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リーダースチームを動かす原動力となる、スタッフに与える4つの要素は、危機感、存在感、達成感、満足感。それらを与えることで、行動力、貢献力、団結力、持続力を引き出す。
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トヨタの伝説のディーラーが教える 絶対に目標達成するリーダーの仕事 2016/9/16 著:須賀 正則
チームで成果を出すには、メンバー一人ひとりが自発的に行動することが大事である。そのためには、目標を明確にすることが重要であり、絶対に達成するという心持ちでいなければならない。
本書の構成は以下の6章から成る。
①なぜ寄せ集めの集団トヨタ史上最高となる48カ月連続で販売目標を達成できたのか
②「個」はいらない「和」を重んじるリーダーの考え方
③目標は私たちのプライドであり、目標達成は生き甲斐である
④チーム全員を主役にするリーダーシップ
⑤脅しや不安感ではない 危機感が人材を育てる
⑥グチや文句、不満を言えるコミュニケーションが組織を強くする
1年等の短・中期ではなく48カ月連続で目標を達成し続けてきた著者の組織。その継続性が素晴らしさの全てであると思う。
運でもタイミングでもない。
やらされでも脅しでもない。
自発や成長等のプラスの言葉が容易にスタッフの様に反映しているのが想像できる。
組織は人であるしかし、組織を指揮するのも人である。
平等に人は大切であり、重要である。
しかしその役割を理解し全うせねば上記のような結果は期待できない。
多くの要素が積みあがって構成される結果。
まずは一つずつやっていくしかない。
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日本最強の企業トヨタ。
そのトヨタのある販売店の店長、須賀正則さんは
オープン以来販売目標をパーフェクトに達成した
という記録の持ち主です。
本日ご紹介する本は、
目標をパーフェクトに達成するための
メンバー育成術を紹介した1冊。
ポイントは
「エースに頼らない」
一人のエースを育てるよりも、ゾンビをつくらないことのほうが大事。
「目標を達成し続けるには、チームワークはとても重要。
だからこそ際だって優秀なメンバーはいらない。」
と著者は言います。
「主役」
チームの目標達成を成し遂げるには、
一人一人に主役として力を発揮してもらうことが絶対に必要。
誰かが他人のせいにして言い訳をしている限り、
問題はいっまでたっても解決しないし、本人も成長できません。
職場が演劇のステージだとすると、
自分が主役だという意識が必要です。
「自ら目標を立てる」
同じことをするのでも、「他人にやらされる」のと「自らやる」のでは大きな違い。
与えられた目標ではなく、自ら立てた目標であることが重要です。
大事なのは、自分のロから具体的な目標を言わせること
本書では、自主的に動いてもらうための
コミュニケーション方法が具体的に書いてあります。
大変参考になりますので、
ぜひ、読んでみてください。
◆本から得た気づき◆
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リーダーとしての務めは部下を幸せにすること
大事なのは、リセットの際に必ず振り返りの時間を設けること
目標は達成すれはするほど、その人に自信も実力も付いていく
言い訳という行為は、本人の心理状態を表している
スタッフが追い詰められるような状態を作ってしまっては、目標達成などとてもできない
個々のメンバーが自らたてた目標に向かって動いているチームは、成果を上げやすい
頭ごなしに否定せず、しっかりと受け止める
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◆目次◆
序章 なぜ寄せ集めの集団がトヨタ史上最長となる48か月連続で
販売目標を達成できたのか?
第1章 「個」はいらない、「和」を重んじるリーダーの考え方
第2章 目標は私たちのプライドであり、目標達成は生き甲斐である
第3章 チーム全員を主役にするリーダーシップ
第4章 脅しや不安感ではない危機感が人材を育てる
第5章 グチや文句、不満を言えるコミュニケーションが組織を強くする
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