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紙の本
地銀の役割
2019/10/30 17:57
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投稿者:melon - この投稿者のレビュー一覧を見る
地銀の役割が減少しているのだろう。本来銀行は決済で主導権を握ることが可能な業種であったはずである。しかし現在のキャッシュレスの推進のなかで、銀行は主役どころか脇役ですらない。SuicaはJR東日本、Apple-payやGoogle-payなどのIT企業、paypayのソフトバンク、VISAといった外資企業が中心だ。メガバンクすら決済の世界では全く活躍できていない。
銀行は手数料で儲けようとしているようだが、賢い消費者からは見放され、銀行のカモを探している状況だ。やがて、この分野も稼ぐのが難しくなる。マイナス金利であるから、決済での手数料という将来有望な分野で戦えない銀行は、これまでの貸し出しビジネスを拡大するしかない。預貸率の低い銀行は今後危ないだろう。本書は預金量こそが大事だとしているが、預金量が多く、貸し出せないのであれば、それはかなり危険な状況だろう。
銀行は多すぎる状況だ。合併は必須である。本書は合併地図はアートで、どうなるのかなど確実な予想は不可能である旨記述しているが、それは当然である。だから本書後半の予想はあまり意味のないものだろう。実際に本書も予想ができないとしている箇所ではあるが、浜松信金としずおか信金の組み合わせや三島信金と磐田信金の組み合わせを予想していたが、現実には浜松信金と磐田信金の合併となったなど、予想通りとはならない。荒唐無稽とは言わないでほしいとあるが、それは仕方ないだろう。
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