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企業価値・コーポレートファイナンスの基本的な考えをまとめている入門書として最適な本。数式が多く出てくるが、それは著者が丁寧に説明してくれている証拠で、わかりにくければそこは飛ばして読み進められるし、後から戻ってがっつり理解を深めることもできる。何度も繰り返し読みたい良書。
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再読。読み返すと当時理解できなかったMM理論とかの説明がスッと入ってくる。良書である。著者は野村出身なのか…
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文章はライトだが、内容的にはある程度コーポレートファイナンスをかじった人におすすめ。(難しい話はしてないのだが概念と数式が乱立するので初学者は挫折するかも)前半がファイナンスモデル、後半がコーポレートファイナンス理論にページを割いている。実務者としては意外と忘れてる基本が解説されていたりして再学習や点検として読むのもよいと思う。後半は著者の理論的整合性を証明する熱量が強く、読者はやや置いてけぼりになるかも。
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やっと読めたー!ある程度企業価値の勉強した人にとっては本質を改めて知ることができるとてもいい教科書だと思う!
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2020年21冊目。満足度★★★★★ 大学院生やコーポレートファイナンスを学ぼうとする人向けの本であるが、証券アナリスト検定会員資格を持っている人でも、発見があると思われる。本書に出てくる参考書などで、改めて学習する意欲が湧いた。2020年2月時点で11刷と定評ある良書。
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非常によかった。
個人的には「配当政策とコーポレート・ガバナンス」のほうが好みである。
(書籍の評価とは関係ないが、楽天KOBOのやつは画像データだからマーキングとかできない。)
読んでいて考えることは、MM理論は現在もなお明確な定理として働いている(または、強く働いているという前提で考えるべき)であった。
したがって、それぞれの前提条件に置いて発行体が取り得るアクションは唯一つ、「情報の非対称性をなくす」ことである。これはすべての発行体CFOが理解していないといけないことである。
一方で競争優位性の観点からすべてをOPENにできるわけではない。このジレンマにCFOは常に揺れ動かなければならない。どこまでを出して、どこからは出さないのかはその企業によって異なるだろう。
注意点は、
NG 弱点を見せることになるから情報公開しない
OK 投資家をミスリードする可能性があるから公開しない
情報公開することと、情報を"誤解なく伝達する"ことははっきりと異なる。
これを混同してしまうと市場の混乱を招くだけである。
したがって意識的に公開しない情報の線引が出てくる。
そうやって非対称性の思考スパイラルに陥るのだが・・
この思考の果てにしか、情報の非対称性の答えはないのだろう。
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平易な言葉で分かりやすい。また、色んな学者の論文を引用してるところから、ファイナンスという学問に引き込まれた著者の情熱が伝わってくるし、仕事でファイナンスを扱う身としてその理由もなんとなくわかる気がする。
色んなファイナンスの本を読んできたが、経済学/経営学(エージェンシー問題他)を絡めて企業価値の議論が為されてるところが私にとっては新鮮で、またファイナンスを深く理解するためには経済学/経営学の勉強を幅広く行う重要性が理解できた。
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企業評価の基礎的な教科書。
内容はDCFや倍率法から競争戦略まで。
最後の完全競争市場と独占市場の話からポーターのポジショニングの話への展開は、「なるほど〜」と思いました。
中小企業診断士二次試験受験生、株式投資初心者は一読の価値ありです☆
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かなり良い本であることはひしひしと伝わってくるものの、内容についていけず、後半は流し読みに...
企業価値最大化!やROE xx%目標!といった美辞麗句に惑わされない本質に向き合える気がします。
電車内で読んでいたのですが、これはじっくり腰を据えて向き合いたい本です。