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紙の本

少年よ、前を向け

2016/11/29 07:33

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

本を読むきっかけはさまざまあるが、書店で見かけて吸い寄せられるようにして読むということもある。
 これまであさのあつこさんの、人気作となった『バッテリー』さえ読んでいないのに、彼女の時代小説を読もうと思ったのは、まさにこの表紙の装画(スカイエマさん)に描かれた少年の笠の下に隠された力強い眼光と、帯に書かれた「止まぬ雨はない。明けぬ夜もない」という惹句に惹かれたからだ。

 主人公は元服にも至っていない14歳の少年伊吹藤士郎。
 事件は藤士郎の父が突然城内で拘束され処罰を受けるところから始まる。
 藩内の豪商との結託という罪状に藤士郎は納得しない。
 切腹を命じられた父に逢うために雨の中を山深く牢屋へと向かう藤士郎。
 父と会えたものの真実は見えてこない。
 ただその場にいた柘植左京が父の死後も藤士郎一家を何かと助けてくれる。
 彼は一体何者なのか。

 14歳の藤士郎にはわからないことばかりだ。
 彼は自分の周りに起こっていることだけでなく、自分というもの、自分が進むべき道すらわからない。
 時代小説とはいえ、14歳の少年を主人公にしたということはあさのさんが読んでもらいたい読者は中学生あたりだろうか。
 現代の中学生に藤士郎のような苦境は理解することは容易ではないが、友情のありようだとか家族とのかかわり、あるいは正義のことなど、この物語から考えることはいくつもある。

 物語は一応決着を見たようでもあるが、藤士郎の進むべき道はまだ終わっていない。
 それをどう終わらすのかは、読者次第だろう。

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