紙の本
様々な統計データを集めた本
2017/04/29 22:20
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投稿者:コスモス - この投稿者のレビュー一覧を見る
統計データを集め、それを図示してわかりやすく表現しています。それ以上でもそれ以下でもありません。このデータを見て何を考えるかは読者次第といったところでしょう。
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タイトルからして、インフォグラフィックの話かなと思いましたが、そうでもなかった。
あまりインパクトのある情報はなかったけど、1秒に2.6人地球上の人が増えてるとか、2.1秒に1人インドでは人が増えてる(かたや日本は210秒に1人減ってる)というのには驚きだな。まぁ、単なる統計情報ですが…
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地図に様々な情報をレイヤーとして示している本。学生の時、こういうのとても好きだったなー。
いまだと、自分でもこういう情報を地図に落とし込むことができそうですね。
自分が落とし込むときのイメージもとても湧きました。
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データに基づき傾向を可視化した本。
いろんな分析があったけど、やっぱり中国の存在感が目立つ。
比べて日本の存在感は極めて薄い。
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「何で伏見っていう土地名は全国各地にあるの?」「『世界の工場』は中国だけではないの?」「どこの国が一番『肉食』なの?」「日本は神社と寺院、どっちが多いの?」
普段すぐに忘れるような疑問だけれども、実は社会に関わるいろんな疑問はその地理と深く関係があるかもしれない。
地図とデータを掛け合わせると、教科書の内容だけにとどまらない、世の中の実情が見えてくる。そんなことを実際にデータをグラフなどに反映させた地図も含めて見せている一冊。面白いなと思ったのは、通説だと思われていたことは、データと地図を照らし合わせると実は間違っていることが分かったり、一つの事象に対しての変化も考察として説明があること。地図ひとつが歴史や、経済、政治とつながっていて、社会全体を知るきっかけになるのだと思う。
日本が世界でも最も地図が普及している国である、ということは初めて知った事実だった。そしてそんな日本だからこそ、アート作品のような地図や、ユニークな地図がたくさんあり、それらも取り上げられていたのも面白かった。