紙の本
インパクト大
2023/02/28 10:43
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投稿者:井端隕石 - この投稿者のレビュー一覧を見る
絵が、何というか、悪意に満ちているというか、気持ちが悪くて物凄いインパクトです。
著者の新書は読みましたが、活字よりもグイグイ心に迫ってきます。
紙の本
童貞をこじらせると・・・
2017/04/03 08:09
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さとる - この投稿者のレビュー一覧を見る
同タイトルの新書をマンガ化した一冊です。新書版も読みましたが、絵で描かれると迫力が違いますねえ。ケースとして挙げられている人物たちは「処女信仰」、「風俗嫌い」、「セックスへの諦念」、「自意識過剰」が共通点で、いずれもお友達にはなりたくない人間ばかり。なんでセックスにそこまでこだわるのか理解しかねます。そんなにしたいなら、自分を見つめ返して、心を入れ替え、コミニュケーション能力をもっと磨け!と説教したくなります。ここまで極端でないにしても潜在的に鬱屈している中年童貞は多いのでしょうね。現代社会の病理の一つを見事に体現した一冊です。
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なんとなく再読…リアリティある描写が際立って面白かったですねぇ…!
ヽ(・ω・)/ズコー
まあ、多少の偏見もあれどこういった男性らはたくさん居そうな気がしますね。そして、今後増えて行くそうな気も…社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
まあ、そんなアレで原作の新書を読み返すのもいいですが、漫画版も割とリアルに書かれていて、読み返してみて新たな感動があったのでした…。
今後も読み返したい時期が来るかもしれませんから、これはブックオフに売らずに保存しておきましょう…。
さようなら…。
ヽ(・ω・)/ズコー
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これ読んだあとに
一生童貞だっていいじゃないなんて
言えないよ
こじらせた童貞は恐ろしいよ
恐ろしいよ
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第三章『ネット右翼と中年男性』と第五章『モテなさすぎて死んだ鈴鹿イチロー』が好きだ。
『ネット右翼と中年童貞』は、「中年童貞のネトウヨが読書会を通して女性と接し、自分自身を客観視できるようになり、童貞であることを自虐ネタにできるようになるまで」が描かれていた。
他の話と比べると希望的で良かった。
ただ、読書会後にエクセルに接した女性の好感度を記して数値化することを生きがいとしていた描写は気持ちが悪かった。
また“中年童貞に多い属性は、介護職員・農業関係者・ネット右翼の3種類ですね”は統計データを見たくなるほどに興味が湧いた。
『モテなさすぎて死んだ鈴鹿イチロー』は、「童貞のAV男優」という強烈な言葉を生んでいた。
身の程を知らないのに、芸能人になることで自分自身の人生がすべて逆転できると思い込み、こじらせた挙句にAV男優になるも言動が不快なためAV女優に毛嫌いされる展開は可哀想ではあった。
童貞のまま自殺したことでライターよって記事化され伝説として語り継がれることは生前に有名になりたかった彼への皮肉にしか思えなかった。
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「結婚できない奴は一人前じゃない」「モテない奴は何かしら問題ある奴」といった昭和時代のオヤジのような発想に、ごく一部の人の強烈な話と、嘘とバイアスを確信犯的に混ぜ込んだ上で
「女を抱いてない奴はおかしくなる、抱いてればきっとマトモだった」かのような、異常で下卑たセックス万能説じみた思想を吹聴してるカルトな本である。
嘘と妄想と特定の人間への悪口雑言や私怨が多量に含まれた本であり、
こんなものに対して真面目な言葉を並べるのもバカバカしいが。
「中年童貞(30歳過ぎで未婚で童貞)は209万人いる」という言葉から始まるが、
この数字に関してはまともな根拠はなく。ほとんど誇大広告のような情報。
「30歳以上の未婚男性の数が800万」×「4人に一人が童貞らしい」という
かけ算をしただけの憶測で209万人と言ってるわけだが。
未婚が800万とか4人に1人だとかのデータは事実としてあるにはあるがそれは。
「30~75歳以上の未婚男性数が800万超という国勢調査」
「30~34歳の未婚男性の童貞率が4人に1人レベル」
という話であり、30代男性の生き方も70代男性の生き方も、
全部同じで全世代で4人に1人が童貞だった場合にしか209万という数字は成立しない。
「そうはならんやろ」という数字なわけだ。
およそデタラメな数字を「長野県の人口並みの多さだ」といった表現で打ち出して、
いかにもおおげさに見せて、その迫力で読者を誘引しようとしてるだけ。
それどころか作者自身が別なインタビュー記事で「中年童貞は800万いる」と
発言しているのだからあきれ返る。
(作中でも「風俗でしか経験のないこの男性も中年童貞に定義したい」と言いながら、
非童貞を童貞扱いにして、自分の胸三寸で当初の定義をズラして問答する始末)
他にも「35歳過ぎたら44歳になるまでで結婚できる率が3%」という文言などがあるが、これ何?
調べてみた感じ2011年末にSPA!等の雑誌が「35~39歳がその後5年で結婚できる率が3%ほど」とかいう情報を流布したけれど、それが統計学的には大間違いな計算で、ただ未婚男性をせかし追い込むだけの嘘だと言われているわけだが。
どこぞが書いた「30代後半の5年内結婚率3%」を「35歳過ぎたら44歳になるまでの10年ほどで3%」って、著名なデマを拡張して書いてんの?
マトモな考察ではない。
「数字は嘘をつかないが嘘つきは数字を使う」の見本と言ってもよかろう。
ちなみに「30~34歳の未婚男性の童貞率が4人に1人レベル」という話自体が出生動向基本調査等の統計によるところらしいが、そのデータを見ると
「1987年では童貞率が27.1%」だが「2010年では童貞率が26.1%」だとか。
言い始めりゃ昔の方が多かったぐらいで昔も今も率としては大差なさげな話。なのに「年々童貞はすごく増えてる」的な書き方をしていたりもする。
ちなみにこれはよそで聴いた話になるが、出生動向基本調査では「恋人がいるかいないか」という点も
��計にしていたりするが、それを見る限り「婚約者・恋人がいる未婚男性」の率は
1982年に21.9%で、2010年は24.6%で、2015年は21.2%という具合で。
どの年代も20%台で大して上下してない、
独身研究家の荒川和久氏などがこれを「恋愛強者3割の法則」と銘打って、
そもそも恋愛に前向きである指向性の人間は多くみても2~3割程度で
7割がたは消極的で。恋愛してるとか性交渉してるかなんざ、昔も今も実は大して変わっちゃいない。
とまで語っていたりするな。
……ちなみに、その荒川和久氏が性交渉率を提示しながら言うには。
「童貞は負け犬だとかうるせえおっさんがいるみたいだから言うけど、(中略)
最近の傾向じゃない。昔っから変わんない。何一つ負けちゃいない。気にすんな。
セックスごときで人に勝ったとかイキってる無知はほっとけ。」だそうである。
(2017年12月20日午後11時35分ツイート)
さて、本書の内容の話に戻るが……。
壮絶な人生を送ってる童貞の話を挙げてはいるものの。
自分の昔の部下にいた男がひどい問題児で童貞を自称して高潔ぶっていたとかいう私怨を原点にして、
「童貞は悪い」「童貞だから悪くなる」という発想をした作者が。
その「童貞悪い説」という答えありきで、その説を言うのに都合のいい情報
つまりは「超悪い童貞・ひどく底辺な童貞」の例だけ集めて作ったような構造になっている。
童貞が多いであろう(作者の憶測)場所の秋葉原で、童貞っぽい(外見だけで判断した)男に対して、
「二次元コンテンツについて教えて!」と(すごく有名な悪質な宗教勧誘員とほぼ同じと言える動きで)アプローチして、
大抵の男に逃げられたし、見つけた童貞が超酷かったからという取材内容で
「秋葉原はコミュ障童貞だらけで酷く汚い町で、童貞はみんなこんな」などと断言しちゃう。
そんな具合で。
現地からしてみりゃ迷惑行為同然な真似をしながらド偏見を書き並べた具合で出来上がってる本。
自分の昔の部下が「親に依存して、家事等全部やらせるパラサイトシングルだった」って、
そいつの私生活を、どうやって知り得たの?
他にも自殺した童貞男「鈴鹿イチロー」が「飛び降りる前にこう考えていたに違いない」的な描写まで。
他人の中身に自分の妄想を載せていくわ死人をネタにするわ……もはや人道的にも酷い筆致。
ちなみに原作を出版する少し前にtwitter上で
「童貞本出すそうで「なるべく悲惨な中年童貞を紹介しろ」と頼まれました。」と、
取材協力者にリークされるまでしている。もはや確信犯。
「童貞を悪者・底辺・汚い奴だと叩くために酷い有様の童貞だけご紹介してる」のは明らか。
完全にヘイト本。
「童貞はみんな悪い・男は童貞だと悪くなる」的な思想が正しいかのように述べて
終いにゃ自分の記事やらが炎上したことを「童貞たちを刺激して、図星をついたから炎上した」かのように、
自分の発言に正当性があるかのように言い続けるまでやる。
売れる為にわざと超酷い奴を一般例��してご紹介して、
「文句があるようだが、どうせ童貞がつけてる文句なんだろう」と言い張って、
ある種の炎上商法でウケとりにいってるのか?
誰がなんといおうがこれが中年童貞の事実だと?
これは「ごく一部の、発達障がいやパーソナリティ障がい等に陥ってるレベルの生きづらさ抱えた人の事実」と「作者が他人に対して一方的に『中身と性格こうだ』と断言しただけの勝手な寸評」であって。
30代以上の未婚男性全般の事実や一般例と言える内容ではない。
逆に言うが。
誰がなんといおうが、作者の語るデータは完全に嘘・誇張であり、
作者の調べ方・語り方が「選択バイアス」「確証バイアス」に値する卑劣で偏狭であることは事実だ。
何かしらの生きづらさを抱えた人間、それも当人の努力だけでは容易に改善もできない病気や障害、
家庭内暴力やイジメの遍歴等の事情まで散見される人生を「生き地獄」として述べてこそいるが。
そういう生きづらさを抱えたある種の弱者や、世間における少数派を
「社会に迷惑をかけるし、能力も性格も悪いクズ野郎、見た目もクソブサイクなモンスター」に仕立てて
ギタギタに制裁しながら「童貞だからああなるんです。SEXしてたらきっとまともです」なんてぬかすとか、
色々と頭おかしすぎる。ある意味、劇中の童貞男たち以上に他罰的で暴力的、ネットリンチと大差ない。というか幼稚で気色悪い、童貞捨てたことを威張り散らす中学生高校生かという程度の低さ。
(そもそも昔の部下をネタにして、クズと称して全国のさらし者にする施設長というのが社会道義的にもヤバイだろう)
ノンフィクションルポと題するには看板に偽りアリ、
ただ「なるほどそうか、悪い男は童貞だからああなんだ」と、ストーリー・具体例っぽいものを見せて、
安易な答えに落ち着かせたいある種のナラティブ?
秋葉原うんぬんにも触れてる項目もあるからこそ言うが、この本はまるで
「宮崎勤という男がオタクだったらしいから、オタクは全員犯罪者。
コミケの場にいる10万人とか、つまり宮崎勤が10万人います」
※実際テレビでそういう言い方した例が90年代初頭にあったらしい
的な言い分を「こんな酷い童貞がいたし、童貞はみんな悪いのだ。多分209万以上!」に
置き換えてやってるだけ。
いやむしろ「糖尿病」「アルコール依存症」などの「病気の患者」という立場の人間に関して
能力が低いだの顔が醜くなっただのという言葉をそえているのは、
相手を不当に貶める、社会的に有害なスティグマ発言の領域。
一方的に他人を悪人にして、炎上したけど自分は悪くない間違ってないと言い放ちながら
ただ誰かを害しうる話を嘘のデータ情報と一緒に述べるだけ、誰が幸せになんのこれ?
ご都合な発想で男を殴りたいだけの弱っちい頭しか誰かか?
テキトーな情報で物事を知った気になりたいだけのアホか?
なんにしても「社会問題の提起としてこれを書きました」なんて言う作者こそが社会問題では、というレベルで酷い。
社会学と呼ぶには値しない。
漫画としては強烈でインパクトのすごい読み物にはなっている、が。
ここまでくると強烈だからこそ危うくも感じてしまう。
漫画や小説を読む時だけでなく、映画を見る時やゲームをやる時……
何かしら物語に触れる時というのは誰しも「細かいことは無視して、その話の世界観にノる」という
側面があると思う。
落語の「時そば」を見たなら「時間を聴いて支払いを誤魔化す狡猾さや、真似をしようとして失敗する奴の無様」を
滑稽なものとして笑うのが言わば正しい楽しみ方で・・・
「だまされた蕎麦屋さんが可哀想、だまそうとするなんてひどい」といったツッコミをイチイチプンスカ怒りながら
入れるのは野暮であるし、そういうことを言う野暮天には「お話だから・フィクションだから」と諭してお終いだろう?
だが、この漫画はノンフィクションルポだとか社会問題だとか実話だとか冠をつけているわけで。
この「漫画」を読んで「きったねえクズだなぁ童貞はwww」とゲタゲタ笑う読者も大勢いるんだろうけども、
そんな読者はいつのまにか「ノンフィクション」「社会問題提起」と言いながらテキトーな情報と思想を並べた本の情報を真に受け、
他人をテメエの胸三寸だけで叩く悪辣な行為にノせられてしまってるのではなかろうか。
なんにしても内容的にどこまで正確か、どこまで本当か、この人間は実在したのかさえ疑わしくなる内容であり、
ネット上のゴシップやデマツイート・陰謀論・ネットリンチと同レベル、ひどくゲスで程度の低い、気持ち悪い本だと思う。
ちなみに「ネトウヨ」絡みの項目について、
「政治を語り、正しいことをしてる自分に酔ってるだけの童貞がムチャクチャ多い」的に述べてたり、
いわゆる「負け組・貧困層が自分が不満だからって外国人の排斥や政治活動などをやって憂さ晴らし」という
wikiにも乗ってる「ネトウヨ底辺説」かのような話をこの本では持ち上げているが。
社会学者樋口直人氏がfacebook等を通じて行った調査によれば、アニメオタクや歴史オタクのような手合いではなく、
大学を卒業してるし、自営業者・経営者をやってる者の方がよほど多いという話があったり。
「オタク」絡みの項目について
「昔のオタクは専門知識豊富だったのに、コンテンツが増えすぎた為に今のオタクはインテリジェンスが低下してる」
なんて文言を入れてたり、シェアハウスに住む底辺なオタクをピックアップしていたりするが。
矢野経済研究所が「オタク」の支出について調べたデータでは「世帯収入が中央値以上」で、アイドルオタクにしても
年に10万程度しか使ってないのが平均という算出が出ていたりで、
「オタク(推し活)が出来るぐらいに金があるし、節度わきまえて活動してるのが大抵」なのは明白。
そもそも「オタク」とひとくくりにしてるが、アメリカなどでは
「専門知識豊富な博士みたいな奴」と「社交的じゃない(引きこもりとか)で何かに夢中」は
それぞれ「Geek(ギーク)」「Nerd(ナード)」で分けられて……
さらにここに「好奇心旺盛だが、社交的じゃないし、知的じゃ���い」という意味で「Dork(ドーク)」
とかを付け足すようなスラングがあるぐらいでな。(ドークに至っては「トンマ」等の意味を含み完全に悪口としての言葉)
「オタク」という言葉で一括りにして昔と今のオタク比べたら「今のオタクはバカ」みたいに言うけれど。
ギークタイプもドークタイプも全部一緒くたにして、お気持ちでそういう断言は、どういう基準の物言いか分からん。
ぶっちゃけネットが発達した現代、パソコンを自分で組み立てる電子工作をやるオタクが
一番金遣い荒いオタクで人口としても増加中のように言われる説さえあるんだが?
要するに、定義・基準も曖昧なままに「童貞もオタクもキモイ悪い」とどつき回すから、テキトーな悪口にしか聞こえない。
こんな具合で、証拠やデータ・見解を片手に「そりゃ違うだろ」と言えそうな箇所はいくらでもある。
ツッコミどころを探して楽しむ「間違い探しの本」と見なすならそこそこ面白いか?
しかしこの世の真実・正義ヅラしながら病人等の立場にいる人間も込みで他人を殴って、
その為に嘘データまで並べて、テメエの胸三寸で考えた「童貞はこの世の害悪なのです、童貞だと歪むのです」的な
カルト思想でノンフィクションと言い張る態度とモンスター扱いが心底気に入らないし気持ち悪い。
取材相手を顔で選んでる分際で、取材相手がマダツボミ(ポケモンのウツボカヅラモンスター)のようなヒョロヒョロの外見で
この漫画に描かれてる以上にアレな見た目だったとか添え書きまでするとか、もうテキトーに殴れる相手を殴ってるだけ、
マトモな思想などなく、ただ憂さ晴らしの暴力をやってるだけって感じで、こんなもんで金を取ろうという神経が信じがたい。
生きづらさやコンプレックスの話として、幼少期から周囲から虐待・イジメ等で否定され続けた経験などから、
他人から否定されたくない、自分はダメじゃないと思いたがる、自己正当化・言い訳する、
私がモテないのは・不遇なのは周りが悪い、そんな風なことばかり言って、時として他人を害して偉ぶるという
ケースがあるという点では、この本の中身が1から100まで全部嘘とは言えないが。
ほんの何人かが超酷かった話ばかりで、何百万人みんな悪いという見なし、1の悪さを残りの99に当て嵌めるし、
「SEXしてりゃあ大丈夫だっただろう」的な話で片づける、人をバカにしとんのかという暴論。
よくまぁ「坂口」とかいう自分の部下が酷かったという話からここまで……とは思うがな。
というか坂口を雇い入れたのも、坂口を新人の指導役にしてパワハラ常態化させたのも、
介護施設の施設長だったという作者自身の失態だろうに「童貞が悪い・坂口のせいだ」にしてるから
立場と非童貞でえばりくさりながら童貞の坂口以上に他責思考して、失敗した自分は悪くないしダメじゃないと
自己正当化の言い訳しとるように見えるというのがまた気持ち悪い。
なんにしても「生きづらさの結果として、社交的じゃないし、歪んだ性格になったし、童貞になった」という人の話を
「童貞のせいでクズになったんだろう」ってズレた話に持って行��てる、どうしようもない的外れ。
そんな話を誇張・嘘・憶測を盛りながら展開してるのだから、余程斜めに読んだ上で、よそから正しい情報を
集めながら読みでもしない限りは誰の為にもなりゃしない。
……感じた悪辣さ・気持ち悪さを、どう表現したものか難しくてこうも長くなってしまったが。
個人的には上記の点から「漫画はすごいが、総じてご都合でクソなイジメ同然の発想で書かれた本で、
むしろ嘘情報も混じったこれを真実とぬかし続けることこそ社会の害になりかねん」と総評しておきたい。
(というかtwitter等で「中年童貞」と検索したらことごとく誰か他人に対しての悪口として
この言葉使ってるケースばかり目に入るのだから、人を叩く為の誹謗中傷用の言葉……いわゆる「叩き棒」?
そういうのを世間に販売して嘘混じりで流行らせ、「これは制裁していい人間」的なイメージと悪口・暴言飛び交う
状況を作り上げた源泉・ネットの誹謗中傷やリンチを助成した本かもしれない……と見なすなら、唾棄すべきもの、ゴミ以下の害物・毒物に見えて仕方ない)