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対談。京都。奈良。各所で行った対談の10年分をまとめたもの。10年前の森見さんと現在の森見さんが対談をする回も。自分は駄目だ駄目だと言いながら小説を書けて結婚もして、素晴らしいではないですか!
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先日エッセイを読んだところなので、作家の言葉として重なる部分は多かった。
ぐるぐるというタイトルからして、作風に寄せた対談集かと思いきや、真面目に普通に対談してました。
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綾辻先生、上田さん、萩尾先生の対談が個人的により熱い。
中島敦の西遊記気になる。飴村さん読んだことなくて気になる。
劇団ひとり
万城目学
瀧波ユカリ
柴崎友香
うすた京介
綾辻行人
神山健治①②
上田誠①②
羽海野チカ
大江麻理子
萩尾望都
飴村行
本上まなみ
綿矢りさ
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森見登美彦氏の10年間の対談をまとめた対談集。当時の掲載媒体も様々。
雑誌を買ってまで読んでいない人間としてはうれしい限りの書籍です。
登美彦氏の考えていること、雰囲気の移り変わりを見るのが楽しいですね。
例えば、最初に掲載されている「劇団ひとり」さんとの対談の頃は、締切や一般勤めとの両立からか、汲々して必死に突っ走っている様子が分かります。
最後の方の「本上まなみ」さんや「綿矢りさ」さんとの対談は、今の雰囲気に近くて、のんびり余裕のある感じがします。
そもそも、少しずつ対談慣れしていく様子も分かりますしね 笑
あ、もちろん、対談の内容も面白かったですよ。
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森見さんは謙虚で頭の良い方なのだなぁと再認識。
万城目さんとは本当に仲良しな様子が伝わってくるし(これまでもブログやツイッターなので楽しく拝見していたのだが)、うすたさんや綾辻さんのお人柄も知れたのが良かった。
森見さんがジャガーさんたちを好きなのも納得だし、綾辻さんがすごく優しそうな方で、なんだか嬉しい気持ちになった。
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森見登美彦氏の本は随分読んだと思っていたけど、そうでもなかったということが、この本を読んで明らかになった。
『太陽の塔』『きつねのはなし』『夜は短し歩けよ乙女』『新釈 走れメロス 他四篇』『恋文の技術』『宵山万華鏡』『ペンギン・ハイウェイ』。
あれ?これだけだった?
時空のねじれによって、デビュー10周年期間を継続されているらしい森見氏の文章に触れるのは『ペンギン・ハイウェイ』ぶりだったらしい。
読み漏らしているものを、早急に何とかせねば。
いろいろな雑誌等で組まれた過去の対談をまとめたこの本は、昔なんとなく読んだような気がするものから、はじめましてなものまで、対談相手もバラエティに富んでいて、さくさく読めてしまう。
内容もまた楽しい。
特に、何といっても万城目学氏との対談はわくわくしてしまった。
これは2007年当時の対談だったけれど、最新版も読んでみたいので、是非また対談して欲しい。
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お、モリミーが対談集を!と楽しみに読み出したのだが、さほど気持ちが盛り上がらない。あれ、おかしいなと思いつつ読み進めていって、そのうち気がついた。話題が京都(特に左京区近辺)に及ぶと楽しいのだが、それ以外はさして興味が湧かないのだ。私は森見氏が書く京都が好きなんだな。
大森望氏や綾辻行人氏も同じようなことを言っていたが、森見登美彦の京都ヘタレ大学生ものには、ずいぶん年齢が離れている読者にも、自分が学生だった頃の空気をありありと思い出させる雰囲気が濃厚に漂っているのだ。そこが突出して好きなのだとわかった。
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森見さんデビューから10年間にこなした対談を集めた一冊。有名作家になると憧れのあの人にも簡単に会えてしまうという職権乱用も用いつつ、様々な舞台で活躍する方々と面白おかしく対談されています。友人の万城目学や綿矢りさとの気の置けない会話も楽しいけれど、大先輩である綾辻幸人や萩尾望都との対談が素敵でした。綾辻さんは大御所なのに謙虚だなあ!大好きな作家同士の対談の幸せたるや。綾辻さんが『有頂天家族』押しなのも嬉しいです。また10年後の『対談集その2』を楽しみにしています。
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森見氏10年間の対談集。
あー森見さんて喋るんだ(笑)
関西では頭のいい人をことを「かしこ」と言ったりします。
「かしこ」やなぁと思うのです。
森見氏は、
もう「かしこ中のかしこ」です。
私が初めて読んだ森見作品は「恋文の技術」でした。
読みながら「この人何者?」
と思ったことをよく覚えています。
最初から最後まで口角上げたまま読みました。
かしこの森見さんは
かしこの回りをまあるいやさしさで囲んでいる人やなぁと思います。
そんな森見さんが見え隠れする対談集でした。
万城目さんとの対談がそこはかとなく面白かった。
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図書館で借りたもの。
特に、
万城目学さん
柴崎友香さん
羽海野チカさん
綿谷りささん
との対談が良かった♡
羽海野先生とは3月のライオンの話も出てて嬉しかった♡
巻末の「小説 今昔対談」が最高でした!
昔の森見さんと今の森見さんの対談(笑)
ご丁寧に顔写真も両方用意してあるのが笑える。
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とても面白かったです。
正直、巻末の「今昔対談」目当てで買っただけで、肝心の対談にはあんまり惹かれていなかったのですが、読み出したら止まりませんでした。
創作を仕事とするいろんな方々の貴重なお話がぎゅっと詰まっていて、お腹いっぱいになる本だと思います。最初で最後じゃなく、また10年後くらいに、こうして対談が本の形になったらいいなあ。
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京都の町を流れる風情と怖さの間にある気持ちの悪さ。昼間は見えなかったものが、おどろおどろしく露わになる気味の悪さ。森見登美彦が醸す一種独特の狂気が様々な著名人との対談を通して形をもって立ち上がってくる。小説を読んでいたときは気づけなかったものに触れ随所でハッとさせられた。とりわけ京都つながりの綾辻行人氏、万城目学氏、綿谷りさ氏との対談は頗る興味深く読んだ。森見氏の新たな真髄を見出せた。
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"<今> だって君はこのあと、十年経ってもまだ腐れ大学生のことを書いてる。
<昔> おいこら、デタラメ言うな。
<今> いや、まさかこんなことになるとは俺も思わなかった。"[p.267_小説 今昔対談」
劇団ひとり
万城目学
瀧波ユカリ
柴崎友香
うすた京介
綾辻行人
神山健治①②
上田誠①②
羽海野チカ
大江麻理子
萩尾望都
飴村行
本上まなみ
綿矢りさ
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登見彦氏のプライベートが見え隠れする対談集です。
大学時代の意外な部活動とか、綾辻行人氏が登見彦氏の大ファンであったりとか。創作のヒミツとか。ファンなら絶対知りたい奥様のこと・・・は詳しく書いてありませんでしたが、奥様が登見彦氏に重要なことを教えたようです。
よく存じ上げない方との対談も多く、正直そこは私にはつまらなかったのですが、最後の「対談」はさすが登見彦氏の真骨頂です。オチも効いていて爽快でした。
余談ですが坂崎千晴さんの書く登見彦氏がいいですね。フジモトマサルさんといい、好きな作家さんと組んだ本は、嬉しい。
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タイトル通り森見登美彦氏の対談集。対談相手が結構バラエティに富んでいて期待したんですが・・・いまいちでした。理由の一つは、結構昔の対談から持ってきているので話が古かったり。森見登美彦氏の著作にしても相手の仕事にしてももうそれだいぶ前のだよなあというのが非常に多い。その二は森見登美彦氏の著作に関する話が多く、それが割とみんな同じような感想。対談なので相手の話が聞きたいのにホストの著作の感想だとかなりかぶってしまってる部分が多いように思いました。その一とも重複するんですが何年も前の対談なので森見登美彦氏もまだそれほど著作が多くないから感想も同じ本が何度もでてくるし。
ところで対談相手によってページ数が全然違うんですが、やっぱり少ないページの人は「話が盛り上がらなかった」ということなんでしょうか?w