電子書籍
実直な考え方
2024/03/30 15:42
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投稿者:かず - この投稿者のレビュー一覧を見る
スピーチで守るべきと堀氏が考えていることや、スピーチに限らず日々の人との会話での基本姿勢などが書かれている。
13分以内、スライドは3枚以内、20回は練習するなどスピーチに関する具体的な注意事項も勉強になるが、個人的には筆者ほどの方も努力で身に付けたと知れたのがよかった。
中身のある話ができる自分であることやまずは相手の話を聞くことが大事といった考え方は、他の本でも説かれていて、長年コンサルタント、経営者である筆者も同じ考えであることが分かり、身に付けるべき実直な考え方なのだろうと改めて思わされた。
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『自分を変える読書術』の続編。前作がインプット中心で今作がアウトプットも視野に入れている、という違い。
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正直ジャケットは全然好みではないけど(センス悪いと思う。)、内容は良かった。
今すぐにでも活かせれることもあったし、やっぱり何をするにも入念に準備しないといけないと再認識した。
人前でしゃべることも増えてきたので、次は黄金比を意識してみよう。
#読書 #読書倶楽部 #読書記録
#心を動かす話し方
#堀紘一
#2016年108冊目
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新しい情報は4割、残りは誰でも知っていることを話す
話は13分以内にまとめる
小さな失敗を毎日するようにする
この本を読んで、
人見知りと今まで思ってきたけど、
それって人と関わりたくないことの言い訳だったように感じた。
人のいる場所にどんどん出て、相手の話をいっぱい聞こう。
恥ずかしい思いをしたっていいじゃないか。
自分の知っていることと引き換えに
新しい情報をもらえるような関係性を作っていこうと
改めて思った
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今自分に足りないことが、この本もPJ毎に読み返そう
・一言にできるまで本質(最も大事なもの/こと)を追求
– 本質は試行錯誤をしながら近づくしかない
・相違点を深掘りする
– クライアントに質問し、相手の意見を丁寧に効く
”何が興味深かったのかを教えて下さい”
・一つのテーマを三つの視点で言い換える
– 別の言い方で表現する
・結晶化するまで考えて一行(おまけで二行)にまとめる
・相手の疑問や不安を丁寧に解消してあげる
– 説得ではなく納得してもらう
・意見をストレートに伝え過ぎない
– 自分だけの思い込みではないか客観的に考える
・会話術の根幹は「相互尊敬」
– 相手の視点に立ち、聴き上手になる
– 迷惑がかからないタイミングを考える
・裏表なく正直を貫く
– 自分に何ができて何ができないのかを包み隠さず、率直に伝える
・話すときは”必ず”相手の目を見る
– 歯を食いしばってでも相手の目を見る
– 目と目を合わせて話、相手の反応を見ながら興味と関心に即した話をする
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話し方の本質である「何を伝えるか」に重点をおいて書かれた本。
相手に納得してもらうには、まずは相手の話をしっかりと聞くこと。その上で、話の本質が伝わるように表現を工夫すること。ただし、自分が話の本質を理解していないと、相手にうまく伝えることができません。そのためには、日頃のインプットがとても大事。
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■感想
テクニカルで面白いです。直ぐに読めます。コミュニケーションの本質やホウレンソウなど、実践的な章で納得することは多々あります。冒頭の章は筆者だからこそ辿り着いた学びを描いています。
■心に残った話
話は13分以内 集中力が切れるギリギリのライン
話の中身は4つのマトリクスで
ある なし
知識
関心
知らない話で、関心がある話、これを4割にする。知らない話4割、知ってる話6割の黄金比。黄金比は変えずに中身はアップデートしていく。
話し下手ほど話を聞かない。話を聞くのは直接学習。読書は間接学習。
コンサルティングは説得ではなく、納得。
本質論者 難しいことを簡潔に自分の言葉で結晶化。そのテーマについて3つの視点から述べるように体得する。
ホウレンソウ ホウレンソウはレベル高い。何を報告するか相談するか自分で判断する必要あるから。
コミュニケーションの本質 相手に伝わって完結する。なぜなら、コミュニケーションはトランスポーテーションと同じ語感。でも、物理的な移動を伴うかどうかの違い。
謝罪の本質4つ 謝罪する責任は誰にあるか、謝罪の目的、原因分析、今後そうしないために何するか
プレゼンは転結起承
敬語を使えるとチャンスは広がる
ハイコンテクスト社会からローコンテクスト社会へ エドワードホール
目上の人に気に入られるには、あいてがしらない関心ごと。
肝心なのは内面を輝かせる不断の努力
3分先を考えながら喋る 接続詞なしでも伝わる流れが良い。
抑揚、緩急、強弱をつけながら 大事なことは敢えて小さな声で喋る
3分スピーチで感覚を身につける
カトカンさん I care you. 気にかけてるよ、と伝える。
ユーモアは天性のセンスが欠かせない 時間投下はユーモア磨くより、コンテンツを増やすための教養の方が優先するべき。
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話し方の本質がどう話すかではなく、何を伝えるか?にあるというテーマを主軸に、話し方のテクニックが記載されている。
・話の中身を精査するマトリックスと黄金比に則って内容を構築すること
・聞く力を養うこと
・余計な形容詞などを取り払って話の内容を結晶化すること(要は何?を意識する)
・読書や人との会話から教養を蓄積すること
など多くの学びがあった。
定期的に読み返し、自分のスキルにコミットしたいと思う。
※「もっと早く、もっと楽しく、仕事の成果を上げる方法」に書かれていたプレゼンテーションのコツを身につけた上で更にスキルをブラッシュアップするためのテクニックに関する本
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いつも感じますが、相手にどう話せばわかってもらえるかをその人毎に考えるのが出発点ではないかと思います。