いつも覚悟はできている みんなのレビュー

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投稿者：ささ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

お決まりの事後報告で倫章をぶちギレさせこじらせる。
真崎は毎度毎度…。
事前に相談したらしたで罪悪感を余計抱かせるというのも分かる気がしないでもない。
でも、子供を作るというのはパートナーに黙ってやることでは無いので、倫章にぶちギレられて当然です！
前作で50前後のふたりと章彦の姿が描かれていたので家族としてやっていくのは分かっていても、最大級の騙し討ちをどう乗り越えたのか読めて良かったです。
また、親から放置されてきて親が側にいなくても子供は育つという考えで、章彦を愛せるのかどう接したら良いのか分からない真崎の意識を一瞬で変えさせた倫章はさすがだなと思いました。
それだけ倫章への愛情が深くて、それを倫章も理解しているからこそなんでしょうね。
素敵な結末を迎えられて、またそれを読むことが出来て良かったです。

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投稿者：なつゆき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

いつもシリーズ最終巻
話としてはとっても良かったのだけれど、心情的に納得は出来ないなぁ
何だかんだと言っても子ども(章彦)を大人の都合で利用するために生んだのには間違いないと思う
親の気持ちとか、会社の存続とか生まれてくる子どもには、全く関係ないのに
史彦が一番そういうのを理解している筈なのに、倫章の気持ちを大切にしたい守りたいという気持ちが子どもを作る決心させたのだろうけど・・・
頼子のエゴが発端だし、生まれて来たものは仕方ないけれど、なし崩しに赤ん坊の可愛さに流されてしまったのも不満だなぁ