紙の本
大人の童話
2016/10/01 17:50
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投稿者:とめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
物を大事にしようという気持ちは良いことだ、道具を大切にすることでその人の心は豊かになる、大変な想いをした分だけ成長する。大人の童話のようなこのシリーズは、たまに読むとほっこりする。
紙の本
幽落町おばけ駄菓子屋7
2016/09/15 13:12
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投稿者:みすてり - この投稿者のレビュー一覧を見る
6月梅雨から8月お盆の間の話。
短編。シリーズ第7作。
雨で出掛ける気にならない日曜日。猫目さんに頼まれて使われていないアパートの部屋の大掃除を真夜と共にすることにした彼方。
部屋は猫目さんの私物で溢れかえっていた。
水脈さんに内緒でこの惨状を片付けたい猫目さんに付き合い気合いを入れていると買った覚えのない瀬戸物がたくさん出てきた。
一体、鍵の掛かった部屋にどうやって誰が持ち込んだのか?
他、余話ではニヤリとするキャラが登場。
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【収録作品】あめのひに/いなずまのこども/もどるものたち/うみからきたもの
付喪神となった道具たちの物を大事にしない人間たちへの怒りを鎮める話、天から落ちた雷獣の子どもを天に帰す話、東北の被災地を訪れる話。
心温まる話なのだが、説教臭さと説明口調が残念。
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シリーズ第7作目。
今回は、東京案内だけでなく、彼方君のお墓参りで、宮城県の松島案内があります。作者の生まれ故郷でもありますね。
また、余話には、仙台の新しくオープンしたうみの杜水族館を舞台にした話が出てきます。
仙台、松島行きたくなりました。
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猫目さんが大量にお買い物をするお金はいったいどこから来るのかが地味な疑問
雷獣の話は都築さんが出てきてくれて嬉しい
子狸と都築さんとかミスマッチさが堪らない
新しい登場人物の朱詩さん、きっと海の話でしか出て来ない予感・・
幽落町までは無理か
最後に深海カフェとのコラボ、これは深海が倫太郎と出会う前の話なのかな・・?
続巻が楽しみ
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「あめのひに」
知らぬ間に住み着き暮らしていた者達。
どんな物であろうと誰かが心を込めて作った物であれば、大切に最後まで使い続ける事が一番のお礼になるのにな。
「いなずまのこども」
空から落ちてしまった迷い人。
何らかの原因で家族の元を離れてしまい、怪我をしたうえ見知らぬ土地で一人というのは物凄く心細かったろうな。
「もどるものたち」
亡きものから生きるものへの言葉。
突然の別れは中々心の整理もつかず悲しむ日々が続くだろうが、亡くなった方からすると悲しむよりも前を向き歩いて欲しいと願うのかもしれないな。
「うみからきたもの」
被害を受けたのは陸だけでなく。
人が住んでいないからあまり想像することはなかったが、当たり前の事だが海の影響で陸がダメージを受けたという事は同じだけ海もダメージを受けていたんだよな。
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侵入した陶器達、たぬきに見える雷獣
お墓参りのその後の海にて。
昔はつぎはぎして使っていたな、と
読みながら思い出しました。
今のはやろうと思っても、素材が違うので
できない、のでしょうか?
それとも、してくれる人がいない??
還りたいのは当然ですが、そこはぐぐっと
我慢していてくれないと、という気持ちも。
とはいえ、親元へ還りたいのは当然ですから
どうしようもないです。
いやでも可愛かっただろうな、とか
違う事を考えたりw
白い人、ツンデレと化してます。
祖父の友人とお墓参り…に行って、の
不思議と遭遇。
もうごく普通に生きていくとか無理かも?w
久しぶりの人も登場。
そしておまけの水族館には
別シリーズの方が登場してました。
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シリーズ7作目。「あめのひに」瀬戸物の付喪神。欠けても修復して使いたくなる一品に出会えたら素敵だと思う。「いなずまのこども」ナイスキャッチ。彼方、わりと運動神経いいよね。普段は緩衝材のような存在だけど、たまに行動が大胆で目が離せない。最近、都築さんのせいで犬属性を強めているような気もする。「もどるものたち」松島観光。海のアヤカシ。ちょっとウルッときた。「うみからきたもの」深海カフェとのコラボ。
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相変わらず猫目さんは水脈さん一筋。水脈さんちをちらかすわけにいかずアパートの方に全部ためこんで面倒事に。震災のあった場所でのいろいろなど、今回は危なげないお話がちょこちょこでした。