紙の本
軽妙なほんわか恋愛も徐々に熱を帯びてきました。
2023/12/14 23:02
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
軽妙なほんわか恋愛も徐々に熱を帯びてきました。それに伴い、山之内来夏(旧姓:狭山)の来歴や、今宮龍一の親族・知人関係や過去の出来事などが明かされてくる。その分、カメラの話が薄くなった気がしないでもないが、フィクション小説としては充分に楽しめる。日本カメラ博物館の全面支援を受けてるとはいえ、そうした資料情報から巧みに話を紡ぎだしていく手腕に敬服です。ライトノベルとして十分に楽しめます。
電子書籍
カメラを通して描く家族の絆
2021/07/15 08:57
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投稿者:珪藻土 - この投稿者のレビュー一覧を見る
フィルムカメラを通して人と人との思いを描くシリーズの2作目。
今作は家族の絆が中心に描かれていたように感じます。
2作目であるからこそ、より登場人物たちの描写に深みが出ており、感情移入して読んでしまいます。
紙の本
シリーズ
2020/12/09 20:42
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投稿者:ありすばぁ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「1」読んでて、「2」って付いてると、なんとなく読まなきゃって思います(^^;)キャラクターが記憶にあれば、ストーリーの世界観に入るのも楽ですし。
紙の本
フィルムカメラにちなむ優しい謎解き
2017/05/09 21:21
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投稿者:ねこすき旅人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
カメラ修理が大好きな今宮さんとカメラのことはあまり知らないけど、そんな今宮さんに惹かれているアルバイトの来夏さんの二人で営むお店に持ち込まれるカメラにまつわるお話です。持ち込む人それぞれ個性的で事情を抱えて、カメラの修理や撮影の依頼をしますが、依頼に隠されたささやかな謎を今宮さんがカメラの知識を使いながら、やさしく解いて、依頼者をそっと立ち直らせてあげるところが素敵でした。来夏さんもそんな今宮さんだから惹かれてしまうのかなって思ってしまいます。初々しい二人の仲もほのぼのしていてよかったです。また続編期待します。
紙の本
谷中レトロカメラ店の謎日和 2
2017/02/24 05:55
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投稿者:英 - この投稿者のレビュー一覧を見る
さらに面白くなったレトロカメラ店の展開です。心理描写も
豊かでプロットも興味が湧いてきます。特にカメラをモチーフに
して展開されるスト―リーは捨てがたい趣があります。
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シリーズ2作目を当然の様に読む。
感覚的には前作とひとつなぎ。物語はゆっくりと、しかし怒濤
の展開(^^;)に。
今回もかなりニヤっとする名器モチーフのエピソード多々。
ニコンF2チタン、ライカM3、プララウベルマキナ67、コンタ
ックスIIaみたいな、“ザ・レトロカメラ”的なチョイスに加え、
スパイ用カメラのミノックスやマジレトロなハンザキヤノンま
で加えてくるあたり、実にマニア心をくすぐる。
そしてメインストーリーにはならないものの、僕自身も使って
いるローライ35やプラモデルカメラが登場。正直心が躍った。
前作でマニア以外の反応を気にした僕だが、ここまで読むと逆
の感情が芽生えてきた。もしかしたら、この作品を読むことで
フィルムカメラに興味を持つ層が増えるんじゃないか? そんな
気がしてきた。
なぜなら、各カメラから紡ぎ出される“ミステリー”が普通に
キラキラしているし、ゆっくりと着実に進むラブストーリー
展開も若年層が絶大に支持しそう。つまり「読み物」として非
常に優秀。ドラマにしてもいいかもしれない。
コレ、シリーズ略称を付けるとしたらなんなんだろうね?
今後絶対に必要になると思う。誰かが良い呼称を考えてくれる
といいな・・・。とにかくこの3日間、このシリーズのおかげで
本当に幸せでした。ありがとう!
願わくば、次作ではぜひOLYMPUS PEN-Fを採り上げて欲しい。
そんなエピソードが読めたら、きっと胸がいっぱいになると思
うので。
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フィルム式カメラの素晴らしさと、カメラの知識を絡めたコージーミステリーの第2弾。
売れ筋を狙って似たようなコンセプトの作品が乱立している中で、レトロカメラという小道具やストーリー展開もかなり良いと思う。
駆け込みのようにラストに感動秘話を差し込んだ意図はよくわかりませんが。。。
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前作の感想文で「予言」した通り、とっとと購入(^ ^;
相変わらず「ここがいい」と指摘できないが、
読んでて不思議な心地よさがある(^ ^
ただ、本作は前作ほど「練れてない」印象。
読みながら「もしやこうかな」と予想した部分が、
すべてその通りに進行していくという...
身もふたもない言い方をすれば「先が読める」(^ ^;
全くの私の妄想ですが...
大して期待されてなかった前作が思いの外売れたので、
慌てて続編を書け、と言われて急いで書いた、
というような印象を受けてしまって(^ ^;
その分星一つ減らして、4つとさせていただきました。
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谷中にある古いカメラ店を舞台に、カメラに関する日常の謎を解明するミステリ。
カメラのことがたくさん出てくるので、カメラ好きな人にはオススメの本。
主に家族に関する話。
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【収録作品】カメラ売りの野良少女/来夏と不機嫌な来客1/鏡に消えたライカM3オリーブ/来夏と不機嫌な来客2/三月十四日、遺された光/来夏と不機嫌な来客3/その客は三度現れる/来夏と不機嫌な来客4/わたしはスパイ/来夏と不機嫌な来客5/君の笑顔を撮りたくて/来夏と不機嫌な来客6/ゆっくりと歯車は動き出す/ハンザキャノンと彼女の涙
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(収録作品)開かずの箱の暗号/暗い部屋で少年はひとり/小さなカメラを持った猫/タイムカプセルをひらくと/紫のカエル強盗団/恋する双子のステレオカメラ/あなたを忘れるその日まで
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・前作の最後から薄々感じてはいたが、自分は主役の女性が好きになれない。
・前の旦那をいつまでも引きずっているなら、今宮に気を持たせない。
・今宮に気を持たせるなら、前の旦那のことを気にするそぶりを出さないでほしい。
・主役の女性にはなんかイライラするんですよね。
・クラシックカメラ好きなので、カメラの話は勉強にもなるし、各話は読みやすいし面白い。
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?カメラ売りの野良少女
?鏡に消えたライカM3オリーブ
?三月十四日、遺された光
?その客は三度現れる
?わたしはスパイ
?君の笑顔を撮りたくて
?ゆっくりと歯車は動き出す
?ハンザキヤノンと彼女の涙
スパイカメラなどいろんなカメラが登場するのも面白くどれもあったかい気持ちになれる連作短編で楽しかった。三ヶ月間休暇明けでアルバイト復帰した来夏さんと今宮店長さんの距離感も緩やかに近づき、さて、第三弾はどのような展開になるのだろう。楽しみです。
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前作同様、やさしさに包まれた作品に仕上がっていると思います。ラストではまたも(こちらも前作同様)読者のミスリードを誘うストーリーが用意されていてさすがに焦りましたが…。
今回は各章の間にショートストーリーが挟まれており(ここの登場人物も重要なのですが)小気味よいテンポで読み進めることができます。
前作から通して読んでみて、なんとなくこれはビブリア古書堂のカメラ屋さん版といえる作品であるなと感じました(作者がそのような意図をもっていたかどうかはわかりませんが。もちろんよい意味での評価です)。
刊行からだいぶ時間が経過しているわけですが、続編はもうないのですかね? まだまだ二人の物語のつづきを読みたい、そんな気分にさせてくれる一冊でした。カメラ博物館もちょっぴり行ってみたくなりました。
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1巻同様ホンワカした雰囲気の中にも推理がありとても楽しかったです。
最後の8章ではそれまでの全てを否定するような流れがあり「こんな事を書くか!?」と柊先生の神経を疑いましたが完全な勘違いでした。そして最後の来夏ちゃんの小学生の頃の思い出・・・。とても素敵に締めくくられていて感動です。