紙の本
母の偉大さに感動!
2018/05/06 22:36
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投稿者:しんごろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作品は、移動中や、仕事での休憩中に読むのにはダメな作品!涙をこらえる作業が大変でした。感情移入しっぱなしで随所で泣かされました。双葉のすること全てが、格好良く惹かれていきました。情けない一浩も最後は格好良かった!複雑な家庭の中、安澄も鮎子も、双葉の力があったにせよ、イヤな事を乗り越えたね。欲を言えば、鮎子の母もみつかったら良かったね。一浩には?がつくけど、出てくる人、みんないい人!母親の愛情の深さ、優しさ、偉大さをすごく感じ、そして、確かに熱い愛を見ることができました。
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【宮沢りえ、杉咲花ら出演の感動映画。監督自ら書下ろし】銭湯「幸の湯」の女将さん・双葉に余命宣告が。幸野家には双葉が亡くなる前に絶対にかたをつけておかなくてはならない秘密があった。
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11/6映画鑑賞。11/9読了。
ジャケ買い。でも映画の評価も
良さそうだったので、映画を先に観た。
余命数ヶ月の宣告。
蒸発した夫、まだ頼りない娘、
家族に伝えなきゃいけない事、
やらなきゃいけない事は沢山ある。
娘のために、家族を立て直すために、
双葉は動き出す。
探偵さんの言葉にあった
「あの人のためなら、
何でもしてあげたいって、
思うというか…
それってはぶん、
逆にその何倍もして貰ってるって、
思えてるからなんじゃないかなって…」
そんな愛に溢れた作品。
映画のラスト、それってそう言うこと?
ってモヤモヤしてたけど、小説読んで
やっぱりそうかと納得。
2017/04/21再読。お母ちゃんの遺伝子、ちょっとあった。
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いい話でした。登場人物の感情描写がよかった。
ただ、原作小説というよりはノベライズっぽい感覚。エピソードのその後とか、登場人物の、ストーリーに出ていない部分が見えない。
あと、最初からオチが読めてしまうのも残念でした。「驚きのラスト」なんて煽らない方がよかったと思います。
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本ではなく、映画館で観たものの記録。
余命2か月と宣告された女性が、家族のためにやり残しのないように大事な使命をひとつずつ果たしていく。
友人に誘われ、一風変わったタイトルに首を傾げながらほとんど予備知識がないままに観たため、監督の仕掛けたミスリードにも見事にはまり、ラストシーンにも押し潰されそうなくらい衝撃を受けた。
捨てられて、辛い目にあい、それでも力強い眼差しを失わずに前を向き、生きていこうとする登場人物たちは、潔くすがすがしい。
頭痛が残るほど涙の連続だったけれど、死だけでなく、いじめや育児放棄という深刻な問題がてんこ盛りのなかで、決してお涙頂戴でもきれい事でもないところがよかった。とくに、一人ひとりが我慢を続けた挙げ句、臨界に達して静かに爆発するシーンがどれも素晴らしい。
親として、子どもに逃げるなと言う場合と、もう休んでいいよと言うべき境界を見極めることはとても難しいと常々感じている。逃げろと言うのと同じくらい、前を向け!とお尻を叩くことには勇気がいる。主人公の選択と行動力に拍手だ。
宮沢りえ、舞台では何度か見ているが、本作でも凛とした姿が素晴らしかった。他のキャストも皆はまり役で、目力の強さが印象的だった。
誘ってくれた友人に感謝!
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新宿Wald9で観てきた.
この映画には人生のいろんなどうしようもなさ,がスパイスとして入っているでしょう.映画だからスパイスとか言ってられるけど.でもどんな人生にも,だれの人生にも,バリエーションと量は違えど,スパイスが入ってる.
身近なひとがstage 4の末期ガンに侵された,別れた,捨てられた,拾われた,出会った,生みの親が違った,いじめられた,いじめた.
きっといくらでもいてるんよね,そんな経験したひと.してるひと.まだの人も,まさか自分がって思うけど.
あじわい深い映画というより,オイルで熱せられたスパイスがブワッと香る,そんな映画でした.
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2016年10月29日(土曜日)宮沢りえ主演で全国ロードショー。佳代ちゃんおすすめの本
夫(幸野一浩)が失踪し、家業の銭湯は、休業状態。そんな中幸野双葉に突然余命2カ月の宣告。
○失踪中の夫を連れ戻し、銭湯を再開。
○腹違いの阿澄と鮎子と旅に出て、産みの親(坂巻君江に合わせる。
しかし、旅の途中で倒れホスピスへ入院。
心に染みる事は、廃材ピラミッド(おねだり旅行先)を見て、「こんなにもスケールのちっちいお父ちゃんに家族を託すと思うと心配で心配で安心して死ねないわ」の言葉が心に残りました。
ラストの出来事は、頂けないが..双葉の懐の広さにただ、ただ凄い‼️ 2016年11月25日
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やっぱり映画で見た方がきっといいんだろうと思う
宮沢りえさん、オダギリジョーさんを思い浮かべながら
ああ、いいなぁと思いながらも
映画の原作小説って、ちょっとシラけるかもな
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映画のノベライズ。それが気にならない文章でした。
母は強しだなぁと、ところどころじんわりしながらもさくっと読みおわってしまったけれど、映画ならひとつひとつのエピソードがもう少し描かれているのかしら。
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前評判は聞いていたけど…泣いた。ものすごく泣いた。
宮沢りえが演じている「おかあちゃん」の愛がとても深くて…深すぎて…「海よりもまだ深く」って映画あるけど、まさにそんな愛だった。
同じ母親だけど、私にはとてもじゃないけどこんなふうにみんなを思い、考え、行動することはできないと思う。
「あの人から生まれた君達が羨ましいよ」って私もそう思った。
私は、おかあちゃんの足もとにも及ばないけど、こんなふうに家族を深く愛せるように、おかあちゃんの子供で良かったって思ってもらえるようになりたい。
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宮沢りえで映画化されたこの作品、表紙もりえさんだから、読み始めた当初から、主人公双葉は脳内で宮沢りえでした。
健気で、強くて、優しい母親像。ぴったり!
夫が出奔したり、娘が高校で虐められたり、夫の隠し子が突然現れたり・・・彼女自身余命宣告を受けたなかで、命を削って家族のためになすべきことをする。
なんて強い、なんて深い愛なんだろうと思う。
だからこそ、生きる望みを失くしたヒッチハイクの若者さえもが、彼女の元をまた訪れたのだろう。
夫はだらしないけど、家族って、血のつながりだけじゃないな。強い母の愛ってすごいって、素直に思えた作品。
後半は涙、涙でした。
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日本映画アカデミー賞ノミネート作
銭湯が舞台。銭湯なだけに?読みながら心と体が温まる感じがした。自分でも気付かないうちに涙が流れてしまっていた。本名の意味が驚きのラストで判明する。そういうこと?これほどまでに熱い愛があるのか・・・・
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とにかく人の暖かさを感じた本。
あんなふうに血が繋がっていなくても人のことを心から考えられる人間になりたい。
散りばめられた暖かいストーリーにとにかく泣けた。
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読み始めてすぐに物語に入り込めて、
双葉さんがとても好きになって
捨てられても子供はやっぱりお母さんが好きなんだと鮎子ちゃんの言葉に涙しました。
死ときちんと向き合って
あずみちゃんが大丈夫って
そこまで頑張って、双葉さんかっこいいです。
湯を沸かすほどの熱い愛
最後、このタイトルの意味がわかるのですが
私は少し違和感を感じました。
違和感が晴れるように
映画、観てみようと思います。
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映画が日本アカデミー賞の主演・助演女優賞をとっていて、興味が出たので先に本を。
絆とか愛とかってどこから出てくるエネルギーなんだろうなぁ。
頭じゃなくて心?
でも、心臓じゃなくて脳?
とか思ったらとっても不思議。