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ミスがなくなると言うよりはミスを防ぐ頭の使い方の本。
自身のミスだけでなく他人のミスを指導、改善するためには知っておくべき知識だと思う。
メモ、報連相、調整などの必要性が論理的に理解できる。
記憶力ではなくワーキングメモリーを意識した行動が大事と再確認した。
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ミスを回避するための脳の使い方を教えてくれる本。
装丁や題名から想像していた内容よりも濃かったです。
ワーキングメモリをいかに解放してあげるかが重要というのが,説得的で,一番印象に残りました。
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メモを転記するかどうかは、明日以降利用するかどうかで決める。今はこれだけ。ともかく一度にたくさんやらない。ミスするという前提で動く。
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仕事を始めたばかりの若い人向けの本かな。何かで読んだことある事が多かったかなと。
シングルタスク、マルチタスクのくだりこそ、ワーキングメモリの話をしないと!笑
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仕事のミスを4つの分類に分けたのは良かった。
・メモリーミス(忘れた)
・アテンションミス(見落とした)
・コミュニケーションミス(伝わっていない。聞いていない)
・ジャッジメントミス(判断間違い)
が、それぞれに対する内容が薄い。
同じ著者の勉強法の本(高速大量回転法に関するもの)は非常に良い本なので残念。
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おもしろかった。
この本を読んだお陰で、より勉強、読書などが楽しくなってきた。
・物を覚えたい時には大雑把に覚えようとしてあげることで、脳には低負荷で長期記憶化しやすい。
そこで覚えた情報を元に徐々に細かいところを覚えていくことが効率的に記憶できる一つの方法。
・場所記憶とイメージ記憶
・世界を見ているのは「眼「ではなく「脳」
(スコトーマ)
・自分が理解していると思ったことを口に出して言ってみる。
(完全に理解していなければ説明することは出来ないし、説明することで記憶の強固をする。
・論語
過ちに気づいたら、改めることを躊躇してはならない。
過ちを犯しながら、改めないのが過ちである。
小人は過ちを犯すと必ず取り繕う。
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仕事にメリハリを付けて、大事でないことはメモして忘れるなどして記憶のストレスを減らすことが大事だと思う。
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マルチタスクよりシングルタスク!
ゾーンに入る6の方法
①ルーチン
②集中しやすい環境を整える
③やる意義を明確にする
④やることを明確にする
⑤タスクの難易度を調整する
⑥似たタスクをまとめる
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◯人より少しだけ努力をして名前を徹底的に覚えるように習慣づけておけば、あなたの評価や好感度は上がるということです。(64p)
◯ゾーンに入る6つの方法
1.ルーチンを決める
2.集中しやすい環境を整える
3.やる意義を明確にする
4.やることを明確にする
5.タスクの難易度を調整する
6.似たタスクをまとめる
(105p)
◯相手の記憶に「意識の矢印」を向ける(145p)
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仕事でのミスをなくし、残業をなくしたいと思って手に取った。メモリーミス、アテンションミス、コミュニケーションミス、ジャッジメントミスに分かれて、あらゆるミスの原因とそれを防ぐための方法が書かれている。
アテンションミスの項では、気になっていることや不安なことがあると、それで人の脳のワーキングメモリが使われてしまい、本来の能力を発揮できないとの説明あり。大きくうなずく。そして、それを防ぐために、A4の紙にどんどん頭の中にあることを書き出していく、という方法を紹介している。知っていた方法ではあるが、ぜひ参考にしたいと思う。
コミュニケーションミスの項はもっと奥が深い。相手の言うことをもっと深く聞いて深く理解し、コミュニケーションのずれをなくす方法を紹介している。話の矢印、注意の矢印を相手に向けるのだ。
相手と自分のこれまでの人生、経験、記憶の違いにより、同じ言葉が意味する事柄が、変わってきてしまう。深く相手の記憶に切り込むためには、シンプルな質問を心掛ける。
ジャッジメントミス。
思考には、速い思考と遅い思考がある。あとから、どうしてあんな判断をしてしまったのだろう?と後悔するようなときは、たいてい、「速い思考」の仕業です。厳密にいえば、速い思考にふりまわされるのが人間。
感情的になると、遅い思考の検証ができなくなってしまう。「今買わないとなくなってしまう」という不安や焦り。「ケチだと思われたくない」という見栄やプライド。「この人が言うんだから間違いない」という過剰な信念や義務感。冷静に考えられない状態。
恐怖や不安をはじめ、感情が大きくなればなるほど、そこに注意が向いてしまって、ワーキングメモリに余裕がなくなる。結果的に「速い思考」が突っ走りがちになってしまう。
でも・・・「速い思考」を鍛えると、直観になる。という記述もある。
それには膨大な経験が必要だけど、経験によって、勘が働くというのは、必ずある。経験もないのに、ヤマカンで物事を決めるのは、ただのめんどくさがり。
結局のところ、ミスを完全に防ぐのは不可能だとの最終結論があるが、ミスはなくせない、という自覚を持って注意深く仕事にあたっていくことが重要だとのこと。
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人間はミスをしてしまう。だから仕方がないよね。ではなくどうすれば仕事でのミスを最小限にできるかと言う視点で書かれている。
ミスの種類は4種類
・メモリーミス(忘れた!)
・アテンションミス(見落とした)
・コミュニケーションミス(伝わっていない。聞いていない)
・ジャッジメントミス(判断を間違えた)
対応方法
メモリーミス
・モノを減らす
・置く場所を決める
アテンションミス
・見直す癖をつける
・チェックリスト、ToDoリストをつくる
・すぐやる
コミュニケーションミス
・答え(事柄)よりも、応え(表情しぐさ、間合いなど)を聞く
・主語を相手に切り替える
ジャッジメントミス
・早い思考、遅い思考がある事と、その特徴を理解する
・評価基準のずれをなくす
・意識の矢印を相手に向ける
・経験を積む
気に入った言葉
似たような仕事をまとめてやることで、3人分の仕事量を提示で終わらせる妻女の話で、そのような仕事のスタイルも参考にあるが、一番重要な事は自分の弱みを分析し、市王錯誤しながら仕事の効率化を図った事実。
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タイトルに工夫がなく大して期待していなかったのだが、得るものが多かった。
本書では4つの代表的な仕事のミスを取り上げて、それぞれの原因と対策を論じている。いずれも本当にいつも誰でも起こしているミスばかりだが、それらのミスにはいちいち理由があって、それは人間の本能に根差した本質的なものであることが、脳科学や心理学の知見をもとに描かれている。
特にコミュニケーションミスが、自分の内部記憶と会話相手のそれとが異なるために生じるという指摘は大いに納得できる。知らず知らずのうちに自分と相手が同じ発言から同じ発想をするものと思いがちだが、冷静に考えればそんな事は滅多に起こりえない訳で、このことをよく肝に銘じる必要がある。その他にも「速い思考と遅い思考」の考え方も面白い。原著を読んでみたい。
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「ワーキングメモリー(短期記憶)」
記憶って短期記憶と長期記憶に分かれます。
パソコンに例えると
短期記憶がRAM
長期記憶がHDD
となり短期記憶は長期記憶に変えることができなかったら忘却していきます。
長期記憶にする必要もない日程調整を忘れないためにどうするか。
僕は単純にメモしてます。
いわゆるワーキングメモリーから手放すことが大切です。
ただ手法をシステマチックにしないと「メモしたが確認しない」とか「メモを失くす」といった単純ミスが重なりかねません。
本書はいかにミスを失くすかという方法論が「メモリーミス」
「アテンションミス」
「コミュニケーションミス」
「ジャッジメントミス」
に分けて解説されてます。
初心者でも実践できる内容も多いので是非活用していただきたい本でした。
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P33-34
メモこそもっとも原始的で、もっともわかりやすい記憶補助ツールであり、仕事効率化ツールでしょう。
(中略)しかし、メモに書かかずに頭で『おぼえなきゃ』と思うこと自体がワーキングメモリの無駄遣いであり、仕事の非効率化の要因になっていることに気づいていません。
ワーキングメモリは短期的に記憶を保存するだけではなく作業台でもあるので、覚えておかないといけない量が増えるほど作業台が狭くなり(=注意力を消費し)、複雑な情報の処理ができません。
P50
「本の内容を効果的に記憶・理解するためのコツが一つあります。それは大雑把で曖昧な記憶を使うことです。
本の最初から一字一句覚えることは難しくても、『あの本で言いたかったことはAとBとCの3つだ』『本の前半ではこんな話をしていた』といった『大雑把で曖昧な記憶』であれば残るものです。」
P59
「これから紹介する記憶術は『場所法』などと呼ばれる方法で、(中略)場所とイメージの両方を使い、次のようなステップを踏んで行います。
① 記憶したい項目を『置く場所』を決める
② 記憶したい項目をイメージに変換する
③ ①で決めた場所に②で変換したイメージを置く
これだけです。①で使用する場所としてはあなたが歩き慣れた道がいいでしょう。(中略)
とりあえず自宅の玄関から始めて、10個の場所を思い出してみてください。」
P66
「実際の会話で言われると別に違和感はないはずですし、名前を呼ばれて嫌な気分になる人はいません。
はじめて出会ったときに、いかに繰り返し名前を呼べるかが覚えるポイントです。」
P80
「物事を無視(専門用語で『注意抑制』)するためにも、実は注意が必要なのです。
職場であれば、たとえばスマホ。仕事中、無性にスマホを開きたくなったことは(中略)ワーキングメモリの注意の『腕』はスマホやそのアプリなどに向かっています。
『気になる』『集中できない』という状態は、貴重な『腕』を使っているのです。」
P89
「数年前にベストセラーになった『ゼロ秒思考』という本があります。(中略)
その方法というのが非常にシンプルなものでした。白紙のA4の紙(何かの裏表紙がおすすめだそうです)を用意して、とにかく気になることを書き出す。基本はこれだけです。
(中略)ワーキングメモリを支配している心配事や関心事を書き出すことで、注意という腕からそれらを手放すことができるからです。結果、ワーキングメモリに余裕を生み出し、情報の処理や思考が効率的にできるようになります。」
P136
「人の記憶は箱型でも番地型でもない、ニューロン(神経細胞)が結びついたネットワークで成り立っていることがわかりました。
(中略)たとえば自分のおばあちゃんの顔写真を見ると、脳内ではおばあちゃんの情報が保存されている『エリア』のニューロンの電流が一斉に強くなり、ニューロン同士が結びついて、おばあちゃんに関するさまざまな情報が活性化されるのです。」
P142
「話し手が伝えようとしていることと聞き手が受け取ったこととのズレ��減らす基本対策は、情報をできるだけ詳細に言葉にすることです。」
P156
「『意識の矢印』を相手に向けるコツをお伝えしましょう。
それは『相手のことを知らない』と思うことです。これは『無知の姿勢(Not knowing)』と呼ばれるものです。」
P175
「沈黙に『答え』はありません。しかし、言葉を発しないという状態そのものが明確な『応え』なのです。
人の脳は熟慮しながら言葉を発することはできません。沈黙しているとき、相手の『意識の矢印』は多くの場合、自分自身の深いところに向いています。」
P183
「実際に人はそれほど単純ではなく、その奥にはさらに『能力』『信念』『アイデンティティ』『スピリチュアル』といった階層があり、上辺の階層だけでコミュニケーションを図ろうとすると大きなミスを犯すという、コミュニケーションの本質を説いたのがこのモデルです。
特に『能力』以下の階層は、相手をよく観察するだけでなく、深い対話を通して相手のことを本当に理解しないとなかなか見えてきません。
もちろん『環境』や『行動』の階層も大事ですが、できるだけ深層部に近い階層で相手を理解することが大事です。」
P208
「まず感情的な反応はさけられないことを知ることです。(中略)逆に抑え込もうとすればするほど意識の矢印が自分の内側に向き続けることになり、負のスパイラルから抜けられなくなります。
よってこの状態から抜け出すには、感情的な反応が出たことを素直に受け止め、意識の矢印を相手に向けることです。」
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安くなっていたので電子書籍で購入。
読みやすいがタイトルほどちゃらくなく、科学的な知見をベースに、ミスのメカニズムを紹介している。分かってたという内容もあるが、整理のされ方が分かりやすく、明日以降の行動に生かしやすいと感じた。