紙の本
遅くない
2017/11/14 14:15
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
なぜ、今日のトヨタが存在し続けられるのかが分かる。
仕事への取り組み方を変えるのに、遅すぎるということはないと信じよう。
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新卒の時に出会っておきたかった一冊。
これがあればたいていのことは解決できてしまう。
なぜを深ぼることで真因にたどり着き、的確でスピーディなPDCAを回せるようになる。
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変革型のリーダーは必読の書と言っても過言ではないと思います。この手の本にありがちのなんとなくスキル列挙の本にはない「よくするためのスピリッツ」と「動かして行くためのコツ」が書かれた応援の書とでも言うのでしょうか。勿論、実践するには胆力が入りそうなことも数多く書かれていますが、兎に角やってみる気にさせてくれることがとても素晴らしく感じました。
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Fはフォロー、Pには徹底して時間をかける。Dが肝、Pで決めたらがんがんやる。決められたらではなく、決めるに変える。C+Aで次のステップを決める。
Pがとにかく重要(当然とは思う)、を力説。わからんのでまずは1歩踏み出して、実施しつつ結果からどんどんPを詳細化していく、だとはまってしまうと。
トヨタこそ、まずやれの社風と認識していたし、わが社ではCが肝、との指導だった。が、本書により、異なる視点が得られた。
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タイトルは「PDCA+F」だが、「F」を殊更に説明する本でもなく、トヨタのPDCAを改めて説明する内容。
PDCA自体は今や誰でも知っているようなメジャーな概念。ただ、「カイゼン」の本家のトヨタはその姿勢が徹底している。
とことん問題の原因を突き詰める「P」、とにかくやる、徹底的にやる「D」、けしてやりっぱなしにせず、発生した影響をつぶさに確認する「C」、当事者を「困らせる」ほどの更に高いハードルを設ける「A」、そして、得たノウハウを最大限活用する「F」。
世間的には、「PDCAが王道だから」と、とりあえず始めて、あとはPDCAのひな形に適当な文言を入れて「改善アプローチをしたことにする」というケースが多いのではないだろうか。そこへ行くとさすがトヨタ、ひとつひとつが妥協のない厳しさで支えられている。トヨタの、プロフェッショナルとしての覚悟と熱意が伝わってくる内容だった。
PDCAが上手く回らない方、目を通してみるとよいかも知れない。
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トヨタのPDCA+Fや習慣、5S等の書籍の中で読みやすかったと思う。事例を取り上げ具体的に把握しやすかった。