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みんなのレビュー6件

みんなの評価4.9

評価内訳

  • 星 5 (4件)
  • 星 4 (1件)
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6 件中 1 件~ 6 件を表示

紙の本

トラウマ臨床・研究の最先端であり最高峰を、その歴史と共に学ぶ

2017/02/24 19:05

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るい - この投稿者のレビュー一覧を見る

ハーマンの「心的外傷と回復」が心的外傷(トラウマ)に関する基本書であるとするならばヴァン・デア・コークの本書はもちろんその基本を着実に受け継ぎながら、脳の構造・役割・システムとそれと多様な神経系統によって接続され、呼応する身体感覚のシステムといった科学的な面からそのメカニズムを解き明かそうと試みており、またそういったメカニズムを念頭に置きながら、手探りの臨床の中で従来の治療の常識的な枠組みにとらわれずすべては目の前の患者の回復のために試行錯誤を繰り返していく中で現在効果的と考える手法を丁寧に様々な例を引きながら数多く紹介している、いわば現在における最先端でありそして最高峰の一冊である。この一冊はいわばトラウマ臨床そして研究の歴史と共に歩み、そして刻んできたヴァン・デア・コークの臨床家・研究家としてのこれまでの生涯の歴史の記録そのものであり、それゆえに非常に生き生きとした情熱あふれることばの集合体であると同時にまた非常にわかりやすく、冷静な分析が至るところに精緻にちりばめられている書でもある。間違いなくトラウマ研究の重要なマイルストーンとなるであろう本書を数多くのトラウマに苦しむ人、そしてそんな苦しむ人を支援しようとする人たちに読み、自分なりに理解し自分の思うように実践してみてほしいと心より願う。また、今後も本書を参考にし影響を受けながら更にトラウマ研究が進んでいき、そしてまずは一般的な診断名として発達性トラウマや複雑性PTSDが世界中に正式に認識され定着する日が来ることを、こちらも切に願っている。

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紙の本

トラウマ症状からの回復のために、何が必要なのか。

2018/07/12 20:20

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たまがわ - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者は、精神科医として長年、トラウマの後遺症で苦しむ患者たちに向き合ってきた。
その間、精神医学界の主流な治療法も、時代とともに変化し、
その中で著者が様々な手法を模索し、実践してきた成果が本書である。

そんな著者の経験を元に、脳科学からの考察はもちろんのこと、
精神医学界がこの問題とどう向き合ってきたのか、様々な研究成果、
現代アメリカ人が置かれている過酷な社会状況、今後どうするべきなのか、
そして回復のための数々の技法…、など充実の内容。
中でも、著者が診てきた患者たちの、回復に至る実例が豊富。

引用して紹介したい文章ばかりで、名著と言っていいと思うけれども、
ただし、著者は子供のころに親から適切な関わり方をされなかった子供は、
将来にわたって深刻な悪影響を受け続ける、という主張をしている。
これ自体は、本書を読めば分かるように客観的なデータもあるようだし、
間違った主張とは言えないと思うけれども、
その主張をかなり繰り返しているので、すでに子供のころに虐待を受けてしまった人や、
今現在、子育てに自信を失っている人なども、本書の読者として想定されるなかで、
そんな読者の人たちは、暗い気持ちになってしまうかもしれない、とは思った。

主にトラウマによる悪影響と、そこからの回復について書かれている本だけど、
それだけではない、人間とは何か、社会政策はどうあるべきか、などより広い視野からも読める本。


以下は本書より引用


『ところがPTSDの患者の場合、ストレスホルモン系は、このバランス技ができない。
危険が去ったあとも、闘争/逃走/凍結の信号を発し続け、例の犬たちの場合と同様、正常に戻らない。
そして、ストレスホルモン分泌の継続は、動揺やパニックのかたちで表れ、
長期的には、健康を台無しにする。』

『抗うつ薬の場合について考えてほしい。
もし私たちが思いこまされているほど抗うつ薬が有効なら、
うつ病は私たちの社会では今ごろ些細な問題でしかなくなっていたはずだ。
ところが、抗うつ薬の使用は増え続けているというのに、うつ病の入院患者は減ってはいない。
抑うつ状態を改善するために治療を受ける人の数は過去二〇年間に三倍になり、
今やアメリカ人の一〇人に一人が抗うつ薬を服用している。』

『 トラウマの犠牲者は、自分の体内の感覚になじみ、その感覚と仲良くなって初めて
回復が可能になる。おびえているというのは、いつも警戒している体の中で暮らすことを意味する。
怒っている人は、怒っている体の中で暮らしている。
児童虐待犠牲者の体は、リラックスして安全に感じる方法を見つけるまで、
緊張して自己防衛が過剰であり続ける。』

『一〇万人当たりの収監率が、アメリカでは七八一人であるのに対して、ノルウェーでは七一人、
オランダでは八一人であり、これらの国々の犯罪率はアメリカよりはるかに低く、
医療費はおよそ半分でしかない。』

『 だが日常生活では、まさにそれらの領域が、私たちの自己認識、
すなわち自分は誰なのかという感覚の土台を形作るいっさいの情動と感覚の認識を司っている。
私たちがここで目の当たりにしたのは、なんとも悲しい適応で、
彼らは恐ろしい感覚を遮断しようとして、思う存分生きていると感じる能力まで弱めてしまったのだ。』

『 私たちの研究における最も重要な発見は、次の事実かもしれない。
一九八三年のブロイアーとフロイトの主張とは裏腹に、トラウマを、
それと結びついた感情のいっさいとともに思い出しても、必ずしもトラウマは解消しないのだ。』

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紙の本

トラウマへの対処法

2016/12/07 23:50

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:nakano - この投稿者のレビュー一覧を見る

トラウマの研究の歴史、神経生理学的な成り立ちから治療法、そしてそれぞれの事例までを全般的にまとめてあり、とても興味深く読みました。特に第5部「回復へのさまざまな道」では、『トラウマを引き起こした出来事を「治療する」ことはできないが、対処できるものはある。』として、以降の章で、ヨーガやマインドフルネスの活用、ボディワーク、EMDR、ニューロフィードバック、演劇(!)などの取り組みも事例を交えて紹介されています。600ページ以上の大作ですが、自分は関心がある分野なのでトラウマの仕組みから様々な対応法に引き付けられて、付箋をつけながら読み進めました。トラウマ関連の本は多く出ていますが、全般的な内容を把握したい人にはお勧めです。

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2019/09/15 17:31

投稿元:ブクログ

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2018/10/18 21:55

投稿元:ブクログ

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2018/09/19 15:58

投稿元:ブクログ

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