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【ミラノに生きる人々のほろ苦い人生交差点】ミラノに流れ着いた人、ミラノに住む人、ミラノを出てゆく人。様々な家族の形とほろ苦い人生交差点を描いた大人の随筆集。
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安定の内田洋子のいつものエッセイというより短編集。これといって特筆すべき作品はなく、平均点の印象。(良い意味も含めて)
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内田さん2作目読了。
イタリアの決して華やかではない、普通の暮らしの中での出来事を綴っていて、どこか物悲しい。ただ、出てくる登場人物は陽気で、みな素敵。
あとがきで、表紙・作品のテーマを知り、なるほどっとなる。
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内田さんの観察眼には、いつも驚かされます。
街に佇むひと、おしゃべりに夢中なひとたち。
また、寡黙な職人肌の男性など。
そこに物語があります。
内田さんは、ご自身の存在をフッと消して
目の前にいるひとたちを描きます。
おしゃべりしながら、スケッチでもしているの?と思ってしまいます。
今回も、存分に楽しむことができました。
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イタリア在住の著者の周辺で知り合ったイタリアの人々。さりげない描写で、それぞれの人々の横顔を綴る。
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イタリアで生きている人たちの暮らしの様子が知れる本❗️
華やかでも綺麗でもないけど、イタリアの地に踏ん張って生きている