたらどうなるんだろう(笑)
投稿元:
レビューを見る
「なろう」発の小説は玉石混淆。
表現が拙かったり、言葉の使い方がイマイチだったり(小姑か!)興を削がれることも多々あるけれど、こちらはなかなか好きな感じです。
1話あたりのボリュームが少なくて、隙間時間にちょっと読めるのもいい。
(当たり前だけど)日本語のお品書きが読めない異世界の住人と、どうして話言葉は通じてんのとか考え出すとキリがないのだが、それを言うとまぁ、裏口と表口とで違う世界に繋がっちゃってる時点でアレなので、深くは考えないことにする!
ていうかね、純粋に面白いと思うんで、そんな屁理屈はえぇねん、ファンタジーやねんから!ってなってる。
出てくる居酒屋定番メニューに舌鼓を打つ客たちの姿を見てると、なんか無性に腹が立つ!じゃなくて、腹が減るのです、ぐー。ビールは苦手なので「タイショー、レイシュで!」とあちらの住人たちと一緒に呑んでる気持ちになってくる。楽しいのだけれど、夜中に読むとちょっとツライよね。
ともあれ、続きも図書館で予約しました!
投稿元:
レビューを見る
中世ヨーロッパ風な世界観の異世界に日本の居酒屋をオープンするという設定の小説。一話一話が短く描かれているので非常に読みやすい。
日本では当たり前のお酒や料理が異世界の住人に受け入れられていく様が面白い。まあその異世界の料理のレベルが低いので比べるのはおかしいと思うが、本当にそんなに受け入れられるか??っていうのが疑問といえば疑問。
江戸時代の人たちはトロを好まなかった(物理的に腐りやすかったというのもあったと聞くけど)とも聞くし、受け入れ方が早すぎる気はする。
まあ細かいことを言いながら読む本ではないと思うので素直に受け入れるのが吉。
とてもおもしろい本でした!
投稿元:
レビューを見る
居酒屋「のぶ」の正面入口はなぜか異世界に繋がっている。
古都と呼ばれるその街には中世ヨーロッパのような、しかし全く別の文化が息づいていて、そこに住む衛兵たちや貴族、聖職者、ギルドのマスターなどが今日もこの居酒屋の暖簾をくぐる異世界グルメファンタジー。
投稿元:
レビューを見る
異世界につながる居酒屋のぶ。古都から様々なお客さんがやってくる。そのお客さんたちのお腹と心を満たすのは、タイショーの心のこもった料理と、しのぶの温かいおもてなし。
もうひとつの居場所を求めて、今日も多くの人たちが居酒屋のぶの暖簾を潜る。
出てくる料理はどれもおいしそう。
こんな居酒屋があれば嬉しい。
「タイショー!トリアエズナマ!!」至福を味わえる魔法の言葉w
投稿元:
レビューを見る
ライトノベルと呼ばれる本はあまり読んだ経験がないのだが、非常に読みやすく楽しめた。さらさらと面白おかしい物語でページが進んでいく様は、感覚としては漫画を読んでいるものに近いものがある。ただ、それが良い/悪いだったりどっちが偉い/偉くないという話ではない。居酒屋のぶにまつわる様々な登場人物がいい味を出して(さながら煮物のよう)いて、今日は張り切って料理を作るか、どこかで一杯引っ掛けていこうかなと思える1冊。
投稿元:
レビューを見る
よみやすかった。
食べたことのない人たちに、日本の料理を食べさせる、というだけで物語が成立するという素敵小説。
(2018-1)