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短編集だからとわかってはいるけど、ベタだったりありがちだったり尻切れとんぼだったりと、ちょっと消化不良気味。
しかし、エロに関してはどの作家さんも異様に腕をふるっていてwwおいしくいただきました。
そんな中、一番印象的だったのは英田サキセンセの「夏の果」でした。
短編ながら、高レベルBLで面白かったです。サスペンス仕立てで予想外のトリッキーな展開。ですます調の語り口が主人公の真面目な性格に合っていて、そんな彼が身も心も大胆に変化していくのに圧倒されます。エロ的にも、いつもよりエロ激しくて萌えました。
御堂なな子センセ「偽りの婚礼」は、王族歴史物で下剋上。いつもの甘い作風からするとびっくりなエロスです。でもこれはストーリーの前後がありそうですね…
かわい恋センセ「音姦」は、聴覚からのHが新鮮で萌えました。ドラマCDに慣れ親しんでる身にはツボ設定。ストーリーも鬼畜テイストからのどんでん返しがよかったです。
仁賀奈センセの「恋愛フラグから逃げ出せない」は、BLゲー世界に迷い込んでしまうという発想が面白かったです。知ってる顔がケモ耳になってて4Pとか、ちょっとニヤついてしまいました。
彩寧一叶センセ「愛縄の檻」は座敷牢で緊縛もの。SMちっくでエロエロw
玉木ゆらセンセ「お召し上がりください」は、義兄弟3P。
深月ゆかりセンセ「淫撫の森と、貴人の接吻」は触手&ヴァンパイアもの。
青野ちなつセンセ「ないしょの催淫セラピー」は、お医者さんプレイもの。
宇喜田紅センセ「swich」は、サイコぽい設定でもじんわり愛が芽生えててよかったです。
栗城偲センセ「タイトロープ・ラヴァーズ」は、オネエ攻めで緊縛もありw
櫛野ゆいセンセ「蛇神の姦淫」は、タイトルどおりの生贄ものだったけど、プラス両性具有ものでもあり、クセの強い話なので好き嫌いがあるかも。胸キュンラブでもあるので、私的には好感よりです。