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投稿者:ケロン - この投稿者のレビュー一覧を見る
ゴードン・パークスなる写真家のことは全然知りませんでした。
写真で写した真実で、黒人にとってのつらい現実を変えようとした人。
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かなり淡々とした印象。
政府に雇われて、「何を撮るかは自分で考えろ」といわれた上で、黒人の現実を撮ろうと決め、政府もそれを許して好きなように撮り続けさせたというところに意味があるのだろうな。
可哀想だ、可哀想だという訳では無い、日常そのままの姿を。
しかし、ほんとに伝記絵本増えましたね。
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落ち着いた色合いでスタイリッシュな絵柄で淡々と描く、才人ゴードン・パークスの生涯。貧しい家庭に生まれ、社会の最下層で職を転々としていたパークスは、ある日一台のカメラを手に入れる。そこから彼の人生は大きく変わっていく。
黒人初のヴォーグ誌、ライフ誌の専属カメラマンとなり、ジャーナリスト、詩人、作曲家として活躍。黒人探偵シャフトが活躍する「黒いジャガー」の映画監督としても有名。そうあの「黒いジャガー」の監督、というのを最後に知って思わず声を上げた。海外には実在の人物を題材にした絵本が多いが、そのいずれもが苦難と波乱に満ちた人生を、あたたかくやさしいまなざしで語っている。本書もそんな一冊のひとつ。子供から大人まで心を動かされるに違いない、伝記絵本です。
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キャロル・ボストン ウェザーフォード (著), ジェイミー クリストフ (イラスト), 越前 敏弥 (翻訳)
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[江戸川区図書館]
LIFEやVOGUEのカメラマンとして名を馳せた、黒人カメラマン、ゴードン・パークスの伝記絵本。名前すら知らなかったが、この本で紹介される彼は、とても芸術面で才能に恵まれた人だったらしい。学費稼ぎのバイトの一つとしてピアノ弾きもしていたし、生涯の仕事となったカメラに関しては独学で覚えてその技術と地位を築き上げた。自叙伝をしたためただけでなくその映画監督も自ら、初の黒人監督として行い、更に1971年には「黒いジャガー」という映画監督にもなっている。マーティン・ルーサー・キング・ジュニアに捧げられた「Martin」というバレエの音楽と台本も担当したように、小説や詩、音楽面でも功績を残している。
素朴な絵と語りのこの本は、そこまでの彼の業績については説明していない。ただ、彼の代表作と言われる、エマ・ワトソンを写した写真が撮られるまでの説明と、彼がどのような環境でどのような境遇から何を思ったかが簡単に説明されている。読み聞かせでも使いやすいタイプの本だ。
近年の伝記ものだと「ニューヨークのたからをまもれ!―元ファーストレディ ジャクリーン・ケネディのたたかい」があってそれも思い出したが、あれは字量があったので、"良書"は読み聞かせに、と思う考えだと、この本くらいの方が読みやすくていいな。
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写真家ゴードンパークスの成功物語(絵本)。貧乏で差別を受けていた。ある日ショーウインドーに飾られていたカメラをなけなしのお金で買う。誰にも習わず腕を上げ、ヴォーグやライフで初めての黒人カメラマンとなった。何を見て、感じて、表現していくのか。写真家を目指す人には読んで欲しい一冊。「アメリカン・ゴシック」という写真が有名。
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・黒人で不自由な暮らしを強いられていたゴードンはある日七ドル五十セントの中古カメラを買った。《この買い物が、人生を大きく変えていく。》
・腕を認められてシカゴ、そしてワシントンに移り住んだゴードンは政府に雇われビル清掃員エラと出会いその写真を、黒人たちの写真を撮り続ける。
・そういう人を雇うアメリカ政府もなかなかのもんではありました。
・聞いたことある人物が題名になっていたので読んでみました。